2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社ウチヤマホールディングス
    • 主要事業分野: 介護事業、カラオケ事業、飲食事業、不動産事業、その他(特定技能外国人材支援など)
    • 代表者名: 代表取締役社長 山本武博、経営企画部部長 川上哲緒
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月13日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期 連結)
  • セグメント:
    • 介護事業: 有料老人ホーム、デイサービスセンター、グループホーム、ケアプランセンターの運営、福祉用具の販売・レンタル、障がい児通所支援。
    • カラオケ事業: カラオケ店の展開。
    • 飲食事業: 居酒屋店舗の運営。
    • 不動産事業: 販売用不動産の売買、ビル・住宅等の賃貸・管理及び仲介。
    • その他: 職業訓練事業、職業紹介事業、特定技能外国人材支援業務。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 21,618,800株(うち期末自己株式2,233,258株を含む)
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2025年6月25日
    • IRイベント: 決算補足説明資料作成「有」、決算説明会開催「無」
    • 配当支払開始予定日: 2025年6月26日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月24日

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表の要点:
    • 総資産は前期比62百万円減の31,060百万円。
    • 流動資産は前期比739百万円増の15,736百万円。現金及び預金と売掛金が増加した一方、有価証券が減少。
    • 固定資産は前期比802百万円減の15,323百万円。建物及び構築物と土地、繰延税金資産が減少する一方、投資その他の資産が増加。
    • 負債は前期比1,937百万円減の16,818百万円。短期借入金及び未払法人税等が減少し流動負債が減少、長期借入金及び繰延税金負債が減少し固定負債も減少。
    • 純資産は前期比1,874百万円増の14,242百万円。親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加。
    • 損益計算書の要点:
    • 売上高は29,105百万円(前期比0.9%増)。
    • 営業利益は208百万円(前期比64.6%減)。
    • 経常利益は565百万円(前期比52.4%減)。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益は2,051百万円(前期比858.9%増)。法人税等調整額(益)1,651百万円の計上が大きく影響。
    • キャッシュフロー計算書の要点:
    • 営業活動によるキャッシュ・フローは254百万円の収入(前期は1,986百万円の収入)。税金等調整前当期純利益、減価償却費、減損損失の計上、固定資産売却益や法人税等の支払額が影響。
    • 投資活動によるキャッシュ・フローは1,738百万円の収入(前期は708百万円の支出)。有形固定資産の売却収入、投資有価証券の償還、定期預金の払戻しによる収入が主な増加要因。
    • 財務活動によるキャッシュ・フローは△1,103百万円の支出(前期は△255百万円の支出)。短期借入金の減少額、長期借入金の返済による支出が主な減少要因。長期借入れによる収入は増加要因。
    • 期末現金及び現金同等物残高は10,984百万円(前期比890百万円増)。
  • 収益性:
    • 売上高: 29,105百万円(対前期増減率 +0.9%)
    • 営業利益: 208百万円(対前期増減率 △64.6%)
    • 経常利益: 565百万円(対前期増減率 △52.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,051百万円(対前期増減率 +858.9%)
    • 1株当たり当期純利益: 105円85銭
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 45.8%(前期39.7%から改善)
  • 効率性:
    • 自己資本当期純利益率: 15.4%(前期1.7%から改善)
    • 総資産経常利益率: 1.8%(前期3.9%から低下)
    • 売上高営業利益率: 0.7%(前期2.0%から低下)
  • セグメント別:
    • 利益貢献度: 介護事業が最大の利益貢献。カラオケ事業は損失を計上。
  • 財務の解説:
    • 今期の売上高は微増したが、カラオケ事業と飲食事業は依然として厳しい市場環境下にあり、セグメント利益は大幅に減少した。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は、主に法人税等調整額(益)の計上により大幅な増益となった。
    • 財政状態では、純資産が大きく増加したことにより自己資本比率が改善し、財務の健全性が高まった。
    • キャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローは減少したものの、投資活動によるキャッシュフローが収入超過となり、期末の現金及び現金同等物が増加した。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期実績: 1株あたり年間10.00円(中間5.00円、期末5.00円)
