2025年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
ライオン株式会社 2025年12月期 第1四半期決算短信の概要を以下の通りご報告いたします。
企業概要
- 企業名: ライオン株式会社
- 主要事業分野:
- 一般用消費財事業: 日本国内における日用品、一般用医薬品の製造販売。ハミガキ、ハブラシ、ハンドソープ、解熱鎮痛薬、点眼剤、洗濯用洗剤、台所用洗剤、柔軟剤、住居用洗剤、漂白剤、ペット用品などを取扱。
- 産業用品事業: 日本国内における化学品原料、業務用品等の製造販売。油脂活性剤、導電性カーボン、業務用洗浄剤などを取扱。
- 海外事業: 海外の関係会社における日用品の製造販売。
- その他: 建設請負、不動産管理、人材派遣等(報告セグメントに含まれない事業)。
- 代表者名: 竹森 征之(代表取締役兼社長執行役員)
- その他: コード番号 4912、上場取引所 東証
報告概要
- 提出日: 2025年5月8日
- 対象会計期間: 2025年1月1日~2025年3月31日(第1四半期連結累計期間)
セグメント
- 一般用消費財事業: 日用品、一般用医薬品の製造販売。主な製品はハミガキ、ハブラシ、ハンドソープ、解熱鎮痛薬、点眼剤、洗濯用洗剤、台所用洗剤、柔軟剤、住居用洗剤、漂白剤、ペット用品など。
- 産業用品事業: 化学品原料、業務用品等の製造販売。主な製品は油脂活性剤、導電性カーボン、業務用洗浄剤など。
- 海外事業: 海外の関係会社における日用品の製造販売。
- その他: 報告セグメントに含まれない建設請負、不動産管理、人材派遣等。
- セグメント表示方法の変更: 当第1四半期連結会計期間より、従来の「一般用消費財事業」に含まれていた国内の海外支援部門の関連取引を「海外事業」に含めて表示。
発行済株式
- 発行済株式数(自己株式を含む): 284,432,746株 (2025年12月期第1四半期連結会計期間末)
- 自己株式数: 7,968,406株 (2025年12月期第1四半期連結会計期間末)
今後の予定
- 決算発表: 決算補足説明資料作成の予定あり。
- IRイベント: 機関投資家・証券アナリスト向け決算説明会開催の予定あり。
- その他: 2025年2月13日に公表された第2四半期連結累計期間および通期の連結業績予想への変更はなし。
財務諸表
- 貸借対照表(2025年3月31日):
- 資産合計: 463,494百万円(前連結会計年度末より33,673百万円減少)
- 資本合計: 310,625百万円(前連結会計年度末より5,068百万円減少)
- 主な変動要因: 現金及び現金同等物の減少。
- 損益計算書(2025年1月1日~2025年3月31日):
- 売上高: 94,237百万円(前年同期比1.4%増)
- 営業利益: 5,636百万円(前年同期比15.2%増)
- 税引前四半期利益: 6,322百万円(前年同期比8.7%増)
- 四半期利益: 4,755百万円(前年同期比13.3%増)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 4,026百万円(前年同期比13.5%増)
- 事業利益(恒常的な事業の業績を測る指標): 5,287百万円(前年同期比32.4%増)
- キャッシュフロー計算書(2025年1月1日~2025年3月31日):
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: △10,166百万円(前年同期は△5,134百万円)。棚卸資産の増加、営業債務及びその他の債務の減少が影響。
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △5,253百万円(前年同期は△5,088百万円)。
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △4,535百万円(前年同期は△14,298百万円)。自己株式の取得による支出の減少が影響。
- 現金及び現金同等物の四半期末残高: 80,831百万円。
収益性
- 売上高: 94,237百万円(前年同期比1.4%増)
- 営業利益: 5,636百万円(前年同期比15.2%増)
- 経常利益: (IFRSに基づき開示項目なし)
- 純利益: 4,026百万円(親会社の所有者に帰属する四半期利益、前年同期比13.5%増)
- 1株当たり利益: 基本的1株当たり四半期利益 14.57円(前年同期は12.72円)
財務安全性
- 自己資本比率(親会社所有者帰属持分比率): 62.4%(前連結会計年度末59.1%より3.3ポイント改善)
- 流動比率: 195.3%(流動資産224,601百万円 ÷ 流動負債114,996百万円)
効率性
- 売上高営業利益率: 5.98%(前年同期は5.26%)
セグメント別
- 利益貢献度:
- 一般用消費財事業: 売上高55,383百万円、事業利益4,419百万円。前年同期比で売上は減少したが、事業利益は34.1%増加。
- 産業用品事業: 売上高14,157百万円、事業利益654百万円。売上は8.5%増加したが、事業利益は16.4%減少。
- 海外事業: 売上高42,462百万円、事業利益1,801百万円。売上は2.4%増加、事業利益は18.5%増加。
- その他: 売上高2,766百万円、事業利益△24百万円。売上、利益ともに減少。
財務の解説
