2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 林兼産業株式会社
- 主要事業分野: 食品事業(機能性素材、加工食品、肉類等の製造・仕入販売)、飼料事業(配合飼料、水産物等の製造・仕入販売)
- 代表者名: 中部 哲二
- 報告概要:
- 提出日: 2024年5月15日
- 対象会計期間: 2023年4月1日 〜 2024年3月31日
- セグメント:
- 食品事業: 機能性素材、加工食品、肉類等の製造・仕入販売
- 飼料事業: 配合飼料、水産物等の製造・仕入販売
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 8,910,000株 (2024年3月期末、自己株式を含む)
- 今後の予定:
- 株主総会: 2024年6月25日 開催予定
- IRイベント: 決算補足説明資料はTDnet及び当社ホームページにて公開
- その他: 有価証券報告書提出予定日 2024年6月25日、配当支払開始予定日 2024年6月26日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産:29,043百万円(前期比2,288百万円増加)
- 純資産:11,093百万円(前期比1,161百万円増加)
- 流動資産の増加は、原材料及び貯蔵品の減少があったものの、現金及び預金、売掛金の増加による。
- 固定資産の増加は、繰延税金資産の減少があったものの、投資有価証券の増加による。
- 流動負債の増加は、主に買掛金の増加による。
- 固定負債の減少は、主に長期借入金、リース債務の減少による。
- 純資産の増加は、配当金の支払いによる利益剰余金の減少があったものの、その他有価証券評価差額金及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上による。
- 損益計算書:
- 売上高:47,376百万円(前期比11.4%増)
- 営業利益:698百万円(前期比98.5%増)
- 経常利益:913百万円(前期比93.1%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:749百万円(前期比124.8%増)
- 価格改定や利益率の改善により、大幅な増益を達成。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュフロー:3,579百万円(前期は310百万円の減少から増加へ転換)
- 投資活動によるキャッシュフロー:▲399百万円(前期は▲452百万円の減少から減少幅縮小)
- 財務活動によるキャッシュフロー:▲1,241百万円(前期は▲615百万円の減少から減少幅拡大)
- 現金及び現金同等物期末残高:2,501百万円(前期末比344.8%増加)
- 営業キャッシュフローの増加は、税金等調整前当期純利益、減価償却費、仕入債務の増加による。
- 投資キャッシュフローの減少は、投資有価証券の売却収入があったものの、有形固定資産の取得支出による。
- 財務キャッシュフローの減少は、短期借入金の純減少額、長期借入金の返済による。
- 収益性:
- 売上高:47,376百万円(11.4%増)
- 営業利益:698百万円(98.5%増)
- 経常利益:913百万円(93.1%増)
- 純利益:749百万円(124.8%増)
- 1株当たり利益:85.90円(前年37.82円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:38.2%(前年37.1%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率:1.5%(前年0.8%)
- セグメント別:
- 食品事業:売上高22,566百万円(前期比3.1%減)、セグメント利益802百万円(前期比66.6%増)
- 飼料事業:売上高24,767百万円(前期比29.0%増)、セグメント利益938百万円(前期比7.8%増)
- 財務の解説:
- 原材料価格やエネルギーコストの高騰に対応するための価格改定が奏功し、売上高、各利益ともに大幅な増益を達成。特に親会社株主に帰属する当期純利益は124.8%増加した。
- 営業活動によるキャッシュフローは大幅に改善し、期末の現金及び現金同等物は大幅に増加した。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年3月期 期末配当:15.00円、年間15.00円
- 2024年3月期 期末配当:15.00円、年間15.00円
- 2025年3月期(予想) 期末配当:15.00円、年間15.00円
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 食品事業:
- 機能性素材のエラスチンの海外向け販売数量減少、加工食品・肉類の販売数量減少により、売上高は減少。
- 価格改定や収益重視の製造・販売努力によりセグメント利益は大幅に増加。
- 飼料事業:
- 原材料価格高騰に対応した価格改定、養魚用飼料の販売数量増加、水産物の取扱量増加により、売上高は増加。
- 養魚用飼料の販売数量増加と生産効率改善によりセグメント利益は増加。
- セグメント戦略:
- 各事業セグメント(食品事業、飼料事業)は、それぞれの取り扱う商品・製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開している。報告セグメントの利益は営業利益ベースで算定されている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 「中期経営計画<挑戦>Phase II ≪challenge2024≫」(2023年3月期~2024年3月期)を策定し、実行。
- 変化を恐れぬ挑戦を継続し、経営資源の更なる選択と集中による構造改革を推進し、収益力を強固にするとともに、環境負荷の軽減(SDGs達成貢献)にも努めている。
- 2025年3月期~2026年3月期を対象とした「中期経営計画Challenge2026 構造改革」を策定し、資本コストを意識した経営実現、収益構造の見直し、生産体制および設備の最適化、安定配当の継続、将来に向けての投資等を実行する方針。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- わが国経済は新型コロナウイルス感染症の5類引き下げにより正常化が進み、景気は緩やかに回復。
- 食品業界は円安による原材料価格の高止まりなど、依然として先行き不透明な厳しい経営環境が継続。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期(通期)連結業績予想:
- 売上高:46,000百万円(前期比2.9%減)
- 営業利益:700百万円(前期比0.2%増)
- 経常利益:900百万円(前期比1.5%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:650百万円(前期比13.2%減)
- 1株当たり利益:75.31円
- 売上高は減少を予想するものの、営業利益はほぼ横ばいを見込み、親会社株主に帰属する当期純利益は減少を予想。
- リスク要因:
- 国際情勢を背景とした原材料価格高騰やエネルギーコスト高騰に加え、円安水準も継続していることから、当社グループを取り巻く経営環境は厳しいものとなると予想される。
重要な注記
- 会計方針:
- 連結財務諸表は日本基準で作成する方針。
- 今後のIFRS(国際財務報告基準)については、国内動向等を踏まえ適切に対応する方針。
- その他:
- 期中における重要な子会社の異動はなし。
- 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はなし。
- 自己株式の取得(▲117,806千円)、自己株式の処分(12,078千円)を実施。
- 重要な後発事象はなし。
- 主要顧客はマルハニチロ株式会社であり、売上高の90%以上を占めている。
この情報は、提供された決算短信の内容に基づいていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。投資判断は、必ずご自身の責任と判断で行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2286 |
企業名 | 林兼産業 |
URL | http://www.hayashikane.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。