2024年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
- 企業概要
- 企業名: ライオン株式会社
- 主要事業分野:
- 一般用消費財事業(日本国内の日用品、一般用医薬品の製造販売・売買)
- 産業用品事業(日本国内の化学品原料、業務用品等の製造販売・売買、海外の一部地域での製造販売・売買も含む)
- 海外事業(海外の関係会社における日用品の製造販売・売買)
- その他(建設請負、不動産管理、人材派遣等)
- 代表者名: 代表取締役兼社長執行役員 竹森 征之
- 報告概要
- 提出日: 2024年11月7日
- 対象会計期間: 2024年12月期 第3四半期連結累計期間(2024年1月1日~2024年9月30日)
- その他: 決算補足説明資料作成・決算説明会開催(機関投資家、証券アナリスト等向け)のいずれも「有」とされています。
- セグメント
- 一般用消費財事業: 日本国内における歯磨き、歯ブラシ、ハンドソープ、解熱鎮痛薬、点眼剤、洗濯用洗剤、台所用洗剤、柔軟剤、住居用洗剤、漂白剤、ペット用品などの製造販売および売買。
- 産業用品事業: 日本国内における油脂活性剤、導電性カーボン、業務用洗浄剤などの化学品原料、業務用品等の製造販売および売買。海外諸地域への製造販売および売買も含まれます。
- 海外事業: 海外の関係会社による日用品の製造販売および売買。
- その他: 上記報告セグメントに含まれない建設請負、不動産管理、人材派遣等の事業。
- 発行済株式
- 発行済株式数: 284,432,746株(2024年12月末期末発行済株式数(自己株式を含む))
- その他: 期末自己株式数 8,045,139株、期中平均株式数(四半期累計)277,276,331株。
- 今後の予定
- IRイベント: 機関投資家、証券アナリスト等向け決算説明会開催予定。
財務指標
- 財務諸表(2024年12月期第3四半期連結累計)
- 貸借対照表(2024年9月30日時点)
- 資産合計: 460,808百万円(前連結会計年度末比 △25,555百万円減)
- 資本合計: 300,513百万円(前連結会計年度末比 2,379百万円増)
- 親会社の所有者に帰属する持分: 280,461百万円
- 損益計算書
- 売上高: 301,159百万円(前年同期比 1.7%増)
- 営業利益: 17,109百万円(前年同期比 36.7%増)
- 税引前四半期利益: 19,581百万円(前年同期比 37.8%増)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 12,664百万円(前年同期比 43.1%増)
- キャッシュフロー計算書(累計)
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 15,701百万円
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △6,350百万円
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △20,478百万円
- 現金及び現金同等物の期末残高: 74,960百万円
- 収益性(2024年12月期第3四半期連結累計)
- 売上高: 301,159百万円(前年同期比 1.7%増)
- 営業利益: 17,109百万円(前年同期比 36.7%増)
- 純利益: 親会社の所有者に帰属する四半期利益 12,664百万円(前年同期比 43.1%増)
- 1株当たり利益: 基本的1株当たり四半期利益 45.67円
- 財務安全性(2024年9月30日時点)
- 自己資本比率: 親会社所有者帰属持分比率 60.9%(前連結会計年度末比 3.2ポイント改善)
- 流動比率: 約177.1%(流動資産215,697百万円 ÷ 流動負債121,791百万円)
- 効率性
- 売上高営業利益率の推移:
- 2024年12月期第3四半期累計: 5.7%
- 2023年12月期第3四半期累計: 4.2%
- セグメント別利益貢献度(事業利益)
- 一般用消費財事業:8,360百万円(対前年同期比 171.3%増)
- 産業用品事業:2,228百万円(対前年同期比 △11.4%減)
- 海外事業:7,257百万円(対前年同期比 21.5%増)
- その他:408百万円(対前年同期比 △56.3%減)
- 調整額:368百万円
- 合計:18,623百万円(対前年同期比 47.8%増)
- 財務の解説
- 事業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除した本業の恒常的な業績を測る指標とされています。
- 売上高は為替変動の影響を除くと実質0.6%減ですが、円安効果により全体では増収となりました。
- 有形固定資産の減少等により資産合計は減少。資本合計は増加し、自己資本比率が改善しました。
- 収益構造改革の一環として、ファブリックケア分野を中心に生産設備等の減損損失を計上しています。
配当
- 配当実績と予想
- 2024年12月期の年間配当予想は27.00円(中間配当13.00円、期末配当14.00円)です。
- 2023年12月期の年間配当実績は26.00円でした。
- 特別配当の有無: 特別配当は含まれていません。
セグメント別情報
- セグメント別状況(2024年12月期第3四半期連結累計)
- 一般用消費財事業: 売上高188,785百万円(△3.9%減)、事業利益8,360百万円(171.3%増)。
- オーラルケア分野は新製品の貢献等により売上4.8%増。
- ビューティケア分野は売上0.4%増。
- ファブリックケア分野は、一部製品の反動等により売上12.0%減。
- リビングケア分野は売上4.6%減。
- 薬品分野は一部ブランド譲渡の影響等で売上1.9%減。
- その他の分野は機能性食品事業終了等により売上8.0%減。
- 産業用品事業: 売上高40,275百万円(△5.7%減)、事業利益2,228百万円(△11.4%減)。
- モビリティ分野は順調に推移したものの、エレクトロニクス分野が前年を下回り、全体で減収減益。
- 海外事業: 売上高123,315百万円(12.5%増)、事業利益7,257百万円(21.5%増)。
- 東南・南アジア地域は好調な製品群(洗濯用洗剤「Pao」、ボディソープ「植物物語」など)により売上12.0%増、事業利益32.2%増。
- 北東アジア地域(中国、韓国等)でもハミガキ「ホワイト&ホワイト」「クリニカ」や洗濯用洗剤「BEAT」などが好調で、売上13.2%増、事業利益7.1%増。為替変動の影響を除いた実質ベースでも増収。
- その他: 売上高12,447百万円(△19.9%減)、事業利益408百万円(△56.3%減)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」の最終年度と位置付けられています。計画の進捗を踏まえ、次期中期経営計画を見据えた収益基盤再構築に取り組んでいます。海外事業の拡大、国内での高付加価値製品導入、ポートフォリオ改革などを推進していると説明されています。
競合状況や市場動向
- 市場動向: ギフト・ノベルティ事業は市場縮小の影響を受けています。
今後の見通し
- 業績予想(2024年12月期 通期連結)
- 売上高: 410,000百万円(対前期比 1.8%増)
- 営業利益: 27,000百万円(対前期比 31.7%増)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 19,000百万円(対前期比 29.9%増)
- 基本的1株当たり当期利益: 66.81円
- 2024年2月14日に公表された通期連結業績予想から変更はありません。
- リスク要因: 業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断されたものであり、経済情勢、競合状況、為替の変動等にかかわるリスクや不確実性が含まれるため、実際の業績は予想と異なる可能性があります。
- 予想算出時の年間平均想定為替レートは、145円/米ドル、4.0円/バーツです。
重要な注記
- 会計方針:
- 当四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更: 無
- IFRSにより要求される会計方針の変更: 無
- ①以外の会計方針の変更: 無
- 会計上の見積りの変更: 無
- その他: 添付される四半期連結財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは行われていません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4912 |
企業名 | ライオン |
URL | http://www.lion.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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