2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ダイショー
- 主要事業分野: 食品事業(主に液体・粉体調味料の製造および販売)
- 代表者名: 松本 洋助(代表取締役会長)
- 報告概要:
- 提出日: 2024年5月13日
- 対象会計期間: 2023年4月1日~2024年3月31日(2024年3月期)
- セグメント:
- 各事業セグメントの名称と概要: 当社は食品事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載は省略されています。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 9,868,800株
- 今後の予定:
- 決算発表: 2024年5月13日 (決算短信提出日)
- 株主総会: 2024年6月27日 (定時株主総会開催予定日)
- IRイベント: 決算補足説明資料作成の有無:無、決算説明会開催の有無:無
- (その他に何かあれば追加) 配当支払開始予定日: 2024年6月28日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表要点:
- 総資産は16,393百万円(前期末比 1,041百万円増加)。流動資産(50.5%)は売掛金、現金及び預金が増加。固定資産(49.5%)は機械及び装置、リース資産が減少。
- 純資産は9,538百万円(前期末比 447百万円増加)。当期純利益の計上により利益剰余金が増加。
- 負債は6,855百万円(前期末比 593百万円増加)。流動負債(73.1%)は未払金、未払法人税等、買掛金が増加。固定負債(26.9%)はリース債務が減少。
- 損益計算書要点:
- 売上高は25,351百万円(前期比 8.5%増)。
- 営業利益は890百万円(前期比 83.6%増)。
- 経常利益は901百万円(前期比 81.0%増)。
- 当期純利益は599百万円(前期比 92.7%増)。
- キャッシュフロー計算書要点:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは975百万円の純収入(前期比 482百万円増加)。税引前純利益の増加、未払金や仕入債務の増加が主な要因。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは△233百万円の純支出(前期比 444百万円支出減)。有形固定資産の取得による支出が主な要因。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは△414百万円の純支出(前期比 36百万円支出減)。リース債務の返済や配当金支払いが主な要因。
- 現金及び現金同等物の期末残高は2,526百万円(前期末比 329百万円増加)。
- 収益性:
- 売上高: 25,351百万円(対前期増減率 +8.5%)
- 営業利益: 890百万円(対前期増減率 +83.6%)
- 経常利益: 901百万円(対前期増減率 +81.0%)
- 純利益: 599百万円(対前期増減率 +92.7%)
- 1株当たり利益: 62円06銭
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 58.2%(2024年3月期、前期 59.2%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 3.5%(2024年3月期、前期 2.1%)
- セグメント別:
- 利益貢献度など: 単一セグメントのため記載なし。
- 財務の解説:
- 財務諸表の内容や業績の背景の説明:
- 売上高・各利益は、製品価格改定の効果に加え、適正な価格設定と付加価値のある製品開発を軸とした収益力改善への取り組みが奏功した結果、大幅な増益となりました。
- 財務状態としては、総資産・純資産ともに増加し、自己資本比率は微減ながらも高水準を維持しています。営業キャッシュフローが大幅に増加し、期末現金残高の増加に貢献しています。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 中間配当 9.00円、期末配当 9.00円、年間配当 18.00円
- 2025年3月期(予想): 中間配当 9.00円、期末配当 9.00円、年間配当 18.00円
- 特別配当の有無: 特別配当の記載はありません。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 当社は食品事業の単一セグメントです。
- 液体調味料群: 売上高189億70百万円(前期比10.5%増)。「秘伝焼肉のたれ」を中心とした焼肉のたれ類、及び「名店監修」シリーズのまぜそばの素が好調に推移し、鍋スープでは「名店監修鍋スープ天下一品京都鶏白湯味」が好調に寄与しました。業務用製品も精肉向けが好調でした。
- 粉体調味料群: 売上高39億69百万円(前期比6.2%増)。「味・塩こしょう」の販売促進、業務用製品の総菜向けが売上を伸ばしました。
- その他調味料群: 売上高24億11百万円(前期比2.2%減)。コロナ禍の反動減により「スープはるさめ」などの販売環境が厳しく推移しました。
- セグメント戦略:
- 小売用調味料市場: 主力製品の売上拡大、消費者の多様なニーズを捉えた価値ある製品開発、魅力的販促・広告活動の強化。
- 業務用調味料市場: 消費者のライフスタイル変化に対応したメニュー開発・提案、販売チャネル(スーパー、ドラッグストア、コンビニエンスストア)の拡充。
- 海外販売体制: 世界市場の拡大に対応し、海外販売体制を一層強化。
- 全体: 製造能力の拡大と鍋スープを中心とした販売の持続的成長により、業績伸展と企業価値向上を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 2025年3月期までの中期経営計画に沿い、「次世代を切り開くダイショーらしさ」を確立し、企業価値向上、成長持続を目指しています。特に今期は、適正な価格を意識し、付加価値のある製品開発や価格改定を軸とした収益力改善に取り組みました。
- 新しいビジョン『“楽しい味”で世界にプラスを。』に向かって、ファンを大切にする会社づくりを目指す方針です。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済は政府主導の賃上げ政策により所得環境が改善し、景気は緩やかに回復しています。
- 一方で、世界的な金融引き締めによる円安継続や物価高が暮らしに影響を与えています。
- 食品業界は原材料価格や労働コストの上昇が続き、厳しい経営環境です。
- 日本の人口減少による市場縮小、核家族化や単独世帯の増加、共働き世帯の増加、調理スタイルの変化など、食生活環境にも変化が見られます。
- 消費者の生活防衛意識、節約志向、食の安全への要求の高まり、食品ロスや物流危機などの課題にも取り組む必要があります。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期(通期予想):
- 売上高: 26,200百万円(対前期増減率 +3.3%)
- 営業利益: 740百万円(対前期増減率 △16.9%)
- 経常利益: 730百万円(対前期増減率 △19.0%)
- 当期純利益: 460百万円(対前期増減率 △23.2%)
- 1株当たり当期純利益: 47円66銭
- リスク要因:
- 業績見通し等の将来に関する記述は、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。具体的なリスク要因の明示はありませんが、市場動向として物価高、円安、人口減少等の影響が言及されています。
重要な注記
- 会計方針:
- 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
- ①以外の会計方針の変更:無
- 会計上の見積りの変更:無
- 修正再表示:無
- その他:
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。
- 業績予想の適切な利用に関する説明として、将来に関する記述には様々な要因により大きく異なる可能性がある旨が特記事項として記載されています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2816 |
企業名 | ダイショー |
URL | http://www.daisho.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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