2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ドトール・日レスホールディングス
- 主要事業分野:
- 日本レストランシステムグループ: 主に直営店におけるレストランチェーンの経営(食材の仕入、製造、販売)
- ドトールコーヒーグループ: 主に直営店及びフランチャイズシステムによるコーヒーチェーンの経営(コーヒー豆の仕入、焙煎加工、店舗販売、フランチャイズへの卸売、ロイヤリティ収入)、コンビニエンスストア等へのコーヒー製品販売
- その他: 主に国内及び海外における外食事業に係る小売及び卸売に関する事業活動
- 代表者名: 代表取締役社長 星野 正則
- 問合せ先責任者: 取締役 関根 一博
- 報告概要:
- 提出日: 2025年7月11日
- 対象会計期間: 2026年2月期 第1四半期連結累計期間 (2025年3月1日~2025年5月31日)
- 上場取引所: 東
- セグメント:
- 各事業セグメントの名称と概要:
- 日本レストランシステムグループ: 直営のレストランチェーンを経営し、食材の仕入れから販売までを行う。
- ドトールコーヒーグループ: 直営店とフランチャイズによるコーヒーチェーンの経営、コーヒー豆の仕入れ・加工、コンビニエンスストア等へのコーヒー製品販売を行う。
- その他: 国内外の外食事業に係る小売及び卸売事業を展開する。
- 発行済株式:
- 発行済株式数:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む) (2026年2月期1Q): 45,609,761株
- 期末自己株式数 (2026年2月期1Q): 3,117,810株
- 期中平均株式数 (2026年2月期1Q): 43,365,353株
- 今後の予定:
- IRイベント: 決算補足説明資料作成あり。機関投資家・アナリスト向けの決算説明会開催予定。
財務指標
- 財務諸表:
- 連結貸借対照表 (2025年5月31日時点):
- 総資産は133,537百万円(前連結会計年度末から6億95百万円減少)。現金及び預金の減少等による。
- 純資産は101,206百万円(前連結会計年度末から31億44百万円減少)。自己株式の取得等による。
- 負債は32,331百万円。支払手形及び買掛金の増加等により増加。
- 連結損益計算書 (2025年3月1日~2025年5月31日):
- 売上高: 39,315百万円
- 営業利益: 2,787百万円
- 経常利益: 2,850百万円
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2,074百万円
- 連結キャッシュフロー計算書: 当第1四半期連結累計期間に係るキャッシュフロー計算書は作成されていない。
- 収益性:
- 売上高: 39,315百万円 (前年同四半期比 +6.5%)
- 営業利益: 2,787百万円 (前年同四半期比 △6.5%)
- 経常利益: 2,850百万円 (前年同四半期比 △8.1%)
- 純利益: 2,074百万円 (親会社株主に帰属する四半期純利益、前年同四半期比 △12.8%)
- 1株当たり利益: 1株当たり四半期純利益 47.83円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 75.5% (前連結会計年度末 77.5%)
- 流動比率: 約244.3%
- 効率性:
- 売上高営業利益率:
- 当第1四半期: 7.09% (営業利益率 2,787百万円 / 売上高 39,315百万円)
- 前年同四半期: 8.08% (営業利益率 2,981百万円 / 売上高 36,906百万円)
- セグメント別:
- セグメント利益合計は2,841百万円。調整額(△53百万円)を加味すると営業利益2,787百万円と一致する。
- 各セグメントの利益貢献度は以下の通り。
- 日本レストランシステムグループ: 1,136百万円
- ドトールコーヒーグループ: 1,391百万円
- その他: 313百万円
- 財務の解説:
- 売上高は増加したが、原材料価格、人件費、物流費、水道光熱費等のコスト上昇が顕著であったため、営業利益、経常利益、純利益は前年同四半期を下回った。
- 総資産、純資産は減少したが、自己資本比率は75.5%と高い水準を維持している。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年2月期 年間配当金: 50.00円 (中間: 23.00円、期末: 27.00円)
- 2026年2月期(予想) 年間配当金: 54.00円 (中間: 27.00円、期末: 27.00円)
- 特別配当の有無: 特別配当の記載はない。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 日本レストランシステムグループ:
- 売上高: 141億44百万円 (前年同期比 +5.0%)
- セグメント利益: 11億36百万円 (前年同期比 △15.8%)
- ドトールコーヒーグループ:
- 売上高: 235億9百万円 (前年同期比 +8.2%)
- セグメント利益: 13億91百万円 (前年同期比 +7.0%)
- その他:
- 売上高: 16億62百万円 (前年同期比 △2.4%)
- セグメント利益: 3億13百万円 (前年同期比 △4.8%)
- セグメント戦略:
- 全体戦略: 経営環境の変化に対応し、グループ全体で14店舗を新規出店。高単価商品の展開やメニュー改定による顧客単価向上、キャッシュレス・キャンペーン等による客数獲得に注力。
- 日本レストランシステムグループ: 多ブランド業態の強みを活かした、厳選立地への8店舗新規出店。顧客ニーズを捉えた「洋麺屋五右衛門」への業態変更を推進。自社販促(珈琲の日、シニアDAY)による顧客獲得。共通食材活用による原価管理と経費管理によるコスト削減を継続。
- ドトールコーヒーグループ: インバウンド消費回復や人流活発化により売上高上昇。モーニングの時間帯の客数改善。45周年記念復刻メニューによる施策展開。卸売事業では、コンビニ・スーパー向けチルド飲料や既存商品の販売拡大、新商品開発を推進。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 今期の見通しとして、高付加価値商品の継続投入により売上高は拡大基調にあるとされている。しかし、第1四半期の利益面は計画を下回った。コストコントロールの徹底により改善が可能との見解が示されている。中期経営計画の目標達成可能性について具体的な進捗度合いは示されていない。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済: 賃上げ、インバウンド消費による人流活発化により堅調に推移。
- 不透明要因: ロシア・ウクライナ問題、中東での紛争、米国の関税政策など国際的な要因に加え、エネルギー、穀物をはじめとしたコモディティ価格の高値定着、国内の物価上昇が継続。
- 外食業界: コロナ後の生活習慣の変化によりデリバリー需要が低下。原材料費、光熱費、物流費、人件費の高騰、為替変動リスクなど、厳しい経営環境が継続。
今後の見通し
- 業績予想: 2026年2月期の連結業績予想は、2025年4月14日の決算短信発表時の予想から変更なし。
- 売上高: 154,514百万円 (前年同期比 +3.8%)
- 営業利益: 10,599百万円 (前年同期比 +10.4%)
- 経常利益: 10,723百万円 (前年同期比 +11.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 7,156百万円 (前年同期比 +4.0%)
- 1株当たり当期純利益: 165.02円
- リスク要因: 世界的な物価の高騰、原材料価格、水道光熱費、物流費、人件費の上昇、為替変動。これらの要因が業績に影響を与える可能性がある。
重要な注記
- 会計方針:
- 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更がある。2022年10月28日付の「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」「包括利益の表示に関する会計基準」「税効果会計に係る会計基準の適用指針」を当第1四半期連結会計期間の期首から適用している。四半期連結財務諸表に与える影響はない。
- 上記以外の会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示、四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用はない。
- その他:
- 重要な後発事象として、2025年4月14日開催の取締役会決議に基づき実施された自己株式の取得が2025年6月27日をもって終了している。
- 取得総数: 1,857,800株 (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 7.98%)
- 取得価額総額: 4,999,917,700円
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3087 |
企業名 | ドトール・日レスホールディングス |
URL | http://www.dnh.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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