2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

## 基本情報

  • 企業概要
    • 企業名: 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション
    • 主要事業分野: 電池・電源関連製品の開発、製造、販売 (自動車用電池、産業用電池、車載用リチウムイオン電池等)
    • 代表者名: 取締役社長 CEO 村尾 修
    • その他: 上場取引所 東証
  • 報告概要
    • 提出日: 2024年2月6日
    • 対象会計期間: 2023年4月1日~2023年12月31日 (2024年3月期 第3四半期連結累計期間)
    • その他: 四半期決算補足説明資料作成の有無: 有、四半期決算説明会開催の有無: 有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント
    • 各事業セグメントの名称と概要:
      • 自動車電池: 国内外における新車用電池及び補修用電池の製造・販売。新車販売台数の回復や販売価格是正に取り組む。
      • 産業電池電源: 産業用蓄電池、スイッチング電源、非常用電源システム等の製造・販売。蓄電(ESS)用リチウムイオン電池の販売増加や販売価格是正に取り組む。
      • 車載用リチウムイオン電池: ハイブリッド車用リチウムイオン電池等の製造・販売。ハイブリッド車の販売数量増加に対応。
      • その他: 航空機用電池等の特殊電池事業等を含む。航空機用電池の販売が好調に推移。
      • 注記: 第1四半期連結会計期間より、製品を軸としたセグメント業績把握のため、組織管理区分の見直しを実施。従来「産業電池電源」に含まれていた一部の連結子会社を「その他」にセグメント変更。
  • 発行済株式
    • 発行済株式数 (普通株式、自己株式を含む):
      • 2024年3月期 第3四半期末: 100,446,442株
      • 2023年3月期末: 80,599,442株
    • その他: 期中平均株式数 (四半期累計) 2024年3月期 第3四半期: 82,225,087株 (新株式発行の影響を含む)
  • 今後の予定

## 財務指標

  • 財務諸表
    • 貸借対照表 (要点):
      • 総資産: 609,981百万円 (前連結会計年度末比 69,075百万円増加)
      • 純資産: 333,056百万円 (前連結会計年度末比 62,166百万円増加)
      • 自己資本比率: 47.7% (前連結会計年度末 42.6%から5.1ポイント増加)
    • 損益計算書 (要点):
      • 売上高: 411,591百万円 (前年同四半期比 9.8%増加)
      • 営業利益: 29,379百万円 (前年同四半期比 54.7%増加)
      • 経常利益: 28,958百万円 (前年同四半期比 80.3%増加)
      • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 17,741百万円 (前年同四半期比 126.0%増加)
  • 収益性
    • 売上高: 411,591百万円 (前年同四半期比 9.8%増加)
    • 営業利益: 29,379百万円 (前年同四半期比 54.7%増加)
    • 経常利益: 28,958百万円 (前年同四半期比 80.3%増加)
    • 純利益: 親会社株主に帰属する四半期純利益 17,741百万円 (前年同四半期比 126.0%増加)
    • 1株当たり利益: 215.77円 (前年同四半期は 97.57円)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率: 47.7%
  • 効率性
    • 売上高営業利益率の推移:
      • 2024年3月期 第3四半期 (累計): 約7.14% (前年同四半期: 約5.07%)
  • セグメント別
    • 利益貢献度: 「セグメント別状況」にて詳述。
  • 財務の解説
    • 業績の背景: 世界経済のサプライチェーン回復や自動車生産台数の回復が緩やかに後押し。ハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売数量増加、販売価格是正の取り組み、持分法による投資損益や為替差損益の改善等が売上高及び各利益の増加に寄与。
    • 財政状態の背景: 公募及び第三者割当による新株式発行、現金及び預金の増加、棚卸資産の増加、保有株式の時価評価増等により総資産が増加。負債は社債償還があったものの、仕入債務及び電子記録債務の増加により増加。純資産は配当金の支払いはあったが、四半期純利益の増加や公募増資等による払込み等により増加。

## 配当

  • 配当実績と予想
    • 2023年3月期 (実績): 中間15.00円、期末35.00円、年間合計50.00円
    • 2024年3月期 (予想): 中間15.00円、期末45.00円、年間合計60.00円
  • 特別配当の有無: 特別配当の記載はなし。年間配当予想は、期末配当が前回予想より10円増額されている。