    • 2025年3月期実績: 1株あたり年間10.00円(中間5.00円、期末5.00円)
    • 2026年3月期予想: 1株あたり年間10.00円(中間5.00円、期末5.00円)
  • 特別配当の有無: 特段の記載なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 介護事業: 売上高23,718百万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益1,704百万円(同7.5%増)。介護付ホームの新設や事業譲受、既存施設の統合などにより、営業拠点は118カ所197事業所。平均入居率は93.1%と安定的に推移。
    • カラオケ事業: 売上高4,390百万円(同11.1%減)、セグメント損失311百万円(損失幅は前年同期より縮小)。不採算店舗の退店を進め、店舗数は67店舗に減少。
    • 飲食事業: 売上高646百万円(同1.8%減)、セグメント利益23百万円(同26.5%増)。効率化とコスト削減により収益が改善。店舗数は10店舗。
    • 不動産事業: 売上高279百万円(同20.2%減)、セグメント利益97百万円(同23.9%減)。堅実な賃貸不動産の収益確保に注力。
    • その他: 売上高71百万円(同11.6%増)、セグメント利益53百万円(同39.7%増)。特定技能外国人材の支援業務が好調。
  • セグメント戦略:
    • 介護事業では、地域包括ケアシステムの深化、自立支援・重度化防止、良質なサービス提供、制度の安定性・持続可能性確保の4つの視点に基づき、人材育成のための社内認定資格制度(排泄ケア専門士、認知症ケアリーダー、ケアクリエイター)を導入し、サービスの質向上と職員負担軽減を図っている。
    • カラオケ事業と飲食事業は、コロナ影響からの回復が遅れ、原材料費や人件費等のコスト増によって引き続き厳しい事業環境。
    • 不動産事業は、情報収集の強化と積極的な展開を検討している。
    • その他事業においては、特定技能外国人材の支援業務を通じてコスト削減に取り組んでいる。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 全体戦略としては、事業環境を正確に見極めながら各セグメントの事業戦略を明確化し、効率的な営業と顧客満足度の向上に努める方針。
    • 介護事業を中心に展開地域及び拠点数の拡大、介護周辺事業の開発に注力し、グループ全体の成長を促進。
    • 事業間シナジー(共同仕入れ、人員交流)を最大化し、企業グループとしての特性確立と顧客からの支持獲得を目指す。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 介護事業: 65歳以上の高齢者増加に伴う市場拡大が見込まれており、IT化による介護負担軽減が期待されている。「トリプル改定」による介護報酬改定(プラス1.59%)が実施された。
    • カラオケ・飲食事業: 新型コロナウイルス感染症の影響が完全に収束せず、原材料費や光熱費、人件費の上昇が継続しており、厳しい状況が続いている。

今後の見通し

  • 業績予想: (2026年3月期 連結)
    • 売上高: 29,639百万円(対前期増減率 +1.8%)
    • 営業利益: 591百万円(対前期増減率 +183.7%)
    • 経常利益: 624百万円(対前期増減率 +10.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 272百万円(対前期増減率 △86.7%)
  • リスク要因: 今後の景気回復動向、円安による原材料価格の高騰、エネルギー価格の高騰、国際情勢の不安定化などが、業績に影響を与える可能性がある。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用に伴う会計方針の変更があるが、連結財務諸表への影響はない。
    • 連結損益計算書の表示方法として、「支払手数料」の独立掲記、および「受取手数料」を「その他」に含める変更を実施。
  • その他:
    • 連結子会社であった株式会社ボナーは、2025年1月1日付で吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外された。
    • 従業員へのインセンティブ付与と株主との価値共有を目的とした株式給付信託(J-ESOP)制度を導入している。
    • 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外である。
    • 記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報及び合理的と判断される一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がある。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6059
企業名 ウチヤマホールディングス
URL http://www.uchiyama-gr.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By ジニー

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。