決算短信：マナック・ケミカル・パートナーズ（4360）

2024年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

個人投資家向けに、株式会社マナック・ケミカル・パートナーズの2024年3月期決算短信の内容を以下の観点でまとめます。

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ
  • 主要事業分野:
  • ファインケミカル事業：機能性材料及び医薬品とそれらの中間体
  • 難燃剤事業：プラスチック用難燃剤とそれらの関連製品
  • ヘルスサポート事業：人工透析用原料、抗菌剤原料
  • 代表者名: 杉之原 祥二（代表取締役会長兼社長）
  • (その他に何かあれば追加): URL: https://mcps.co.jp/
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年5月10日
  • 対象会計期間: 2023年4月1日～2024年3月31日（2024年3月期）
  • (その他に何かあれば追加):
  • 決算補足説明資料作成の有無: 無
  • 決算説明会開催の有無: 無
• セグメント:
  • 各事業セグメントの名称と概要:
  • ファインケミカル事業: 機能性材料、医薬品及びその中間体を取り扱う分野。
  • 難燃剤事業: プラスチック用難燃剤及びその関連製品を取り扱う分野。
  • ヘルスサポート事業: 人工透析用原料、抗菌剤原料を取り扱う分野。
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 8,625,000株（2024年3月31日時点、自己株式を含む）
  • (その他に何かあれば追加):
  • 自己株式数: 586,760株（2024年3月31日時点）
  • 期中平均株式数: 8,016,128株（2023年4月1日～2024年3月31日）
• 今後の予定:
  • 株主総会: 2024年6月28日
  • (その他に何かあれば追加):
  • 有価証券報告書提出予定日: 2024年6月28日
  • 配当支払開始予定日: 2024年6月14日

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表（2024年3月期末）:
  • 総資産: 14,092百万円（前期比919百万円減少）
  • 純資産: 11,243百万円（前期比204百万円増加）
  • 自己資本比率: 79.8%（前期末73.5%から上昇）
  • 損益計算書（2024年3月期）:
  • 売上高: 9,686百万円（前期比18.3%減）
  • 営業利益: △106百万円（営業損失、前期は991百万円の営業利益）
  • 経常利益: △11百万円（経常損失、前期は1,179百万円の経常利益）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 76百万円（前期比90.7%減）
  • キャッシュフロー計算書（2024年3月期）:
  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: △197百万円（前期は1,647百万円の獲得）
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △152百万円（前期は199百万円の獲得）
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △75百万円（前期は125百万円の支出）
  • 現金及び現金同等物期末残高: 3,286百万円（前期比435百万円減少）
• 収益性:
  • 売上高: 9,686百万円
  • 営業利益: △106百万円
  • 経常利益: △11百万円
  • 純利益: 76百万円
  • 1株当たり利益: 9.52円
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 79.8%
  • 負債比率: 約25.3%
  • 流動比率: 約366.6%
• 効率性:
  • 総資産回転率: 約0.69回（2024年3月期）
  • 売上高営業利益率の推移: 2023年3月期8.4%から2024年3月期△1.1%に悪化。
• セグメント別（利益貢献度）:
  • ファインケミカル事業: セグメント利益615百万円（前期比19.8%減）
  • 難燃剤事業: セグメント利益350百万円（前期比73.3%減）
  • ヘルスサポート事業: セグメント利益61百万円（前期比99.3%増）
• 財務の解説:
  • 当連結会計年度末の総資産は、現預金及び売掛金の減少により前期末から減少しました。一方、純資産は、その他有価証券評価差額金の増加により増加しました。自己資本比率は向上しています。
  • 業績面では、売上高は難燃剤事業の需要減少とファインケミカル事業の市場低迷により減少。それに伴い、営業利益、経常利益が損失に転じ、親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に減少しました。
  • キャッシュ・フローでは、税金等調整前当期純利益の減少などにより営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローも有形固定資産の取得によりマイナスとなり、期末現金及び現金同等物残高は減少しました。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期:
  • 中間配当: 7.50円
  • 期末配当: 7.50円
  • 年間配当合計: 15.00円
  • 配当性向（連結）: 157.6%
  • 純資産配当率（連結）: 1.1%
  • 2025年3月期（予想）:
  • 中間配当: 7.50円
  • 期末配当: 7.50円
  • 年間配当合計: 15.00円
  • 純資産配当率（連結）: 1.1%

