2025年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: サッポロホールディングス株式会社
- 主要事業分野: 酒類の製造・販売、食品飲料の製造・販売、不動産賃貸事業
- 代表者名: 代表取締役社長 時松浩
- その他: 東証上場
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月13日
- 対象会計期間: 2025年1月1日~2025年3月31日(第1四半期)
- セグメント:
- 酒類事業: 酒類の製造・販売、各種業態の飲食店の経営等
- 食品飲料事業: 食品・飲料水の製造・販売等
- 不動産事業: 不動産賃貸等
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 78,794,298株(2025年12月期1Q末、自己株式を含む)
- 今後の予定:
- IRイベント: 機関投資家・アナリスト向け決算説明会開催予定
- その他: 2025年12月期の通期連結業績予想から修正の有無は「無」と記載。
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 資産合計: 634,247百万円(2024年12月期末比30,716百万円減少)
- 負債合計: 448,980百万円(2024年12月期末比18,826百万円減少)
- 資本合計: 185,267百万円(2024年12月期末比11,890百万円減少)
- 損益計算書:
- 売上収益: 118,678百万円(前年同期比5.2%増)
- 事業利益: △865百万円(前年同期は3,795百万円、増益)
- 営業利益: △2,227百万円(前年同期は△1,936百万円、減益)
- 四半期利益: △4,215百万円(前年同期は△1,970百万円、減益)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: △4,222百万円(前年同期は△1,977百万円、減益)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 5,273百万円(前年同期比3,614百万円増加)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △3,340百万円(前年同期比7,437百万円減少幅縮小)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △2,359百万円(前年同期比10,845百万円増加)
- 現金及び現金同等物の期末残高: 22,420百万円(前連結会計年度末比減少)
- 収益性:
- 売上収益: 118,678百万円(+5.2%)
- 事業利益: △865百万円
- 営業利益: △2,227百万円
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: △4,222百万円
- 1株当たり利益: 基本的1株当たり四半期損失 △54.18円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 29.0%(親会社所有者帰属持分比率)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: △1.88% (△2,227百万円 / 118,678百万円)
- セグメント別:
- 酒類事業: 売上収益880億円、事業利益14億円、営業利益26億円
- 食品飲料事業: 売上収益244億円、事業利益△4億円、営業利益△29億円
- 不動産事業: 売上収益63億円、事業利益3億円、営業利益2億円
- 財務の解説:
- 連結売上収益は、国内ビールの好調な販売と価格改定前の駆け込み需要により増収。
- 事業利益は、酒類事業の増収効果と前年のIT投資の反動減により増益。
- 営業利益は、食品飲料事業における神州一味噌株式会社の株式・債権譲渡契約に伴う減損損失計上、前年の固定資産減損損失戻入益や土地売却の反動減等により減益。
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益は、営業利益の減益に加え、為替差益から為替差損への転換により減益。
- 資産合計は、季節性要因による営業債権等の減少、為替の影響による有形固定資産の減少等により減少。
- 負債合計は、社債及び借入金の増減、季節性要因による流動負債の減少等により減少。
- 資本合計は、四半期損失の計上、配当の実施、在外営業活動体の換算差額等により減少。
- 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に未払酒税の減少額と法人所得税等の支払額の減少、営業債権等の減少、減価償却費・償却費の増加により改善。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却収入増加、関係会社出資金の払戻収入増加があった一方、有形固定資産の取得支出増加、投資不動産取得支出増加により使用が増加。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金・コマーシャル・ペーパーの増加があった一方、配当金の支払額増加、長期借入金の返済により減少。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年12月期: 中間配当0.00円、期末配当52.00円、年間配当52.00円
- 2025年12月期(予想): 中間配当0.00円、期末配当60.00円、年間配当60.00円
- 特別配当の有無: 特段の記載なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 酒類事業:
- 売上収益880億円(前年同期比9.1%増):北米での海外ブランドビール・サッポロブランドビールの売上数量は減少したが、国内ビール市場の好調な販売と価格改定前の駆け込み需要により増収。
- 事業利益14億円(前年同期は2億円の損失):主に国内酒類の増収効果により増益。
- 営業利益26億円(前年同期は3億円の損失):事業利益増に加え、那須工場の売却等により増益。
- 国内酒類: 各社の価格改定前の駆け込み需要、業務用・家庭用市場共に堅調に推移。ビール・RTD缶の売上数量が大きく増加。
- 海外酒類: カナダ・米国におけるビール総需要の軟調により海外ブランドのビール売上数量は減少。昨年末の米国内での出荷好調の反動減が要因。
- 外食: 社会経済活動の正常化による人流回復、インバウンド需要取り込みにより、既存店売上高は前期比103%。
- 食品飲料事業:
- 売上収益244億円(前年同期比8.4%減):国内市場での事業譲渡影響やマレーシア工場稼働停止の影響により減収。
- 事業利益△4億円(前年同期は6億円の損失):原材料高騰影響があったものの、コスト構造改革により増益。
- 営業利益△29億円(前年同期は15億円の利益):神州一味噌(株)関連の減損損失計上、固定資産減損損失戻入益・土地売却益の反動減により減益。
- 国内食品飲料: 国内飲料総需要は減少傾向だが、キレートレモン等の主力商品が好調。
- 海外飲料: マレーシア工場の一時的稼働停止により出荷影響。シンガポールでは市場需要が低下傾向。中東への輸出は再開。
- 不動産事業:
- 売上収益63億円(前年同期比15.2%増):首都圏オフィス賃貸市場の稼働率向上、サッポロファクトリー需要増、昨年取得物件による賃貸収入増加により増収。
- 事業利益3億円(前年同期は2億円の損失):人件費高騰等による管理費用増加があったが、増収効果により増益。
- 営業利益2億円(前年同期は3億円の損失):事業利益増に伴い増益。
- セグメント戦略:
- グループ全体で「中期経営計画(2023~26)」に基づき、構造改革と成長加速による収益力強化に取り組んでいる。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 中期経営計画(2023~26)の3年目として、構造改革と成長加速に向けた取り組みを着実に推進中。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 各事業セグメントにおける競合他社との比較に関する具体的な記載はなし。
- 市場動向:
- 世界経済は地政学リスクの長期化、原材料・エネルギー価格の高騰、米国の関税政策等により先行き不透明な状況が継続している。
- 国内ビール市場は好調に推移。
- 北米のビール総需要は軟調に推移。
- 国内飲料総需要は減少傾向。
- 首都圏オフィス賃貸市場は堅調に推移。
今後の見通し
- 業績予想: 2025年12月期の通期連結業績予想は、2025年2月14日に発表した内容から修正なし。
- 年間売上収益: 532,000百万円(前年比0.2%増)
- 年間事業利益: 24,500百万円(前年比11.2%増)
- 年間営業利益: 20,000百万円(前年比92.0%増)
- 年間親会社所有者に帰属する当期利益: 11,000百万円(前年比42.6%増)
- 1株当たり当期利益: 141.16円
- リスク要因:
- 地政学リスクの長期化、原材料・エネルギー価格の高騰、米国の関税政策等による世界経済への影響。
- 為替相場の変動。
重要な注記
- 会計方針: IFRSに基づく会計方針の変更なし。
- その他: 期中営業活動に季節性があり、第1四半期の売上収益は他の四半期に比べて低くなる傾向がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2501 |
企業名 | サッポロホールディングス |
URL | http://www.sapporoholdings.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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