2024年12月期 第2四半期(中間期)決算短信補足資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ホットリンク
- 主要事業分野: SNSマーケティング支援事業、DaaS事業、Web3関連事業
- 代表者名: 内山 幸樹 (代表取締役グループCEO)
- 報告概要:
- 提出日: 2024年8月8日
- 対象会計期間: 2024年12月期 第2四半期 (中間期)
- セグメント:
- SNSマーケティング支援事業: SNSマーケティングにおけるデータ分析を基盤とした支援(アカウント運用、インフルエンサーマーケティング、コンサル、広告、メディア運営など)を提供。
- DaaS事業: 企業向けにグローバルスケールのSNSデータを提供し、マーケティング、リスク管理などのデータドリブンな意思決定を支援。SNSデータアクセス権の提供やAPI連携サービス、製品開発支援・管理システム構築などを含む。
- Web3関連事業: グローバル市場におけるWeb3スタートアップへの投資と自社でのWeb3事業運営を両立。投資リターンを狙いつつ、事業参入の機会を模索(自社投資、Fund投資、Web3関連事業の展開など)。
- 発行済株式:
- 証券コード: 3680
- 今後の予定:
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表 (B/S):
- 資産合計: 8,953百万円 (2023年12月期比 +463百万円)
- 流動資産: 4,214百万円 (現預金増加+138百万円、営業債権等△203百万円)
- 非流動資産: 4,738百万円 (のれん+188百万円, その他金融資産+233百万円)
- 負債合計: 2,214百万円 (2023年12月期比 △139百万円)
- 流動負債: 917百万円 (営業債務等△60百万円、リース負債△33百万円)
- 非流動負債: 1,297百万円 (借入金△73百万円、繰延税金負債+67百万円)
- 資本合計: 6,738百万円 (2023年12月期比 +600百万円, 当期利益+218百万円, その他資本構成要素+361百万円)
- 損益計算書:
- 連結売上高 (第2四半期累計): 2,291百万円 (YoY +66百万円, +2.9%)
- 売上総利益: 687百万円 (YoY △45百万円, △6.1%)
- 販売費及び一般管理費: 676百万円 (YoY +34百万円, +5.3%)
- 営業利益: 39百万円 (YoY △50百万円, △56.2%)
- 金融収益・費用等: 283百万円 (YoY +180百万円, +174.7%)
- 税引前利益: 323百万円 (YoY +130百万円, +67.4%)
- 当期利益: 218百万円 (YoY +70百万円, +47.3%)
- 収益性:
- 売上高: 2,291百万円(前年同期比2.9%増)
- 営業利益: 39百万円(前年同期比56.2%減)
- 純利益: 218百万円(前年同期比47.3%増)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 75.2% (2023年12月期比 +3.0%)
- 効率性:
- 売上総利益率: 30.0% (前年同期比 △2.8%ポイント)
- 営業利益率: 1.7% (前年同期比 △2.3%ポイント)
- セグメント別:
- SNSマーケティング支援事業: 売上高1,108百万円 (YoY+7.5%)、売上総利益率19.9%
- DaaS事業: 売上高1,182百万円 (YoY△1.1%)、売上総利益率39.3%
- Web3関連事業: 売上高0.7百万円 (YoY-%)
- 財務の解説:
- 売上高は事業ポートフォリオの全体最適化と「両利きの経営」により増収を確保。
- 営業利益は減少したが、金融収益・費用(Web3関連投資による収益貢献や円安効果)により、税引前利益および当期利益は大幅な増益を達成。
- 既存事業の利益を再投資し、財務体質を良好に保ちつつ、M&Aや新規事業立ち上げを検討している。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- SNSマーケティング支援事業: 顧客の中途採用と人員確保が順調に進み、売上高は増加。下期は新サービスのアップセル・クロスセル、M&A等によるサービスラインナップ拡充を計画。
- DaaS事業: データ提供元との契約終了による減収影響が見られたものの、期初想定よりも緩やかな減収で計画を上振れ。デジタルリスク市場・生成AI市場での事業展開を強化し、新サービス開発や提携を進めている。
- Web3関連事業: Web3プロジェクトへの投資を通じて収益を獲得。既存事業とのシナジー創出も視野に入れ、Web3関連レポート・コミュニティサービスの提供を開始。11社に投資中で、2社が新規上場、1社を売却し売却益を計上。
- セグメント戦略:
- SNSマーケティング支援事業: 人材投資、サービスラインナップ拡充、既存顧客深耕・新規顧客開拓を通じて持続的な成長を目指す。
- DaaS事業: 新たな成長エンジンの創出として、生成AI・デジタルリスク市場への事業展開を推進。他社との事業提携を含め、新事業創出に注力。
- Web3関連事業: 業界動向を鑑みつつ投資を継続し、自社既存事業とのシナジー創出を模索。国内外の新規・既存顧客へWeb3関連サービス提供を開始。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「両利きの経営」を実践し、既存事業の深化と新たな事業機会の探索を両輪で進めることで、長期的な企業価値向上を図る。現在の業績は、この計画に沿って売上高増収と自己資本比率の向上を実現しており、金融損益による利益貢献も加わり、順調に進捗している。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- DaaS事業においては、サイバー空間における危機管理意識の高まりによりデジタルリスク関連顧客층が拡大している。
- 生成AIや大規模言語モデル (LLM) 技術の進展に伴い、データの重要性が高まっている。これらの市場成長は、DaaS事業の新たな成長エンジンとなる見込み。
- Web3市場への投資は好調に推移しており、同社はWeb3関連セクター・事業へ投資を継続し、リスク分散を図っている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 連結売上高は通期予想4,503百万円に対し、上半期で2,291百万円 (進捗率50.8%)。
- 当期利益は通期予想93百万円に対し、上半期で218百万円 (進捗率234.4%)。通期計画を大幅に超過して進捗。
- リスク要因: DaaS事業におけるデータ提供元との契約終了による減収が一部影響しているが、他の事業セグメントでの増収や金融収益で補っている。
重要な注記
- 会計方針: IFRSを適用。投資事業の損益は、子会社Nonagon Capitalによる収益をその他収益費用(営業利益)、それ以外の投資を金融収益費用で計上している。
- その他:
- Web3関連投資における海外の投資ファンドを通じた投資分は、非流動資産に含まれる。
- 投資収益及び原価はドルベースでの出資が多く、四半期ごとに円換算して開示しているため、四半期ごとの開示で投資収益、原価の変更が生じる場合がある。
- 非上場株式への投資は一部PLの金融損益に計上されるものがある。
- 2024年4月より、Web3事業でWeb3リサーチレポートの提供とコミュニティ立ち上げを開始。
- M&A・協業方針として、既存事業・人材とのシナジー創出が見込める案件を重視しており、2023年12月期にはwevnal社のSNS広告事業・メディア事業を譲受した。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3680 |
企業名 | ホットリンク |
URL | http://www.hottolink.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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