2025年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社ドトール・日レスホールディングス
    • 主要事業分野: コーヒー豆の焙煎加工及び販売、多業態の飲食店経営(レストランチェーン、コーヒーチェーン等)、フランチャイズチェーンシステムの展開・指導、ベーカリー事業、食料品の販売等。国内外で事業を展開。
    • 代表者名: 星野 正則 (代表取締役社長)
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年4月14日
    • 対象会計期間: 2025年2月期 (2024年3月1日~2025年2月28日)
    • その他:
    • 上場取引所: 東
    • コード番号: 3087
    • 決算補足説明資料作成の有無: 有
    • 決算説明会開催の有無: 有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • 各事業セグメントの名称と概要:
    • 日本レストランシステムグループ: 主に直営店におけるレストランチェーンの経営、食材の仕入れ、製造、販売事業。
    • ドトールコーヒーグループ: 主に直営店及びフランチャイズシステムによるコーヒーチェーンの経営、コーヒー豆の仕入れ、焙煎加工、店舗販売、フランチャイズ店舗への卸売やロイヤリティ収入、コンビニエンスストア等へのコーヒー製品販売事業。
    • その他: 主に国内及び海外における外食事業に係る小売及び卸売に関する事業。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 45,609,761株 (2025年2月29日現在、自己株式を含む)
    • その他:
    • 自己株式数: 1,765,730株 (2025年2月29日現在)
    • 期中平均株式数: 43,835,717株 (2025年2月期)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 当決算短信が2025年2月期連結決算の発表となる
    • 株主総会: 2025年5月27日 (定時株主総会開催予定日)
    • IRイベント: 決算説明会開催 (機関投資家・アナリスト向け)
    • その他: 配当支払開始予定日 2025年5月28日

