2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
企業概要:
- 企業名: HSホールディングス株式会社
- 主要事業分野: 主として、海外での金融業を営むグループ会社(銀行関連事業)で構成され、その他にリユース事業を展開。
- 代表者名: 代表取締役社長 原田 泰成
報告概要:
- 提出日: 2024年7月29日
- 対象会計期間: 2025年3月期 第1四半期(2024年4月1日から2024年6月30日まで)
セグメント:
- 銀行関連事業: モンゴル、キルギス、ロシア連邦における金融事業を展開。ハーン銀行、キルギスコメルツ銀行、ソリッド銀行などが主要な会社。
- リユース事業: 株式会社STAYGOLDによる中古品の買取・販売。
- その他事業: 当社(HSホールディングス)およびH. S. International (Asia) Limited。主にグループ会社からの受取配当金による。
発行済株式:
- 発行済株式数: 40,953,500株(2025年3月期 第1四半期末、自己株式を含む)
- 時価総額: –(記載なし)
- その他: 自己株式数 10,857,318株(2025年3月期 第1四半期末)、期中平均株式数 30,096,182株(2025年3月期 第1四半期累計)
今後の予定:
- 決算発表: –(記載なし)
- 株主総会: –(記載なし)
- IRイベント: –(記載なし)
- その他: 連結業績予想および予想配当額については、市場環境の変動や金利動向など、事業を取り巻く環境が大きく影響を受けるため、合理的に算出することが困難であり、現時点では開示されていません。開示が可能になった時点で速やかに開示する方針です。
財務指標
財務諸表要点:
- 貸借対照表 (2025年3月期 第1四半期末 vs 2024年3月期末):
- 総資産: 102,632百万円(前期末比 3,858百万円増加)。主に現金及び預金、貸出金の増加によるものです。
- 純資産: 77,925百万円(前期末比 5,509百万円増加)。主に利益剰余金および為替換算調整勘定の増加によるものです。
- 損益計算書 (2025年3月期 第1四半期累計 vs 前年同期間):
- 営業収益: 9,127百万円(前年同期間比 64.5%減)
- 営業利益: △28百万円(前年同期間 5,782百万円から赤字転落)
- 経常利益: 3,733百万円(前年同期間比 41.2%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 3,071百万円(前年同期間比 56.2%増)
- キャッシュフロー計算書: 当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていません。
収益性:
- 売上高(営業収益): 9,127百万円
- 営業利益: △28百万円
- 経常利益: 3,733百万円
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 3,071百万円
- 1株当たり四半期純利益: 102.06円(前年同期間 62.94円)
財務安全性:
- 自己資本比率: 75.4%(2025年3月期 第1四半期末、前年同期 72.8%から上昇)
- 負債比率: 約31.7%(負債合計24,707百万円 / 純資産合計77,925百万円)
- 流動比率: 約337.2%(流動資産合計35,628百万円 / 流動負債合計10,565百万円)
効率性:
- 総資産回転率: 約0.088(営業収益 9,127百万円 / 総資産 102,632百万円)
- 売上高営業利益率の推移:
- 2025年3月期 第1四半期: 約△0.3%
- 2024年3月期 第1四半期: 約22.5%
セグメント別(利益貢献度など):
- 銀行関連事業: 営業損失44百万円。営業収益は738百万円でした。
- リユース事業: 営業利益100百万円。営業収益は8,386百万円でした。
- その他事業: 営業利益6,054百万円。営業収益は6,173百万円でした。
財務の解説:
今期の営業収益、営業利益、経常利益が前年同期比で大幅に減少しているのは、前回まで連結子会社であったハーン銀行が、モンゴル銀行法の改正により今期より持分法適用会社となったことを反映しています。これにより、ハーン銀行の業績が営業外収益の「持分法による投資利益」として計上される形式に変わりました。
一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益は増加しており、これは主にモンゴル銀行法の改正に伴う税効果会計の調整(法人税等調整額として約8億円の益を計上)が主な要因です。
総資産は増加し、特に現金及び預金、貸出金が増加しました。純資産も増加し、自己資本比率も向上しています。
配当
