2025年1月期決算短信〔日本基準〕(非連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ミサワ
- 主要事業分野: 家具、ファブリック、インテリア雑貨の企画・販売(unico事業)、レストラン運営(food事業は撤退済み)
- 代表者名: 代表取締役社長 三澤 太
- 報告概要:
- 提出日: 2025年3月17日
- 対象会計期間: 2024年2月1日~2025年1月31日
- セグメント:
- unico事業: 家具、ファブリック等及びインテリア・雑貨等の企画・販売
- food事業: 産地直送の新鮮な食材を使用した料理を提供するレストランの運営(当事業年度中に撤退済)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末): 7,112,400株(自己株式を含む)
- 期末自己株式数: 50,635株
- 期中平均株式数: 7,068,589株
- 今後の予定:
- 株主総会: 2025年4月24日(定時株主総会開催予定日)
- IRイベント: 決算説明会開催予定(機関投資家・アナリスト向け)
- その他: 配当支払開始予定日 2025年4月25日、有価証券報告書提出予定日 2025年4月25日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表の要点:
- 総資産は5,082,275千円となり、前事業年度末比で82,497千円減少しました。これは主に流動資産の減少(売掛金の減少)と固定資産の増加(無形固定資産の増加)によるものです。
- 負債は1,910,394千円となり、前事業年度末比で211,123千円減少しました。主な要因は買掛金および契約負債の減少です。
- 純資産は3,171,881千円となり、前事業年度末比で128,626千円増加しました。これは当期純利益の計上による利益剰余金の増加が主な要因です。
- 損益計算書の要点:
- 売上高は12,637,840千円(前年同期比4.6%増)となりました。
- 営業利益は325,650千円(同401.0%増)、経常利益は323,341千円(同560.7%増)となり、大幅な増益を記録しました。
- 当期純利益は187,357千円(同1,427.2%増)となりました。
- キャッシュフロー計算書の要点:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは357,928千円の収入(前年同期は825,149千円の収入)でした。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは254,034千円の支出(同304,880千円の支出)でした。主に有形固定資産の取得と無形固定資産の取得によるものです。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは117,515千円の支出(同44,250千円の支出)でした。主に長期借入金返済、配当金の支払および自己株式の取得によるものです。
- 結果として、現金及び現金同等物の期末残高は1,103,656千円となり、前事業年度末比で13,622千円減少しました。
- 収益性:
- 売上高: 12,637百万円 (前年同期比 4.6%増)
- 営業利益: 325百万円 (前年同期比 401.0%増)
- 経常利益: 323百万円 (前年同期比 560.7%増)
- 純利益: 187百万円 (前年同期比 1,427.2%増)
- 1株当たり利益: 26.50円 (前年同期 1.73円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 62.4% (2024年1月期 58.9%)
- 負債比率: 60.2% (2024年1月期 69.7%)
- 流動比率: 199.7% (2024年1月期 189.1%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 2.6% (2024年1月期 0.5%)
- 総資産回転率の推移: 2.49回 (2024年1月期 2.34回)
- セグメント別: 利益貢献度
- unico事業: 330,121千円(全セグメント利益に貢献)
- food事業: △4,470千円(セグメント損失)
- 財務の解説:
- 当事業年度の経営成績は、物価高騰の影響や不安定な海外情勢が続く中でも、商品構成の充実と差別化戦略により、売上高及び各利益が大幅に増加しました。特にEC市場の伸長も寄与しています。
- 財政状態では、総資産は減少したものの、純資産が増加し自己資本比率が向上しました。これは当期純利益の計上が主な要因です。
- キャッシュフローは、営業活動による収入があったものの、投資活動および財務活動による支出超過により期末現金残高は減少しました。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年1月期 年間配当実績: 8.00円 (配当性向 30.2%、純資産配当率 1.8%)
- 2026年1月期 年間配当予想: 8.00円 (配当性向 25.1%)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- unico事業:
- 売上高: 12,606,004千円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益: 330,121千円(前年同期比397.6%増)。
- 商品戦略として、ヴィンテージ感のある新シリーズ(DEMI、HILMA)やペット対応生地のラグ(EPET)、サステナブルなクッションカバー(KEPPI)などを発売。
- 販売戦略として、専門的提案を行う「UA(ウニコアドバイザー)」制度導入、ECサイトのプラットフォーム変更によるSEO対策強化、インフルエンサーとのコラボによるブランド訴求を推進。
- 店舗戦略として、unico新潟の新規出店、unicoなんばの増床リニューアル、unico岡山の移転リニューアルを実施。
- food事業:
- 売上高: 31,836千円(前年同期比55.6%減)、セグメント損失: △4,470千円。
- 飲食業界における慢性的な人員不足およびunico事業とのシナジー効果の限定性を踏まえ、2024年9月30日をもって店舗を閉店し、food事業から撤退しました。
- セグメント戦略:
- unico事業では、持続可能な成長と差別化を目指し、商品構成の充実、販売戦略の強化、店舗網の拡大とリニューアルを進めています。
- food事業は市場環境と今後の事業戦略を考慮し、撤退を決定しました。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 2026年1月期の大きな施策として以下の3点を掲げています。
- ①ブランド理解とその発信: 社内外への発信ツール「unicoブランドブック」の作成。
- ②知識集約型組織への転換: 基幹システムの入れ替えによる効率化、生産性向上を推進。
- ③販路と商品(顧客タッチポイント)の拡大: ソーシャルギフトの試みや優良顧客戦略を開始。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- インテリア・家具業界は、倉庫・店舗・オフィス等の賃料、配送コスト、原材料価格、人件費の上昇により厳しい競争環境が続いています。
- 一方、「生活雑貨、家具、インテリア」のBtoC-EC市場規模は2兆4,721億円(前年比5.0%増)、EC化率は31.5%(前年比1.9%増)と拡大しており、さらなる売上拡大が見込まれる状況です。
今後の見通し
- 業績予想: (2026年1月期 通期)
- 売上高: 13,224百万円 (対前期比 4.6%増)
- 営業利益: 353百万円 (対前期比 8.6%増)
- 経常利益: 353百万円 (対前期比 9.4%増)
- 当期純利益: 225百万円 (対前期比 20.2%増)
- 1株当たり当期純利益: 31.9円
- リスク要因:
- 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在で入手可能な情報に基づき算定されています。今後の経済状況等の変化により、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。
重要な注記
- 会計方針:
- 日本基準を採用しており、財務情報の期間比較や他社との比較可能性を考慮しています。 IF RSの適用については、国内外の諸情勢の変化により、必要性が高まった際に適切に対応する方針です。
- その他:
- 棚卸資産評価損: 24,360千円が売上原価に含まれています。
- 減損損失: unico事業用店舗(長崎県長崎市)において、収益性の低下に伴い11,904千円を特別損失として計上しました。これは建物及び構築物11,204千円、工具、器具及び備品700千円の内訳です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3169 |
企業名 | ミサワ |
URL | http://www.unico-fan.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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