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表の要点:
    • 総資産は134,232百万円となり、前連結会計年度末と比べ6,444百万円増加しました。これは現金及び預金の増加や受取手形及び売掛金の増加等が主な要因です。
    • 純資産は104,350百万円となり、前連結会計年度末と比べ4,876百万円増加しました。剰余金の増加等が主な要因です。
    • 負債は29,882百万円となり、前連結会計年度末と比べ1,567百万円増加しました。支払手形及び買掛金の増加等が主な要因です。
    • 損益計算書の要点:
    • 売上高は148,822百万円(前年同期比5.8%増)となりました。
    • 営業利益は9,597百万円(前年同期比31.1%増)となりました。
    • 経常利益は9,615百万円(前年同期比24.8%増)となりました。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益は6,880百万円(前年同期比25.3%増)となりました。
    • キャッシュフロー計算書の要点:
    • 営業活動によるキャッシュフローは12,351百万円の収入(前期比増)となりました。
    • 投資活動によるキャッシュフローは△6,231百万円の支出(前期比増)となりました。主に新規出店等の有形固定資産取得による支出が増加しました。
    • 財務活動によるキャッシュフローは△2,933百万円の支出(前期比減)となりました。主に配当金支払による支出がありました。
    • 期末現金及び現金同等物残高は38,990百万円となり、前期から増加しました。
  • 収益性:
    • 売上高: 148,822百万円 (前年同期比5.8%増)
    • 営業利益: 9,597百万円 (前年同期比31.1%増)
    • 経常利益: 9,615百万円 (前年同期比24.8%増)
    • 純利益: 6,880百万円 (親会社株主に帰属する当期純利益、前年同期比25.3%増)
    • 1株当たり利益: 156.97円 (前年同期124.89円)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 77.5% (前連結会計年度末77.6%)
    • 流動比率: 流動資産58,792百万円、流動負債21,084百万円であり、流動比率は約279%です。(前連結会計年度末は約281%)
  • 効率性:
    • 総資産回転率: 約1.11回 (前連結会計年度約1.10回)
    • 売上高営業利益率: 約6.45% (前連結会計年度約5.21%)
    • 自己資本当期純利益率: 6.8% (前連結会計年度5.6%)
    • 総資産経常利益率: 7.3% (前連結会計年度6.2%)
  • セグメント別: 前述の「セグメント別状況」にて詳述
  • 財務の解説:
    • 国内経済は賃上げやインバウンド消費の回復により堅調に推移したものの、国際情勢によるエネルギーや穀物価格の高騰、為替の不安定性、消費者物価の上昇、人手不足に伴う人件費増加など、厳しい経営環境が継続しました。
    • そのような状況下で、当社グループは「外食業界におけるエクセレント・リーディングカンパニー」の地位確立を目指し、新規出店や既存店強化、新商品導入、価格改定、キャッシュレス・キャンペーン、物流・購入見直し、業務効率化、管理コスト削減などの施策を推進しました。
    • これらの結果、売上高は拡大し、過去最高水準に回復。利益も大幅に増加しました。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年2月期: 年間40.00円 (中間20.00円、期末20.00円)
    • 2025年2月期: 年間50.00円 (中間23.00円、期末27.00円)
    • 2026年2月期(予想): 年間54.00円 (中間27.00円、期末27.00円)
  • 特別配当の有無: 特別配当の記載はありません。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 日本レストランシステムグループ:
    • 売上高: 53,683百万円 (前年同期比7.0%増)
    • セグメント利益: 4,331百万円 (前年同期比50.9%増)
    • 経済活動正常化により売上高は着実に回復しました。物価高騰、円高、人件費の高騰など厳しい経営環境は継続。
    • 「星乃珈琲店」や「洋麺屋五右衛門」等の主力ブランドを中心に16店舗を新規出店し、22店舗の業態変更も実施。キャッシュレス決済の拡充やモバイルオーダーの導入も推進しました。
    • 共通食材を活用した商品開発による原価管理の徹底や、人件費・水道光熱費等の経費管理を通じてコスト削減に努めました。
    • ドトールコーヒーグループ:
    • 売上高: 88,431百万円 (前年同期比5.9%増)
    • セグメント利益: 4,313百万円 (前年同期比23.1%増)
    • インバウンドを含む人流の回復に伴い、ビジネス街や駅前立地を中心に売上高が上昇しました。モーニング時間帯の客数回復やランチ・ティータイムの改善も継続。
    • 季節ごとの付加価値の高いメニュー導入、キャッシュレス・キャンペーンにより顧客単価向上、新規顧客・リピーター確保に努めました。
    • 原材料コストアップに対し、維持管理コスト削減で利益を確保。
    • 卸売事業ではコンビニやスーパー向けチルド飲料、ドリップコーヒー等の商品展開を拡大し、販売を強化。
    • その他:
    • 売上高: 6,708百万円 (前年同期比3.9%減)
    • セグメント利益: 1,125百万円 (前年同期比6.6%増)
    • 国内及び海外の外食事業に係る小売・卸売事業。特に「コッペ田島」のフランチャイズ展開を加速しました。
  • セグメント戦略: 各セグメントの状況説明に内包されています。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 明確な中期経営計画の進捗状況の記載はありませんが、「外食業界におけるエクセレント・リーディングカンパニー」の地位確立を目指すという方針の下、新規出店や既存店強化、業務効率化、管理コスト削減、物流購入見直しなどを推進している状況が報告されています。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 国内経済は、賃上げやインバウンド消費に支えられ人流が回復し、堅調に推移しました。
    • 一方で、国際的な要因によるエネルギー・穀物価格の高騰、為替の不安定化、生活に直結する食品などの消費者物価上昇は継続しており、消費動向は弱まりつつあります。
    • 外食業界においては、コロナ後の新たな生活習慣の定着や原材料費、光熱費、人件費の高騰、為替変動リスクなど、厳しい経営環境が継続しており、予断を許さない状況が続いています。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年2月期 連結):
    • 売上高: 154,514百万円 (対前期比3.8%増)
    • 営業利益: 10,599百万円 (対前期比10.4%増)
    • 経常利益: 10,723百万円 (対前期比11.5%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 7,156百万円 (対前期比4.0%増)
    • 1株当たり当期純利益: 163.26円
  • リスク要因:
    • 物価上昇の継続、原材料費の高止まり、水道光熱費の上昇、人手不足の深刻化、物流問題などが、外食産業を取り巻く経営環境を厳しくする要因です。為替変動による下振れリスクも存在します。

重要な注記

  • 会計方針: 日本基準で連結財務諸表を作成しており、国際財務報告基準(IFRS)への適用については国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針です。会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はありません。
  • その他:
    • 期中における連結範囲の重要な変更はありません。
    • 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。
    • 業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
    • 役員の異動: 常務取締役 天間 靖之氏の退任が2025年5月27日付で予定されています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3087
企業名 ドトール・日レスホールディングス
URL http://www.dnh.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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