配当実績と予想:
- 2024年3月期 期末配当: 10.00円
- 2025年3月期 年間配当予想: 未定(業績予想と同様に、合理的に算出することが困難なため)
特別配当の有無:
- 特別配当は含まれていません。将来の配当可能性についても、現時点では未定です。
セグメント別情報
セグメント別状況:
- 銀行関連事業:
- 営業収益は7億38百万円、営業損失は44百万円となりました。前年同期間はハーン銀行が全部連結されていたため、大幅な減収減益となっています。ただし、持分法適用関連会社であるハーン銀行およびソリッド銀行の業績は好調であり、それらを含む経常利益は28億53百万円となりました。
- ハーン銀行(モンゴル): 国内消費、鉱工業生産、石炭・金輸出の増加に支えられ、モンゴル経済が高成長を続けています。低金利融資の景気対策や金利上昇による資金運用収益の増加により、預金・融資残高が増加し、増収増益となりました。
- キルギスコメルツ銀行(キルギス): 高金利環境下で個人向け融資を拡大しました。金利収入は増加したものの、ITシステム費用や貸倒引当金の積み増しにより、最終損益は赤字となりました。
- ソリッド銀行(ロシア連邦): 国内消費に支えられ経済は堅調に推移。純金利収入が増加し、国際業務の見直しや外為取引拡大により増収増益となりました。
- リユース事業:
- 営業収益は83億86百万円(前年同期間比14億7百万円増)、営業利益は1億0百万円(前年同期間比23百万円減)となりました。新規店舗の増加に加え、時計やバッグの販売が好調で売上高は大幅に増加しましたが、事業拡大に伴う人員・店舗・システム費用増加により経費が増加し、営業利益は微減となりました。
- その他事業:
- 営業収益は61億73百万円(前年同期間比61億69百万円増)、営業利益は60億54百万円(前年同期間は営業損失1億82百万円)となりました。これは主に、当社単体の関係会社からの受取配当金によるものです。
セグメント戦略:
- 銀行関連事業: 各銀行は、高成長市場でのデジタルバンキングサービス推進、融資残高の増加、リスク管理・コンプライアンス体制強化、預金基盤の安定化、業務効率向上などに努めます。
- リユース事業: インバウンド消費の回復や国内需要の強さを背景に、積極的な販売拡大を目指し、新規出店も行われました。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 具体的な進捗状況については触れられていませんが、モンゴル銀行法の改正により、ハーン銀行の持株比率が今後さらに減少する可能性があり、その場合、当社グループの連結業績(経常損益以降)に重大な影響を及ぼす可能性があると注記されています。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: –(記載なし)
- 市場動向:
- モンゴル経済: 国内消費・鉱工業生産・輸出増加により実質GDPが高成長。インフレ率は鈍化傾向。銀行業界の融資残高は大幅に増加。
- キルギス経済: 全ての主要業種で成長。インフレ率は鈍化。
- ロシア経済: 国内消費に支えられ堅調な成長を続けるも、高金利環境が継続。
- リユース市場: SDGsやフリマアプリの普及により市場規模が拡大しており、今後も成長が見込まれる状況です。
今後の見通し
- 業績予想: 国内外の市場環境の変動や金利動向、海外の経済環境(ロシア・ウクライナ情勢、中国経済の減速など)からの影響を大きく受けるため、合理的に業績予想を行うことが困難であり、現時点では開示されていません。
- リスク要因: 為替変動、原油価格変動、経済制裁などの国際情勢の緊迫化が、今後の業績に大きな影響を与える可能性があります。特に、モンゴル銀行法の改正により、ハーン銀行の持株比率が将来的にさらに減少し、連結業績(経常損益以降)に影響を及ぼす可能性が継続的なリスク要因として挙げられています。
重要な注記
- 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正に伴い会計方針が変更されましたが、当四半期連結財務諸表への影響はありません。
- その他: モンゴル銀行法の改正により、銀行の株式保有割合が20%以内に制限され、これによりハーン銀行は連結子会社から持分法適用関連会社に変更となりました。今後、当社のハーン銀行議決権比率がさらに減少した場合、連結業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8699 |
企業名 | HSホールディングス |
URL | http://www.sawada-holdings.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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