令和7年3月期(2025年3月期) 第3四半期決算説明会資料

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 東海旅客鉄道株式会社
    • 主要事業分野: 鉄道事業(特に東海道新幹線)、流通業、不動産業、その他事業
    • 代表者名: --
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年2月3日
    • 参加対象: 個人投資家向けと想定
  • 説明者:
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2025年3月期 第3四半期(2024年4月1日~2024年12月31日)
  • セグメント:
    • 運輸業: 鉄道事業を主とする。東海道新幹線のご利用状況および運輸収入が中心。
    • 流通業: 百貨店・駅店舗などの事業。JR東海高島屋などが含まれる。
    • 不動産業: 駅商業施設などの賃料収入を得る事業。JRセントラルビルなどが含まれる。
    • その他: 鉄道車両等製造業・ホテル業など。JR東海ホテルズ、日本車両などが含まれる。

業績サマリー

  • 主要指標(連結・累計):
    • 営業収益: 13,680百万円 (前年同期比 107.5%)
    • 営業利益: 5,839百万円 (前年同期比 116.2%)
    • 経常利益: 5,409百万円 (前年同期比 118.9%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 3,768百万円 (前年同期比 118.2%)
  • 進捗状況:
    • 2025年3月期 通期業績予想に対し、営業収益 17,880億円、営業利益 6,500億円、経常利益 5,890億円、親会社株主に帰属する当期純利益 4,100億円。第3四半期時点での進捗は順調であると推測される。
  • セグメント別状況(連結・累計):
    • 営業収益
    • 運輸業: 11,176百万円 (前年同期比 107.2%)
    • 流通業: 1,204百万円 (前年同期比 106.4%)
    • 不動産業: 386百万円 (前年同期比 103.8%)
    • その他: 912百万円 (前年同期比 114.4%)
    • セグメント利益(営業利益)
    • 運輸業: 5,453百万円 (前年同期比 116.4%)
    • 流通業: 114百万円 (前年同期比 122.6%)
    • 不動産業: 192百万円 (前年同期比 108.2%)
    • その他: 79百万円 (前年同期比 98.4%)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 東海道新幹線のご利用状況は、観光利用中心の土休日が好調に推移し、ビジネス利用中心の平日も回復傾向にある。
    • 3Qの運輸収入は、業績予想を268億円上回った。
    • 年末年始期間(12/27~1/5)においては、「のぞみ12本ダイヤ」活用により十分な輸送力を確保し、コロナ禍前の水準を上回る利用実績を記録。
  • 増減要因:
    • 営業収益は、運輸収入の増加(東海道新幹線のご利用状況の回復)、百貨店・駅店舗の売上増加、駅商業施設の賃料収入増加、鉄道車両等製造業・ホテル業の売上増加により増収。
    • 営業費用は、人件費の増加(ベースアップによる)、新幹線電気修繕・新幹線車両修繕の増加などにより増加したが、減価償却費の減少(新幹線車両)により抑制された。
    • 営業外収益の増加(運用利息)も経常利益の増加に貢献した。
  • 競争環境:
    • 東海道新幹線における「エクスプレス予約」の主要な法人会員の利用実績が増加傾向にあり、ビジネス需要の回復を示唆。
    • インバウンド収入も顕著な増加を見せており、国際的な観光需要の取り込みが進んでいる。
  • リスク要因:
    • マクロ経済の変動や自然災害(台風7号・10号など)は、過去にビジネス需要に一時的な影響を与えている。
    • 中央新幹線計画は、静岡工区での協議が継続しており、完工時期に影響を与える可能性がある。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 東海道新幹線における「のぞみ」全席指定席化(年末年始期間および3月ダイヤ改正以降の3号車)によるサービス向上と輸送力確保。
    • インバウンド需要の積極的な取り込み。
    • 開業60周年記念コラボレーション企画や特別企画の展開により、東海道新幹線への注目度を高め、利用を促進。
  • 進行中の施策:
    • 中央新幹線計画の推進:
    • 本体工事は契約済区間が進捗中。
    • 南アルプストンネル静岡工区では、水資源・環境保全に関する国土交通省有識者会議の報告書に基づき、静岡県等との対話を継続。山梨県側からの先進ボーリングが静岡県内に入り、一部工区で掘削を再開。
    • 大深度区間のシールドトンネル工事(梶ヶ谷工区、東百合丘工区、小野路工区、名城工区)が本格的に進められている、または調査掘進が完了している。
  • セグメント別施策:
    • 運輸業: 「のぞみ」指定席化、法人会員利用促進、インバウンド収入拡大。
    • 流通業・ホテル業: 開業60周年記念企画を通じた集客力向上。

将来予測と見通し

  • 業績予想(連結):
    • 売上高: 17,880百万円 (前回予想 17,620百万円から260百万円上方修正)
    • 営業利益: 6,500百万円 (前回予想 6,240百万円から260百万円上方修正)
    • 経常利益: 5,890百万円 (前回予想 5,630百万円から260百万円上方修正)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,100百万円 (前回予想 3,920百万円から180百万円上方修正)
    • 上方修正の根拠として、東海道新幹線の運輸収入が好調に推移していることが挙げられる。
  • 中長期計画:
    • 中央新幹線計画の着実な推進は、中長期的な成長戦略の柱。
  • マクロ経済の影響:
    • 今後の経済・市場要因として、為替変動(インバウンド需要への影響)、インバウンド需要の継続、ビジネス需要の回復動向などが挙げられる。

製品やサービス

  • 製品:
    • 東海道・山陽新幹線「のぞみ」における3号車の自由席から指定席への変更(2025年3月ダイヤ改正より)。
  • サービス:
    • 「エクスプレス予約」を通じたビジネス利用の促進。
    • 「スマートEX」などのオンライン予約サービスの提供。
  • 協業・提携:
    • 東海道新幹線開業60周年を記念し、「味ぽん®」や「大関ワンカップ®」、「アムール・デュ・ショコラ」とのコラボレーション企画を実施。

重要な注記

  • リスク要因:
    • 本資料に記載されている将来の計画や見込み数値等は、現在入手可能な情報に基づく見通しであり、リスクや不確実性を含む。
    • 潜在的なリスクや不確実性には、経済動向、事業環境、消費動向、他社との競合状況、法律や規制等の変更などが含まれる。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9022
企業名 東海旅客鉄道
URL http://jr-central.co.jp
市場区分 プライム市場
業種 運輸・物流 – 陸運業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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