令和7年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 高圧ガス工業株式会社
- 主要事業分野: ガス事業、化成品事業など
- 代表者名: 代表取締役社長 黒木 幹也
- 報告概要:
- 提出日: 令和6年8月9日
- 対象会計期間: 令和7年3月期 第1四半期連結累計期間 (令和6年4月1日~令和6年6月30日)
- セグメント:
- ガス事業: 各種高圧ガスの製造・販売及び関連機器の製造・販売。溶解アセチレン、その他工業ガス、溶接溶断関連機器、容器などの製品を扱う。
- 化成品事業: 接着剤、塗料などの化成品製造・販売。
- その他事業: LSIカード関連及び食品添加物など。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 55,577,526株 (2024年6月30日現在、自己株式を含む)
- (その他に何かあれば追加): 期中平均株式数(四半期累計) 55,203,733株
- 今後の予定:
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表の要点:
- 2024年6月30日時点の総資産は121,141百万円。前連結会計年度末比で956百万円増加。
- 流動資産は63,390百万円。前連結会計年度末比で653百万円減少。棚卸資産は増加したが、現金及び預金が減少。
- 固定資産は57,750百万円。前連結会計年度末比で1,610百万円増加。有形固定資産が増加。
- 負債合計は43,962百万円。前連結会計年度末比で230百万円増加。
- 純資産は77,178百万円。前連結会計年度末比で726百万円増加。利益剰余金が増加。
- 損益計算書の要点:
- 売上高は23,665百万円(前年同期比6.3%増加)。
- 営業利益は1,529百万円(前年同期比15.3%増加)。
- 経常利益は2,052百万円(前年同期比17.8%増加)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は1,388百万円(前年同期比12.8%増加)。
- キャッシュフロー計算書の要点:
- 今期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。減価償却費は609百万円(前年同期比652百万円)。
- 収益性:
- 売上高: 23,665百万円 (前年同期比 +6.3%)
- 営業利益: 1,529百万円 (前年同期比 +15.3%)
- 経常利益: 2,052百万円 (前年同期比 +17.8%)
- 純利益: 1,388百万円 (親会社株主に帰属する四半期純利益、前年同期比 +12.8%)
- 1株当たり利益: 1株当たり四半期純利益 25.15円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 63.1% (前連結会計年度末 63.0%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移:
- 当期実績: 6.46% (営業利益 1,529百万円 ÷ 売上高 23,665百万円)
- 前年同期: 5.95% (営業利益 1,325百万円 ÷ 売上高 22,252百万円)
- セグメント別:
- ガス事業: 売上高 17,296百万円、セグメント利益 1,553百万円
- 化成品事業: 売上高 5,443百万円、セグメント利益 331百万円
- その他事業: 売上高 924百万円、セグメント損失 22百万円
- 全体営業利益に対する貢献度: ガス事業が最も高い。
- 財務の解説:
- 日本経済はインバウンド需要の継続的な拡大により緩やかな回復基調にある一方、為替円安に伴う物価高の影響や中国経済の低迷等、先行きは不透明な状況で推移しています。
- このような環境下で、当社グループは売上高及び各利益段階で増益を達成しました。特に営業利益、経常利益がそれぞれ15.3%、17.8%と大きく伸長しています。
- 総資産、固定資産、負債、純資産は概ね増加傾向にあります。
配当
- 配当実績と予想:
- 令和6年3月期実績: 年間20.00円 (中間9.00円、期末11.00円)
- 令和7年3月期予想: 年間20.00円 (中間10.00円、期末10.00円)
- 特別配当の有無:
- 特別配当の記載はありません。将来の配当可能性への影響については、連結業績予想からの修正がないことから、現時点では予想通りと見込まれます。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- ガス事業:
- 売上高17,296百万円(前年同期比7.0%増加)、営業利益1,553百万円(前年同期比16.8%増加)。
- 溶解アセチレンやその他工業ガスは一部需要減少があったものの、価格改定やLNG新規獲得などにより売上高が増加しました。溶接溶断関連機器、容器も需要回復や新規獲得で売上高を伸ばしました。
- 化成品事業:
- 売上高5,443百万円(前年同期比7.3%増加)、営業利益331百万円(前年同期比37.1%増加)。
- 円安影響や原材料価格高騰が続く厳しい環境でしたが、接着剤(土木用新規案件、建材・紙用需要回復など)や塗料(高機能製品伸長、防水スプレー伸長など)が寄与し、価格改定も相まって増収増益となりました。
- その他事業:
- 売上高924百万円(前年同期比8.9%減少)、営業損失22百万円(前年同期は5百万円の営業損失)。
- LSIカード関連及び食品添加物の需要減少が影響しました。
- セグメント戦略:
- ガス事業: シリンダーガスビジネスの持続的な成長と収益改善を目指し、地域に密着した営業に注力。
- 化成品事業: 仕向け先への製品安定供給と、環境配慮型・高付加価値製品の開発に注力。
中長期計画との整合性
- 令和6年5月15日に公表された通期業績予想に変更はない旨が記載されています。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済はインバウンド需要の継続的な拡大等により緩やかな回復基調にある一方、為替相場の円安進行に伴う物価高の影響で個人消費の伸び悩み、エネルギー価格や原材料価格の高止まりが続いています。
- 中国経済の低迷、米国におけるインフレ再燃懸念等を背景に、先行きは不透明な状況です。
- 高圧ガスや接着剤等の市場は成熟期にあり、需要動向は安定傾向にあると説明されています。
今後の見通し
- 業績予想:
- 令和7年3月期通期連結業績予想 (令和6年5月15日公表値から修正なし):
- 売上高: 100,000百万円 (対前期比 +7.2%)
- 営業利益: 6,600百万円 (対前期比 +15.0%)
- 経常利益: 7,200百万円 (対前期比 +8.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,800百万円 (対前期比 +6.5%)
- 1株当たり当期純利益: 86.36円
- 第2四半期(累計)連結業績予想は売上高48,000百万円、営業利益2,900百万円。
- リスク要因:
- 業績予想は現時点で入手可能な情報及び合理的な前提に基づいていますが、実際の業績は様々な要因により、予想値と大きく異なる可能性があると説明されています。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正が、当第1四半期連結会計期間の期首から適用されましたが、連結財務諸表への影響はありません。
- 有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法に変更しました。これは、長期的かつ安定的な稼働が見込まれる設備の使用実態を適切に反映するためです。この変更により、当第1四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ1億33百万円増加しました。
- その他:
- 決算補足説明資料および決算説明会の開催予定はありません。
- 添付資料の四半期連結財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは実施されています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4097 |
企業名 | 高圧ガス工業 |
URL | http://www.koatsugas.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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