令和6年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
個人投資家の皆様へ
高圧ガス工業株式会社の決算短信より、主要なポイントをまとめました。投資判断はご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 高圧ガス工業株式会社
- 主要事業分野: ガス事業、化成品事業など
- 代表者名: 代表取締役社長 黒木 幹也
- 報告概要:
- 提出日: 令和6年2月14日
- 対象会計期間: 令和5年4月1日~令和5年12月31日(第3四半期連結累計期間)
- セグメント:
- ガス事業: 鉄鋼、自動車、化学、半導体、建設などの多様な産業向けにガス製品を提供しています。カーボンニュートラル社会実現に向けた液化アンモニアや水素ガス供給網整備にも継続して取り組んでいます。
- 化成品事業: 接着剤、塗料、その他化成品を取り扱っています。環境配慮型製品や高付加価値製品の開発に注力しています。
- その他事業: LSIカード関連及び食品添加物などの事業を行っています。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 55,577,526株 (自己株式を含む、令和6年3月期第3四半期末時点)
- 今後の予定:
- 四半期報告書提出予定日: 令和6年2月14日
- IRイベント: 四半期決算補足説明資料および四半期決算説明会は開催の予定はありません。
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産は前連結会計年度末に比べ68億62百万円増加し、1,143億68百万円となりました。
- 流動資産は現金及び預金、売上債権の増加により20億88百万円増加の620億86百万円。
- 固定資産は投資有価証券の時価上昇と有形固定資産の増加により47億74百万円増加の522億82百万円。
- 負債合計は23億10百万円増加の407億46百万円。このうち流動負債は減少、固定負債は増加しました。
- 純資産合計は利益剰余金の増加により45億52百万円増加し、736億22百万円となりました。
- 損益計算書:
- 売上高: 694億59百万円(前年同四半期比2.5%増加)
- 売上総利益: 188億88百万円(前年同四半期比+5.5%)
- 営業利益: 45億43百万円(前年同四半期比16.0%増加)
- 経常利益: 53億円(前年同四半期比17.6%増加)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 36億90百万円(前年同四半期比20.4%増加)
- キャッシュフロー計算書: — (決算短信には記載なし)
- 収益性:
- 売上高: 69,459百万円 (前年同四半期比 +2.5%)
- 営業利益: 4,543百万円 (前年同四半期比 +16.0%)
- 経常利益: 5,300百万円 (前年同四半期比 +17.6%)
- 純利益: 3,690百万円 (前年同四半期比 +20.4%)
- 1株当たり四半期純利益: 66円86銭 (前年同四半期 55円49銭)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 63.7% (前年同期 63.6%)
- 負債比率: 55.3% (負債合計 40,746百万円 / 純資産合計 73,622百万円)
- 流動比率: 226.3% (流動資産 62,086百万円 / 流動負債 27,433百万円)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 第3四半期累計 6.54% (前年同四半期累計 5.78%)
- セグメント別:
- ガス事業: 売上高 50,882百万円、セグメント利益 4,494百万円。
- 化成品事業: 売上高 15,769百万円、セグメント利益 975百万円。
- その他事業: 売上高 2,807百万円、セグメント利益 10百万円。
- 連結営業利益4,543百万円のうち、ガス事業が約98.9%を、化成品事業が約21.5%を占め、その他事業は0.2%を占めます。 (セグメント利益の合計は調整前利益であり、調整額を考慮するとガス事業の利益貢献度が最も高くなっています。)
- 財務の解説:
- 日本経済は社会経済活動の正常化により緩やかな回復が見られましたが、中国経済の先行き懸念や不安定な国際情勢、原材料・エネルギー価格の高止まり、円安を背景とした物価上昇などの影響により、不透明な状況で推移しました。このような状況下で、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも増加しました。
- 財政状態では、総資産が増加し、特に流動資産においては現金及び預金と売上債権が増加しました。固定資産も投資有価証券の時価上昇と有形固定資産の増加により増加しています。負債は総額で増加しましたが、流動負債は減少、固定負債は増加しました。純資産は利益剰余金の増加により増加しています。
配当
- 配当実績と予想:
- 5年3月期 期末配当: 10円00銭 (年間合計: 18円00銭)
- 6年3月期 第2四半期末配当: 9円00銭 (実績)
- 6年3月期 期末配当予想: 9円00銭 (年間合計予想: 18円00銭)
- 特別配当の有無: 直近に公表されている配当予想からの修正はありません。特別配当に関する特別な記載はありません。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- ガス事業: 原材料の供給制限は緩和するも、鉄鋼、自動車、化学、半導体、建設など全般で需要回復が鈍い状況でした。「溶解アセチレン」は建設・土木向け出荷減少があったものの、造船業界向け回復と原材料価格上昇による価格改定で売上高が増加。「その他工業ガス等」は、需要減少や販売価格下落により減少しましたが、原材料価格上昇による価格改定で前年並みとなりました。「溶接溶断関連機器」は、設備工事や工作機械等の受注減少により売上高が減少しました。
- 化成品事業: 原材料・エネルギー価格の高止まりが続く状況でした。「接着剤」は、新製品開発による販売増加があったものの、需要減少により売上高が減少しました。「塗料」は、一部製品の販売は伸長しましたが、需要減少が見られた製品もあり売上高が減少しました。
- その他事業: LSIカード関連及び食品添加物の需要が増加し、価格改定も寄与して売上高が増加しました。前年同期は営業損失でしたが、黒字に転換しました。
- セグメント戦略:
- ガス事業では、シリンダーガスビジネスの持続的な成長と収益改善、生産・販売体制の見直し、地域密着営業に努めています。カーボンニュートラル社会実現に向けた液化アンモニアや水素ガス等の供給網整備にも継続して取り組んでいます。
- 化成品事業では、仕向け先への製品の安定供給、新しい技術の開発、環境配慮型水性接着剤や高耐候性塗料などの環境にやさしく付加価値の高い製品づくりに努めています。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: — (決算短信に中期経営計画に関する具体的な進捗状況や目標達成可能性の記載はありません。)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: — (決算短信に同業他社との比較や相対的な位置付けの記載はありません。)
- 市場動向: 原材料価格やエネルギー価格の高止まり、円安、中国経済の先行き懸念、不安定な国際情勢など、全体として不透明な状況が続いております。需要回復はゆるやかです。
今後の見通し
- 業績予想:
- 令和6年3月期の通期連結業績予想(令和5年4月1日~令和6年3月31日)は、令和5年5月12日に公表した内容から変更ありません。
- 売上高: 95,000百万円 (対前期比 +3.8%)
- 営業利益: 5,700百万円 (対前期比 +11.4%)
- 経常利益: 6,100百万円 (対前期比 +5.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,100百万円 (対前期比 +4.0%)
- 1株当たり当期純利益: 73円77銭
- リスク要因: 業績予想は現時点で入手可能な情報及び合理的な判断に基づくものですが、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
重要な注記
- 会計方針:
- 当第3四半期連結累計期間における重要な子会社の異動を伴う特定子会社の異動はありません。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用はありません。
- 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はありません。
- その他:
- 本四半期決算短信は、公認会計士又は監査法人による四半期レビューの対象外です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4097 |
企業名 | 高圧ガス工業 |
URL | http://www.koatsugas.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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