2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 林兼産業株式会社
- 主要事業分野: 食品事業、飼料事業
- 代表者名: 中部哲二 (代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日 (2025年3月期)
- (その他に何かあれば追加):
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 無
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月25日
- セグメント:
- 食品事業: 機能性素材(エラスチンなど)、加工食品(魚肉ねり製品など)、肉類等の製造・仕入販売
- 飼料事業: 配合飼料(養魚用飼料など)、水産物等の製造・仕入販売
- 発行済株式:
- 発行済株式数:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む): 8,910,000株
- 期末自己株式数: 461,596株
- 期中平均株式数: 8,555,375株
- 今後の予定:
- 株主総会:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月25日
- (その他に何かあれば追加):
- 配当支払開始予定日: 2025年6月26日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 資産合計: 27,632百万円(前期比14億11百万円減少)。流動資産は主に現金及び預金、売掛金が減少、原材料及び貯蔵品が増加。固定資産はのれんが増加、土地が減少。
- 負債合計: 15,841百万円(前期比21億9百万円減少)。流動負債は買掛金、短期借入金が減少、契約負債が増加。固定負債は長期借入金が増加。
- 純資産合計: 11,791百万円(前期比6億98百万円増加)。当期純利益の計上により増加。
- 損益計算書:
- 売上高: 49,267百万円(前期比4.0%増加)。原材料価格やエネルギーコストの高騰に対応した価格改定、養魚用飼料の販売数量増加などによる。
- 営業利益: 1,076百万円(前期比54.1%増加)。養魚用飼料の販売数量増加および生産効率改善などによる。
- 経常利益: 1,363百万円(前期比49.3%増加)。政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益も寄与。
- 当期純利益(親会社株主に帰属する当期純利益): 1,055百万円(前期比40.9%増加)。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 1,114百万円の増加(前期は3,579百万円の増加)。法人税等の支払額があったものの、税金等調整前当期純利益の計上などで増加。
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: 885百万円の増加(前期は△399百万円の減少)。のれんの取得による支出があったものの、有形固定資産の売却による収入で増加。
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △1,355百万円の減少(前期は△1,241百万円の減少)。短期借入金の純減少やリース債務の返済による支出など。
- 現金及び現金同等物期末残高: 3,146百万円(前期末比6億44百万円増加)。
- 収益性:
- 売上高: 49,267百万円 (前年同期比 +4.0%)
- 営業利益: 1,076百万円 (前年同期比 +54.1%)
- 経常利益: 1,363百万円 (前年同期比 +49.3%)
- 純利益: 1,055百万円 (前年同期比 +40.9%)
- 1株当たり利益: 123.42円 (前年同期比 +43.7%)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 42.7% (2024年3月期 38.2%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率:
- 2024年3月期: 1.5%
- 2025年3月期: 2.2%
- セグメント別:
- 食品事業: セグメント利益4億63百万円(前期比42.3%減少)。
- 飼料事業: セグメント利益16億61百万円(前期比77.1%増加)。
- 財務の解説:
- 売上高は原材料価格やエネルギーコストの高騰に対する価格改定、養魚用飼料の販売数量増加などにより増収。
- 利益面では養魚用飼料の販売数量増加や生産効率改善が寄与し、営業利益、経常利益、純利益ともに大幅増益。
- 政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益も経常利益に貢献。
- 資産合計は減少したが、自己資本比率は改善。
- キャッシュフローは営業活動と投資活動によるプラスが増加し、現預金残高が増加。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期 年間配当金: 15.00円 (期末配当)
- 2025年3月期 年間配当金: 25.00円 (期末配当)
- 2026年3月期 (予想) 年間配当金: 15.00円 (期末配当)
- 特別配当の有無:
- 2025年3月期期末配当金の内訳に特別配当10円00銭が含まれる。
- 2026年3月期には特別配当の言及なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 食品事業
- 売上高: 223億99百万円(前期比0.7%減少)。機能性素材(エラスチン)の国内向け販売数量が増加したものの、加工食品(魚肉ねり製品)の海外向け satış数量減少、肉類(収益性重視の取引による販売数量減少)が影響。
- 収益貢献度: セグメント利益4億63百万円(前期比42.3%減少)。「霧島黒豚」の農場肥育成績悪化と食肉販売数量の減少が主な要因。
- 飼料事業
- 売上高: 268億30百万円(前期比8.3%増加)。養魚用飼料の販売数量増加が寄与。水産物は相場低調により減収。
- 収益貢献度: セグメント利益16億61百万円(前期比77.1%増加)。養魚用飼料の販売数量増加および生産効率改善が主な要因。
- その他(不動産事業): 売上高38百万円、セグメント利益27百万円。
- セグメント戦略:
- 各セグメントの戦略や成果:
- 食品事業は機能性素材の増収と肉類および加工食品の減収があるものの、機能性素材の貢献が見られる。
- 飼料事業は養魚用飼料の好調により売上・利益ともに大きく貢献。
- 今後の見通し:
- 「中期経営計画Challenge2026」に基づき、資本コストを意識した経営実現、収益構造の見直し、生産体制および設備の最適化、安定配当の継続、将来に向けた投資等を継続実行。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「中期経営計画Challenge2026」(2025年3月期~2026年3月期)に基づき、「新たな構造改革」を推進。
- 目標達成の可能性: 2025年3月期は計画に沿った増収増益を達成。次期連結会計年度も計画に沿った見通しを示している。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- わが国経済は緩やかに持ち直しているものの、円安による原材料価格やエネルギーコストの高騰など、先行き不透明で厳しい経営環境が継続。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期 (連結) 予想:
- 売上高: 48,000百万円 (前期比2.6%減少)
- 営業利益: 950百万円 (前期比11.7%減少)
- 経常利益: 1,150百万円 (前期比15.7%減少)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 800百万円 (前期比24.2%減少)
- 1株当たり当期純利益: 94.69円
- リスク要因:
- 国際情勢を背景とした原材料価格高騰
- エネルギーコスト高騰
- 不透明な為替相場
重要な注記
- 会計方針:
- 連結財務諸表は当面日本基準で作成する方針。
- IFRSへの対応については、国内の動向等を踏まえ適切に対応する方針。
- 金額の表示単位を従来の千円単位から百万円単位に変更(比較容易化のため前連結会計年度も百万円単位に遡及して表示)。
- その他:
- 連結範囲の重要な変更、会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示に関して該当事項なし。
- 事業譲受(養鰻事業)を実施し、のれん244百万円を計上(10年間定額法で償却)。
- 主要顧客としてマルハニチロ株式会社、青島天乙吉星国際貿易有限公司、(株)兵殖を記載。
- 役員の異動(2025年6月25日付予定)あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2286 |
企業名 | 林兼産業 |
URL | http://www.hayashikane.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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