## セグメント別情報

  • セグメント別状況 (2023年4月1日~2023年12月31日)
    • 自動車電池:
      • 売上高: 259,541百万円 (国内 68,871百万円、海外 190,669百万円)
      • セグメント利益: 18,563百万円
      • 前年同期間比: 売上高9,460百万円増加 (3.8%増)、セグメント利益4,109百万円増加 (28.4%増)。
    • 産業電池電源:
      • 売上高: 73,749百万円
      • セグメント利益: 6,447百万円
      • 前年同期間比: 売上高7,836百万円増加 (11.9%増)、セグメント利益3,165百万円増加 (96.5%増)。
    • 車載用リチウムイオン電池:
      • 売上高: 62,943百万円
      • セグメント利益: 2,439百万円
      • 前年同期間比: 売上高17,704百万円増加 (39.1%増)、セグメント利益1,462百万円増加 (149.5%増)。
    • その他:
      • 売上高: 15,356百万円
      • セグメント利益: 2,363百万円
      • 前年同期間比: 売上高1,710百万円増加 (12.5%増)、セグメント利益1,290百万円増加 (120.3%増)。
  • セグメント戦略
    • 全体として、原料・エネルギー価格等のコスト上昇に対し、販売価格是正や経費削減を推進。社会インフラ分野における蓄電用リチウムイオン電池の需要の高まりに対応。
    • 自動車電池は、新車販売台数の回復や販売価格是正により売上を伸ばす。
    • 産業電池電源は、蓄電(ESS)用リチウムイオン電池の販売増加と販売価格是正を推進。
    • 車載用リチウムイオン電池は、ハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売数量増加に対応。
    • その他セグメントでは、航空機用電池の販売が好調に推移。

## 競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 世界経済はサプライチェーンの回復や自動車生産台数の回復により、緩やかな持ち直しの動きが見られる。
    • 一方で、中東での紛争や景気下振れリスク、金融市場の変動など、先行き不透明な状況が続いている。
    • 社会インフラ分野における蓄電用リチウムイオン電池の需要が高まっている。

## 今後の見通し

  • 業績予想
    • 2024年3月期 通期連結業績予想 (2024年2月6日修正):
      • 売上高: 560,000百万円 (対前期比 8.2%増)
      • 営業利益: 42,000百万円 (対前期比 33.3%増)
      • 経常利益: 38,000百万円 (対前期比 56.9%増)
      • 親会社株主に帰属する当期純利益: 21,000百万円 (対前期比 50.8%増)
      • 1株当たり当期純利益: 242.16円
    • 予想と現状の差異: 2023年11月7日に公表された業績予想から修正されている。主な要因は、各セグメントでのコスト上昇に対する販売価格是正活動の着実な進行、経費削減努力、社会インフラ分野における蓄電用リチウムイオン電池の需要の高まり。
  • リスク要因
    • 中東での紛争勃発による新たな地政学リスク、景気下振れリスク、金融市場の変動等、外部要因が業績に影響を与える可能性。
    • 本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成されており、実際の業績は様々な要因によって異なる可能性がある。

## 重要な注記

  • 会計方針
    • 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動: 新規として「天津杰士電池有限公司」を連結範囲に含めている。
    • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有 (税金費用の計算において、見積実効税率を適用。ただし、実効税率適用が著しく合理性を欠く場合は法定実効税率を使用。)
    • 超インフレ経済下における会計処理: トルコ・リラを機能通貨とするトルコの子会社について、IAS第29号「超インフレ経済下における財務報告」の要求に従い、会計上の調整を行っている。
  • その他
    • 重要な告知: 通期業績予想及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせを同日に公表している。
    • 株主資本の金額に著しい変動: 2023年12月に有償一般募集及び第三者割当による新株式発行により、資本金及び資本剰余金が各19,820百万円増加。これにより、資本金は52,841百万円、資本剰余金は73,949百万円となっている。
    • 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6674
企業名 ジーエス・ユアサ コーポレーション
URL http://www.gs-yuasa.com/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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