主要指数の動き
指数 | 終値 | 前日比 | コメント |
---|---|---|---|
日経平均 | 39,459.6 | -140.0 | 前日比やや下落、39,500円前後で推移 |
TOPIX | 2,822.8 | -0.4 | 小幅安、2,820台を維持 |
- 日経平均・TOPIXともに前日比で小幅下落。39,500円・2,820ポイント台を維持し、方向感に乏しい展開。
- 為替はドル円が147.93円と円安傾向が継続。前日比+0.22円。
本日の市場の特徴
- 値上がり・値下がりともに個別株の動きが目立つ一方、指数は方向感に欠ける。
- 出来高上位は低位株や話題株が多く、短期資金の流入が見られる。
- 建設・インフラ関連で年初来高値更新が複数確認される。
価格変動・テクニカルシグナル
- 値上がり率上位
- 昭和ホールディングス(5103):+30.61%(出来高約1,193万株、出来高急増)
- 扶桑電通(7505):+22.52%(ストップ高、出来高増加)
- PR TIMES(3922):+21.10%(ストップ高)
- モブキャストHD(3664):+19.64%(出来高約9,648万株、短期資金流入)
- 値下がり率上位
- トリプルアイズ(5026)、ELEMENTS(5246)、ジグザグ(340A)などがストップ安。
- ストップ高・ストップ安
- ストップ高:PR TIMES、エディア、扶桑電通、ステムセル研究所など
- ストップ安:VRAIN Solution、ククレブ・アドバイザーズ、フジタコーポレーションなど
- テクニカルシグナル
- ゴールデンクロス発生:オリエンタル白石、東北新社、ジェイホールディングスなど
- デッドクロス発生:MonotaRO、MS&ADインシュアランスなど
流動性・需給動向
- 出来高急増
- 昭和ホールディングス(69.9倍)、レイ(59.7倍)、高砂鐵工(53.2倍)など
- モブキャストHD、ピクセラ、北浜キャピタルパートナーズなど低位株に短期資金が集中
- 信用残動向
- 東京電力HD(9501):信用買残・売残ともに大幅増加(需給の変化に注意)
- KOZOホールディングス、ランドなど低位株に信用買い集中
投資家への参考ポイント
- 値上がり・出来高急増銘柄は短期資金の影響が大きく、値動きが荒くなる傾向。短期売買を意識する場合は、利確・損切りのルールを明確に。
- 信用買残・売残の急増は需給バランスの変化を示すため、今後の反動に注意。
トレンドの強さ・安定性
- 75日移動平均線プラス乖離率(上昇トレンド強い)
- イオレ(2334)、ピクセラ(6731)、データセクション(3905)、北浜キャピタルパートナーズ(2134)などが大幅プラス乖離
- ただし、乖離率が高すぎる場合は短期的な過熱感も
- 年初来高値更新
- ミライト・ワン、日本アクア、明豊ファシリティワークス、高松コンストラクショングループ、長谷工コーポレーションなど建設・インフラ関連が目立つ
- 売買代金上位(市場規模・流動性)
- ディスコ、アドバンテスト、フジクラ、良品計画、レーザーテック、三菱重工業、東京エレクトロンなど、主力大型株が引き続き活発
成長性・需給バランス
- 信用倍率上位
- Liberaware、グローバルウェイ、GMOフィナンシャルHDなどは極端に信用買いが多い(需給の偏りに注意)
- 出来高増加率
- 昭和ホールディングス、レイ、高砂鐵工などは出来高急増で注目度上昇
投資家への参考ポイント
- 年初来高値更新・75日平均線を上回る銘柄は、中長期での強いトレンドを示唆。ただし、乖離率が高すぎる場合は一時的な過熱にも注意。
- 売買代金上位の主力株は流動性が高く、安定した取引がしやすい傾向。
- 信用倍率が極端に高い銘柄は、将来的な反動(売り圧力)に注意。
市場全体のまとめ
- 指数は小幅安で方向感に乏しいが、個別株では値動きの大きい銘柄が多く見られる。
- 為替は円安傾向が続き、輸出関連企業への追い風となる可能性。
- 建設・インフラ関連の年初来高値が目立ち、テーマ性のある業種に資金が流入。
注目すべき企業・分野
- 短期注目:昭和ホールディングス、扶桑電通、PR TIMES、モブキャストHDなど値上がり・出来高急増銘柄(短期資金の動向に注意)
- 長期注目:ミライト・ワン、高松コンストラクショングループ、長谷工コーポレーションなど建設・インフラ関連(年初来高値更新)
- 主力大型株:ディスコ、アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体・電子部品関連(売買代金上位・流動性高い)
- 個別株の短期的な値動きは過熱感や反動に注意し、リスク管理を徹底。
- 年初来高値や移動平均線を上回る中長期トレンド銘柄は、今後の成長性やテーマ性を注視。
- 信用残動向や出来高の急変は需給バランスの変化を示すため、売買の際は最新の需給情報を確認。
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企業情報
- 北浜キャピタルパートナーズ (2134)
- イオレ (2334)
- ジグザグ (340A)
- モブキャストホールディングス (3664)
- データセクション (3905)
- PR TIMES (3922)
- トリプルアイズ (5026)
- 昭和ホールディングス (5103)
- ELEMENTS (5246)
- ピクセラ (6731)
- 扶桑電通 (7505)
- 東京電力ホールディングス (9501)
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