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • ファインケミカル事業:
  • 売上高: 3,905百万円（前期比10.1%減）
  • 収益構成: 電子材料製品市場の低迷と一部医薬関連製品の需要減少が売上高減少の要因となりました。
  • 難燃剤事業:
  • 売上高: 4,386百万円（前期比29.8%減）
  • 収益構成: 国内外の市場環境悪化が継続し、電子材料部材や家電製品等に使用されるプラスチック用難燃剤の需要が大幅に減少、販売数量・単価ともに下落しました。
  • ヘルスサポート事業:
  • 売上高: 1,394百万円（前期比10.3%増）
  • 収益構成: 主力の人工透析用原料等において安定した国内需要を維持しました。
• セグメント戦略:
  • 当社グループ全体として、国内外の市場における顧客への取引深耕に積極的に取り組んでいます。
  • 新規事業創出に関連する研究活動:
  • コーポレート研究: 湘南イノベーション研究所にて、マイクロフロー合成を含む有機合成手法の基盤技術研究に取り組み、外部組織と連携し、新規事業創出を目指しています。
  • WPC（ウッドプラスチックコンポジット）: サスティナブルな社会実現の観点から、バイオマス素材を用いた材料開発を進めています。木粉・樹脂が主成分であり、石油由来原料の使用量削減に寄与し、射出成形可能でカトラリーなど複雑形状製品の製造が可能です。家電等への難燃性付与グレードの採用も期待されています。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画:
  • 今回の決算短信に中期経営計画の具体的な進捗状況や目標達成の明記はありません。しかし、2025年3月期の業績予想においては、難燃剤の市況改善の前提に加え、ヨウ素化合物および海外向けファインケミカル製品の拡販に努める方針が示されており、既存事業の回復と成長戦略に注力する姿勢が見られます。

競合状況や市場動向

• 市場動向:
  • 国内経済: 個人消費や設備投資が持ち直し、緩やかな回復基調にあります。
  • 世界経済: 資源エネルギー価格の高騰や中国経済の減速など、依然として先行き不透明な状況が続いています。
  • 難燃剤市場: 不況が継続しており、需要の大幅な減少が見られます。
  • ファインケミカル事業関連市場: 電子材料製品市場の低迷が続いています。
  • ヘルスサポート市場: 人工透析用原料など主要分野で安定した国内需要を維持しています。

今後の見通し

• 業績予想（2025年3月期 連結）:
  • 売上高: 11,390百万円（前期比17.6%増）
  • 営業利益: 190百万円（前期は106百万円の営業損失）
  • 経常利益: 290百万円（前期は11百万円の経常損失）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 210百万円（前期比176.3%増）
  • 1株当たり当期純利益: 26.20円
• リスク要因:
  • 業績予想は2025年3月期の後半以降における難燃剤の市況改善を前提としています。想定通りに市況が回復しない場合、業績予想と実際の業績に差異が生じる可能性があります。

重要な注記

• 会計方針:
  • 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更: 無
  • 会計上の見積りの変更: 無
  • 修正再表示: 無
• その他:
  • 期中に八幸通商株式会社を連結の範囲から除外しました。
  • 新任の取締役候補が発表されました（監査等委員である取締役以外の社外取締役1名）。
  • この決算短信は、公認会計士または監査法人の監査の対象外です。
  • 業績予想は、現時点で入手可能な情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいています。実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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