2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ
- 主要事業分野: ファインケミカル、難燃剤、ヘルスサポート
- 代表者名: 杉之原祥二 (代表取締役会長兼社長)
- URL: https://mcps.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月14日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
- 上場取引所: 東証
- コード番号: 4360
- セグメント:
- ファインケミカル事業: 機能性材料、医薬品とそれらの中間体に関連する事業
- 難燃剤事業: プラスチック用難燃剤とそれらの関連製品に関連する事業
- ヘルスサポート事業: 人工透析用原料、抗菌剤原料に関連する事業
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 8,625,000株 (2025年3月31日時点、自己株式を含む)
- 自己株式数: 519,810株 (2025年3月31日時点)
- 期中平均株式数: 8,081,726株 (2025年3月31日)
- 今後の予定:
- 決算発表: 該当期間の発表は完了
- 株主総会: 2025年6月30日 (予定)
- IRイベント: 決算補足説明資料作成の有無:なし、決算説明会開催の有無:なし
- その他: 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月25日、配当支払開始予定日: 2025年6月16日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表 (2025年3月31日時点):
- 総資産: 12,646百万円 (前連結会計年度末比 1,452百万円減少)。主な要因は減損損失計上に伴う有形固定資産の減少、および現金及び預金の減少。
- 純資産: 10,305百万円 (前連結会計年度末比 944百万円減少)。主な要因は利益剰余金の減少。
- 負債合計: 2,340百万円 (前連結会計年度末比 508百万円減少)。主な要因は原材料仕入等に伴う買掛金の減少。
- 損益計算書 (2024年4月1日~2025年3月31日):
- 売上高: 9,304百万円 (前年同期比 △3.9%減)
- 営業利益: △342百万円 (営業損失、前年同期は△105百万円の営業損失)
- 経常利益: △275百万円 (経常損失、前年同期は△10百万円の経常損失)
- 純利益 (親会社株主に帰属する当期純利益): △895百万円 (当期純損失、前年同期は82百万円の当期純利益)
- 特別損失: 減損損失 516百万円を計上。
- キャッシュフロー計算書 (2024年4月1日~2025年3月31日):
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 108百万円の資金獲得 (前年同期は△118百万円の資金使用)。主な要因は売上債権の回収。
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △489百万円の資金使用 (前年同期は△231百万円の資金使用)。主な要因は有形固定資産の取得。
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △126百万円の資金使用 (前年同期は△75百万円の資金使用)。主な要因は配当金の支払い。
- 現金及び現金同等物期末残高: 2,767百万円 (前連結会計年度末比 519百万円減少)。
- 収益性:
- 売上高: 9,304百万円 (前年同期比 △3.9%減)
- 営業利益: △342百万円 (営業損失)
- 経常利益: △275百万円 (経常損失)
- 純利益: △895百万円 (当期純損失)
- 1株当たり利益: △110.77円 (1株当たり当期純損失)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 81.5% (前連結会計年度末 79.8%)
- 流動比率: 412.9% (流動資産9,045百万円 / 流動負債2,190百万円)
- 効率性:
- 総資産回転率: 0.73回 (2025年3月期) / 0.69回 (2024年3月期)
- 売上高営業利益率: △3.7% (2025年3月期) / △1.1% (2024年3月期)
- セグメント別:
- ファインケミカル事業: セグメント利益603百万円 (全セグメント利益729百万円の約82.7%を貢献)
- 難燃剤事業: セグメント利益72百万円 (約9.9%を貢献)
- ヘルスサポート事業: セグメント利益54百万円 (約7.4%を貢献)
- 財務の解説:
- 当連結会計年度は、売上高および各段階利益が前年同期比で減少し、特に難燃剤事業の収益状況の悪化が影響しました。
- 生産設備等の減損損失を特別損失に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しました。
- 総資産は減損損失計上による有形固定資産の減少や現金及び預金の減少により減少しました。
- 営業キャッシュフローは資金獲得に転じましたが、投資活動によるキャッシュフローは有形固定資産の取得により資金使用が継続しました。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 中間配当7.50円、期末配当7.50円、年間配当15.00円
- 2025年3月期: 期末配当5.00円、年間配当12.50円 (当初計画より2.50円減額)
- 2026年3月期 (予想): 中間配当5.00円、期末配当5.00円、年間配当10.00円
- 特別配当の有無: 特段の記載はありません。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- ファインケミカル事業:
- 売上高: 3,933百万円 (前年同期比 0.7%増)
- 収益構成: セグメント利益603百万円 (前年同期比 2.0%減)
- 概要: 半導体市況の回復と海外向けヨウ素化合物の販売増加により、連結子会社株式譲渡による売上減を補い、売上高は前年同期比で微増となりました。
- 難燃剤事業:
- 売上高: 3,974百万円 (前年同期比 9.4%減)
- 収益構成: セグメント利益72百万円 (前年同期比 79.3%減)
- 概要: 国内・中国市場の低迷が継続し、売上高・営業利益ともに前年同期より減少しました。生産設備の回収可能性が低下したため、減損損失を特別損失に計上しました。
- ヘルスサポート事業:
- 売上高: 1,395百万円 (前年同期比 0.1%増)
- 収益構成: セグメント利益54百万円 (前年同期比 12.6%減)
- 概要: 一部製品の終売により販売数量は減少しましたが、主力の人工透析用薬剤原料の需要は安定して推移し、売上高は前年同期比でほぼ横ばいとなりました。
- セグメント戦略:
- 早期の収益回復を最重要課題と位置づけ、販売価格の見直しや事業ポートフォリオの再構築を進めます。
- ファインケミカル事業においては、成長戦略として半導体関連製品の受託拡大に向けた投資を積極的に推進しており、福山工場における金属管理技術関連設備の稼働を2026年度内に目指しています。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 添付資料には中期経営計画の具体的な言及はありませんが、ファインケミカル事業における半導体関連製品の受託拡大に向けた投資は、将来の成長戦略に沿った動きであると捉えられます。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 全体: わが国経済は、国内外の混沌とした情勢の中でも、国内の雇用・所得環境の改善等により穏やかな回復基調で推移しました。
- ファインケミカル: 電子材料製品や工業薬品、医薬関連製品の需要は堅調に推移。特に半導体分野が回復し、医薬分野やヨウ素関連製品の海外販売も好調でした。
- 難燃剤: 海外では円安が追い風となり一部プラスチック用難燃剤の販売は増加傾向ですが、中国内需の低調や米国政府の政策により先行き不透明な状況が継続しています。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期の連結業績予想については、米国関税措置等未確定要素を踏まえ、現時点では開示されていません。影響が判明次第速やかに公表する方針です。
- リスク要因:
- 米国関税措置等の未確定要素が業績に影響を与える可能性があります。
- 主要事業における市場動向(特に難燃剤事業における中国内需や米国政府の政策)は引き続き不透明要因です。
重要な注記
- 会計方針:
- 期中における連結範囲の重要な変更: なし
- 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示: なし
- 国内の同業他社との比較可能性を確保するため、日本基準を適用しています。国際会計基準の適用については、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応する方針です。
- その他:
- 継続企業の前提に関する注記: 該当事項なし。
- 重要な後発事象の注記: 該当事項なし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4360 |
企業名 | マナック・ケミカル・パートナーズ |
URL | https://mcps.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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