2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社秋田銀行
- 主要事業分野: 銀行業務、リース業務、保証業務などの金融サービス
- 代表者名: 取締役頭取 芦田 晃輔
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月12日
- 対象会計期間: 連結 2024年4月1日~2025年3月31日
- その他: 決算補足説明資料作成の有無:有、決算説明会開催の有無:有
- セグメント:
- 銀行業務: 当行本店ほか支店96か店、出張所1か店において、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、公共債・投資信託・保険商品の窓口販売業務などを行う、グループの中心的な業務。
- リース業務: 子会社1社においてリース業務などを行う。
- その他の業務: 子会社6社において、地域活性化支援業務・経営コンサルティング業務、地域商社業務、ファンドの組成・運営業務、個人ローン信用保証業務、クレジットサービス業務などを行う。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 18,093,643株 (2025年3月31日時点)
- その他: 期末自己株式数 382,432株 (2025年3月31日時点)、期中平均株式数 17,674,052株 (2025年3月31日時点)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年5月12日 (提出日)
- 株主総会: 2025年6月25日 (定時株主総会開催予定日)
- IRイベント: 決算説明会開催の有無:有 (具体的な日程は決算短信に記載なし)
- その他: 配当支払開始予定日 2025年6月26日、有価証券報告書提出予定日 2025年6月24日
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表 (連結):
- 総資産は3兆4,603億円と前期比で減少。
- 純資産は1,570億円と前期比で減少。
- 預金は3兆1,295億円と前期比で増加。
- 貸出金は2兆573億円と前期比で増加。
- 有価証券は8,713億円と前期比で増加。
- その他有価証券評価差額金は△124億円と大幅に悪化。
- 損益計算書 (連結):
- 経常収益は522億円と前期比22.1%増加。
- 経常利益は91億円と前期比38.2%増加。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は56億円と前期比24.6%増加。
- キャッシュフロー計算書 (連結):
- 営業活動によるキャッシュフローは△1,455億円の支出超。
- 投資活動によるキャッシュフローは△728億円の支出超。
- 財務活動によるキャッシュフローは△14億円の支出超。
- 現金及び現金同等物期末残高は4,638億円と前期比で減少。
- 貸借対照表 (連結):
- 収益性 (連結):
- 売上高 (経常収益): 52,214百万円 (前年同期比 22.1%増)
- 経常利益: 9,121百万円 (前年同期比 38.2%増)
- 純利益 (親会社株主に帰属する当期純利益): 5,662百万円 (前年同期比 24.6%増)
- 1株当たり当期純利益: 320.37円 (前期 258.15円)
- 財務安全性 (連結):
- 自己資本比率: 4.5% (前期 4.8%)
- 不良債権比率(単体): 2.71% (前期末比 0.08ポイント上昇)
- 効率性 (連結):
- 売上高営業利益率の推移 (経常利益率): 17.4% (前期 15.4%)
- 自己資本当期純利益率: 3.4% (前期 2.8%)
- ROA(単体): 0.31% (前期 0.18%)
- ROE(単体): 4.00% (前期 3.03%)
- セグメント別 利益貢献度 (連結):
- 銀行業務: セグメント利益 9,372百万円
- リース業務: セグメント利益 121百万円
- その他: セグメント利益 309百万円
- 財務の解説:
- 国内経済は自然災害等の影響もあり一部に遅れが見られたものの、緩やかに回復。年度後半には個人消費の伸び悩みが見られたが、デジタル化・省力化投資などの設備投資は緩やかに増加。円安の影響で訪日外国人客数はコロナ禍前を上回り、サービス輸出や輸出は堅調に推移。人手不足を背景に賃金は増加傾向。
- 秋田県内経済は物価高や原材料高の影響を受け、回復に遅れが見られた。
- 金融面では、日銀による政策金利引き上げにより短期金利が上昇し、新発10年物国債利回りも上昇。日経平均株価は史上最高値を更新したが、金融市場の混乱によるリスク回避の動きも見られた。為替相場は円安が進行し、その後一時的に円高になったが、年度末には円安方向に推移。
- 経常収益は資金運用収益の増加と株式等売却益の増加により522億円に増加。
- 経常費用は国債等債券売却損・償還損の増加により430億円に増加。
- これにより、経常利益は91億円、親会社株主に帰属する当期純利益は56億円となった。
- 総預金は個人預金や公金預金の増加により微増、貸出金は事業先向け貸出の増加により増加。
- 有価証券は国債の増加により増加。
- 純資産は株主資本合計は増加したものの、その他有価証券評価差額金の減少により減少。
- キャッシュフローは営業活動、投資活動、財務活動のいずれも支出超となった。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期実績: 中間配当45円、期末配当60円、年間配当105円 (配当性向32.7%)
- 2025年3月期予想: 中間配当75円、期末配当75円、年間配当150円 (配当性向40.8%)
- 特別配当の有無:
- 特別配当に関する明確な記載は確認できませんでした。
- 将来の配当可能性への影響: 配当政策の基本方針として、安定的な配当維持に加え、配当性向を「親会社株主に帰属する当期純利益の40%以上」(従来の30%以上から修正)を目標とし、利益成長を通じた一株当たり配当金の増加を目指す方針。自己株式の取得も機動的に実施する。
セグメント別情報
- セグメント別状況 (連結):
- 銀行業務:
- 売上高 (経常収益): 45,629百万円 (前連結会計年度比 93億16百万円増)
- 収益構成・収益貢献度: セグメント利益 9,372百万円 (前連結会計年度比 29億29百万円増)
- リース業務:
- 売上高 (経常収益): 5,672百万円 (前連結会計年度比 4億34百万円増)
- 収益構成・収益貢献度: セグメント利益 121百万円 (前連結会計年度比 1億33百万円減)
- 銀行業務:
- セグメント戦略:
- 「地域共栄」の経営理念のもと、主に銀行の営業店を窓口とした総合金融サービスを提供している。
- 地域のお客さまが直面する課題解決に積極的に取り組み、地域経済の成長に貢献し、持続可能なビジネスモデル構築を進める方針である。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 2030年を展望する秋田銀行グループVISION「価値をつくる。未来へつなぐ。」の実現に向けた3つの基本方針に基づき、各種施策に取り組んでいる。
- 配当性向目標を従来の30%以上から40%以上へ修正し、利益成長を通じた一株当たり配当金の増加を目指す方針は、株主還元へのコミットメントを高めるものと捉えられます。具体的な進捗状況や目標達成の可能性についての詳細な数値目標の記載は確認できませんでした。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社との具体的な業績比較は決算短信には記載されていません。
- 市場動向:
- 国内経済は一部産業で回復の遅れが見られるものの、全体としては緩やかに回復している。
- 金利上昇局面、株価の変動、為替の円安基調が続いた。
- 秋田県内の経済は、物価高や原材料高の影響を受け、回復に遅れが見られる。
今後の見通し
- 業績予想 (連結 – 2026年3月期):
- 経常利益: 9,800百万円 (2025年3月期比 +600百万円、+7.4%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 6,500百万円 (2025年3月期比 +800百万円、+14.8%増)
- リスク要因:
- 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があるとの記載があります。具体的には為替や原材料価格、規制環境などの外部要因が業績に影響を与える可能性があります。
重要な注記
- 会計方針:
- 期中における連結範囲の重要な変更: 無
- 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示: 無
- その他:
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8343 |
企業名 | 秋田銀行 |
URL | http://www.akita-bank.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 銀行 – 銀行業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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