2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社JCU
    • 主要事業分野: 薬品事業(表面処理薬品)、装置事業(表面処理装置、プラズマ処理装置、環境関連装置)
    • 代表者名: 木村 昌志 (代表取締役会長兼CEO)
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月13日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
  • セグメント:
    • 薬品事業: 国内外市場において表面処理薬品の開発・製造・販売及び関連資材の販売を行う。
    • 装置事業: 国内外市場において表面処理装置の設計・製造・販売、プラズマ技術を利用したプリント基板洗浄装置の販売、太陽光発電による売電等を行う。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 26,529,949株 (期末発行済株式数、自己株式を含む)
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2025年6月26日 (定時株主総会開催予定日)
    • IRイベント: 決算説明会開催予定 (機関投資家・アナリスト向け)
    • その他: 有価証券報告書提出予定日 2025年6月27日、配当支払開始予定日 2025年6月12日

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表: 総資産は54,841百万円(前連結会計年度比5,199百万円増加)。流動資産は現金及び預金の減少により40,223百万円に減少。固定資産は工具、器具及び備品、建設仮勘定、繰延税金資産の増加により14,617百万円に増加。負債合計は7,028百万円(前連結会計年度比363百万円減少)。純資産合計は47,812百万円(前連結会計年度比5,562百万円増加)。自己資本比率87.2%。
    • 損益計算書: 売上高28,356百万円(対前期比14.1%増)、営業利益10,513百万円(同30.8%増)、経常利益10,920百万円(同32.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,497百万円(同35.6%増)。
    • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュフローは8,426百万円の収入(前年同期比2,396百万円増加)。投資活動によるキャッシュフローは5,218百万円の支出(前年同期比4,437百万円増加)。財務活動によるキャッシュフローは3,650百万円の支出(前年同期比589百万円増加)。現金及び現金同等物の期末残高は24,813百万円。
  • 収益性:
    • 売上高: 28,356百万円 (対前期比+14.1%)
    • 営業利益: 10,513百万円 (対前期比+30.8%)
    • 経常利益: 10,920百万円 (対前期比+32.9%)
    • 純利益: 7,497百万円 (対前期比+35.6%)
    • 1株当たり利益: 297.71円
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 87.2% (2025年3月期) vs 85.1% (2024年3月期)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 37.1% (2025年3月期) vs 32.3% (2024年3月期)
  • セグメント別:
    • 薬品事業: 売上高24,154百万円、セグメント利益10,680百万円。
    • 装置事業: 売上高4,202百万円、セグメント利益740百万円。
    • 利益貢献度: 薬品事業が全体のセグメント利益の大部分を占める。
  • 財務の解説:
    • 景気回復基調、特に高機能電子デバイスの在庫調整一巡と自動車産業の生産増加が業績に貢献。
    • 資産合計が増加する一方で、各種支出も増加。自己株式の取得が財務活動によるキャッシュフローの支出増に影響。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当: 37.00円 (2025年3月期実績)
    • 期末配当: 39.00円 (2025年3月期実績)
    • 年間配当: 76.00円 (2025年3月期実績)
    • 年間配当予想 (2026年3月期): 82.00円 (中間41.00円、期末41.00円を予想)

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 薬品事業:
    • 電子分野: スマートフォン等高機能電子デバイスの在庫調整一巡により、プリント基板や半導体パッケージ基板の需要回復、薬品売上高が大幅に増加。
    • 装飾分野: 一部自動車メーカーの出荷停止緩和はあったものの、デザイントレンドの変化や電気自動車の普及による需要低迷に影響を受け、薬品売上高は減少。
    • 装置事業: 受注案件の順調な進行により売上高は増加したが、お客様の投資案件一巡により新規受注および受注残高は減少。
  • セグメント戦略:
    • 薬品事業: 電子分野ではAIやIoTの普及、自動車の自動運転化によるプリント基板、半導体パッケージ基板の需要拡大に対応。装飾分野は横ばい基調と予想。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 「JCU VISION 2035 – 1st stage-」 (2025年3月期~2027年3月期) を策定。「成長分野への積極的な投資」、「経営基盤の強化」、「DX推進によるデータの利活用」、「既存市場における収益性強化」、「サステナビリティ経営の推進」及び「人的資本、知財・無形資産の活用」を基本方針に、取り組みを推進。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 国内経済: 物価上昇の影響はあるが、雇用環境や企業収益の改善により緩やかな回復基調が継続。製造業は電子部品や生産用機械に持ち直しが見られ、生産活動は一進一退。
    • 海外経済: 中国は景気足踏み状態。米国は通商問題による需要増加で堅調。欧米諸国はインフレ圧力緩和で持ち直し。今後の米国政策動向や中東情勢に注視が必要。
    • 当社グループを取り巻く事業環境: エレクトロニクス産業では高機能電子デバイスの在庫調整一巡により需要が回復基調に転じ、出荷台数が増加。自動車産業は中国で新興国向け需要が持ち直し、生産台数が増加。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期通期予想: 売上高28,500百万円(対前期比+0.5%)、営業利益10,700百万円(同+1.8%)、経常利益10,800百万円(同-1.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益7,400百万円(同-1.3%)、1株当たり当期純利益296.94円。
  • リスク要因: 為替変動、原材料価格、規制環境、米国政策動向、中東地域をめぐる情勢など、様々な外部要因が業績に影響を与える可能性。

重要な注記

  • 会計方針: 日本基準の適用を継続する方針。IFRSの適用については、今後の外国人株主比率の推移や同業他社の適用動向を注視しつつ、適切に対応していく方針。
  • その他: 決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外。業績予想等の将来に関する記述は、現時点の情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいているため、実際の業績等は異なる可能性あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4975
企業名 JCU
URL http://www.jcu-i.com/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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