当第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比1.4%増(実質0.1%増)となる一方で、事業利益は同32.4%増、営業利益は同15.2%増、親会社所有者帰属四半期利益は同13.5%増となりました。新中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」における「収益力の強靭化」をテーマとした施策が寄与し、利益面で増益を達成しました。国内では主力ブランドの育成や付加価値化、海外ではオーラルヘルスケアの拡大に取り組みました。資産合計の減少は、主に現金及び現金同等物の減少によるものです。
配当実績と予想
- 2024年12月期実績: 年間配当金 27.00円(中間配当13.00円、期末配当14.00円)
- 2025年12月期予想: 年間配当金 30.00円(中間配当15.00円、期末配当15.00円)
特別配当の有無
- 特別配当は含まれていません。
- 直近に公表されている配当予想からの修正は行われていません。
セグメント別状況
- 一般用消費財事業: 売上高は前年同期比1.4%減の55,383百万円、事業利益は34.1%増の4,419百万円。
- オーラルヘルスケア分野: 売上高は前年同期比5.7%増。新製品「クリニカPRO plus 歯周バリア ハミガキ」などが寄与。
- ビューティケア分野: 売上高は前年同期比3.3%減。「キレイキレイ薬用ハンドコンディショニングソープ」は好調。
- ファブリックケア分野: 売上高は前年同期比5.9%減。「ソフラン プレミアム消臭」、粉末洗剤等が前年を下回りました。
- リビングケア分野: 売上高は前年同期比2.1%増。「CHARMY Magica」が好調に推移。
- 薬品分野: 売上高は前年同期比15.6%減。一部ブランド譲渡の影響がありました。
- 産業用品事業: 売上高は前年同期比8.5%増の14,157百万円、事業利益は16.4%減の654百万円。
- モビリティ分野: タイヤ用ゴムの防着剤が前年同期を上回る。
- ライフケミカル分野: 油脂活性剤が前年同期を上回る。
- 業務用洗浄剤分野: 衣料用洗剤、業務用ハンドソープが好調に推移。
- 海外事業: 売上高は前年同期比2.4%増の42,462百万円、事業利益は18.5%増の1,801百万円。
- 東南・南アジア地域: 売上高は前年同期比7.7%増、事業利益は30.0%増。タイの「Pao」、マレーシアの「トップ」や「Fresh & White」が寄与。
- 北東アジア地域: 売上高は前年同期比5.1%減、事業利益は17.3%減。韓国では日本向け粉末洗剤の輸出減少などが影響。中国では「クリニカ」は好調も「ホワイト&ホワイト」が低調。
セグメント戦略
当社グループは新中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」を始動し、「収益力の強靭化」をテーマに、事業ポートフォリオマネジメントの強化、経営基盤の強化、ダイナミズムの創出に取り組んでいます。海外ではオーラルヘルスケア拡大、国内では主力ブランドの育成と付加価値化を進め、収益性向上を図っています。
中期経営計画
新中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」の下での「収益力の強靭化」を推進しており、当第1四半期は利益面で大きく改善が見られ、計画の初年度として順調な進捗を示唆しています。
市場動向
特定の市場(韓国の洗濯用洗剤市場など)の伸長に言及がありますが、市場シェアや競争優位性への具体的な評価は記載がありません。一部主力ブランドは各市場で好調に推移しています。
業績予想
- 2025年12月期 通期連結業績予想:
- 売上高: 420,000百万円(対前期比1.7%増)
- 営業利益: 35,000百万円(対前期比23.3%増)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 25,000百万円(対前期比17.9%増)
- 基本的1株当たり当期利益: 90.24円
- 今回の第1四半期決算発表時点では、2025年2月13日に公表された通期連結業績予想からの変更はありません。
リスク要因
業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成されており、経済情勢、競合状況、為替の変動等に関連するリスクや不確実性が含まれています。実際の業績は、これらの要因により予想数値と異なる可能性があります。予想算出時の想定為替レートは、152円/米ドル、4.3円/バーツです。
会計方針
- IFRSにより要求される会計方針の変更: 無
- 会計方針の変更: 無
- 会計上の見積りの変更: 無
- 連結範囲の重要な変更: 無
その他
- 継続企業の前提に関する注記: 該当事項はありません。
- 公認会計士または監査法人による四半期連結財務諸表に対するレビュー: 無
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4912 |
企業名 | ライオン |
URL | http://www.lion.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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