2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
能美防災株式会社の2025年3月期第3四半期決算短信の内容を、個人投資家向けにまとめました。
基本情報
- 企業概要
- 企業名: 能美防災株式会社
- 主要事業分野: 防災業界(火災報知設備、消火設備、保守点検等)
- 代表者名: 代表取締役社長 岡村 武士
- 報告概要
- 提出日: 2025年2月10日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2024年12月31日(第3四半期連結累計期間)
- セグメント
- 火災報知設備: 火災報知に関する事業
- 消火設備: 消火に関する事業
- 保守点検等: 設置後の保守、点検に関する事業
- その他: 駐車場車路管制システム等の事業
- 発行済株式
- 発行済株式数: 60,832,771株(2025年3月期第3四半期末時点、自己株式含む)
- 今後の予定
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 無
財務指標
- 財務諸表要点
- 貸借対照表:
- 総資産は150,646百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,839百万円減少しました。主な変動は、有価証券4,000百万円の増加や無形固定資産1,002百万円の増加があったものの、現金及び預金9,971百万円の減少、受取手形・売掛金及び契約資産3,752百万円の減少などによるものです。
- 純資産は123,219百万円となり、自己株式の取得を主因として、前連結会計年度末に比べ1,947百万円減少しました。
- 負債は27,426百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,891百万円減少しました。主な減少要因は、賞与引当金、未払法人税等、支払手形及び買掛金の減少です。
- 損益計算書:
- 売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期に比べ大幅な増益を達成しました。
- 売上原価率の改善が利益の増加に貢献しています。
- キャッシュフロー計算書:
- 当第3四半期連結累計期間に係る連結キャッシュフロー計算書は作成されていません。
- 減価償却費は1,957百万円、のれんの償却額は12百万円です。
- 貸借対照表:
- 収益性
- 売上高: 88,518百万円(前年同四半期比12.2%増)
- 営業利益: 7,617百万円(前年同四半期比119.2%増)
- 経常利益: 7,995百万円(前年同四半期比108.6%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 5,472百万円(前年同四半期比106.5%増)
- 1株当たり四半期純利益: 92.52円
- 財務安全性
- 自己資本比率: 80.8%(2025年3月期第3四半期末時点)
- 効率性
- 売上高営業利益率の推移:
- 2024年3月期第3四半期累計: 4.4%
- 2025年3月期第3四半期累計: 8.6%
- 売上高営業利益率の推移:
- セグメント別(2025年3月期第3四半期累計)
- 各事業セグメントにおいて売上高および営業利益が増加しました。
- 火災報知設備: 営業利益4,933百万円(セグメント利益合計に対する貢献度: 35.6%)
- 消火設備: 営業利益4,497百万円(セグメント利益合計に対する貢献度: 32.5%)
- 保守点検等: 営業利益4,426百万円(セグメント利益合計に対する貢献度: 31.9%)
- その他: 営業利益349百万円(セグメント利益合計に対する貢献度: 2.5%)
- 財務の解説
- 国内経済は雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調で推移しています。防災業界においても企業収益・業況感が改善し、設備投資が増加傾向にあることから市場環境は堅調に進展しました。
- 積極的な営業活動に加え、原材料価格高騰に対し計画的な価格改定や業務効率化への取り組みを進めた結果、売上原価率が改善し、各利益項目で大幅な増益となりました。
配当
- 配当実績と予想
- 2024年3月期実績: 年間53.00円(中間23.00円、期末30.00円)
- 2025年3月期年間配当予想: 60.00円(中間30.00円、期末30.00円)
- 特別配当の有無: 特別配当の記載はありません。
セグメント別情報
- セグメント別状況(2025年3月期第3四半期累計)
- 火災報知設備:
- 売上高: 31,509百万円(前年同四半期比10.1%増)
- 営業利益: 4,933百万円(前年同四半期比37.0%増)
- 消火設備:
- 売上高: 30,412百万円(前年同四半期比16.1%増)
- 営業利益: 4,497百万円(前年同四半期比93.0%増)
- 保守点検等:
- 売上高: 22,657百万円(前年同四半期比11.2%増)
- 営業利益: 4,426百万円(前年同四半期比26.6%増)
- その他:
- 売上高: 3,938百万円(前年同四半期比6.7%増)
- 営業利益: 349百万円(前年同四半期比131.5%増)
- 火災報知設備:
- セグメント戦略:
- 「中長期ビジョン2028~期待の先をカタチに~」に基づく各種の取り組み(より高い付加価値創造への変革)が推進され、積極的な営業活動が受注高および売上高の増加に貢献しています。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 「中長期ビジョン2028」3年目として、「期待の先をカタチに」の実現に向けた施策を進め、より高い付加価値を創造できる企業への変革に挑戦しています。今回の売上高や受注高の増加はその成果としています。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 防災業界の市場環境は、企業収益や設備投資の増加傾向を受けて堅調に推移しています。
- 一方、原材料等のコスト上昇や建設業における時間外労働上限規制の影響については引き続き注視が必要としています。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期の通期連結業績予想は、2024年10月24日に公表した数値から変更はありません。現在の進捗は順調です。
- 売上高: 130,000百万円(対前期比9.7%増)
- 営業利益: 14,000百万円(対前期比20.0%増)
- 経常利益: 14,300百万円(対前期比16.8%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 9,800百万円(対前期比14.3%増)
- 1株当たり当期純利益: 165.69円
- 2025年3月期の通期連結業績予想は、2024年10月24日に公表した数値から変更はありません。現在の進捗は順調です。
- リスク要因:
- 当社グループの売上高は建設業界の影響を受ける部分が多いため、下期、特に第4四半期に売上高が集中する傾向があります。
- 一部の原材料価格高騰や建設業の規制環境など、外部要因は継続して注視が必要です。
重要な注記
- 会計方針:
- 当四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更はありません。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理(税金費用の算定方法など)を適用しています。
- 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示は行っていません。
- その他:
- 継続企業の前提に関する注記はありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6744 |
企業名 | 能美防災 |
URL | http://www.nohmi.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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