2023年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 伊勢化学工業株式会社
- 主要事業分野: ヨウ素及び天然ガス事業、金属化合物事業
- 代表者名: 平岡 正司 (代表取締役兼社長執行役員)
- 報告概要:
- 提出日: 2024年2月7日
- 対象会計期間: 2023年1月1日~2023年12月31日 (2023年12月期 連結)
- セグメント:
- ヨウ素及び天然ガス事業: ヨウ素、ヨウ素化合物、天然ガスの製造販売。
- 金属化合物事業: 塩化ニッケル等の製造販売。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 5,135,135株 (2023年12月期末)
- 今後の予定:
- 株主総会: 2024年3月27日 (定時株主総会)
- 有価証券報告書提出予定日: 2024年3月28日
- 配当支払開始予定日: 2024年3月28日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産が前期末比39億3千5百万円増加し、400億8千2百万円。主に棚卸資産及び買掛金の増加による。
- 純資産が前期末比26億7千2百万円増加し、318億9千2百万円。主に利益剰余金の増加による。
- 自己資本比率が80.8%から79.6%へ僅かに減少。
- 損益計算書:
- 売上高: 264億1千3百万円(前期比3.3%増)
- 営業利益: 52億9千6百万円(前期比41.0%増)
- 経常利益: 51億1千7百万円(前期比39.9%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 36億7千2百万円(前期比43.3%増)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは43億6千9百万円の資金増加(前期は21億4千4百万円)。税金等調整前当期純利益及び減価償却費の計上による。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは19億1千1百万円の資金使用(前期は21億1千2百万円)。ヨウ素及び天然ガス事業における坑井開発や生産設備更新に伴う支出による。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは11億5千万円の資金使用(前期は7億5千7百万円)。主に配当金の支払による。
- 現金及び現金同等物の期末残高は前期末比で13億3千3百万円増加し、57億2千万円。
- 収益性:
- 1株当たり当期純利益: 720.48円(前期502.73円)
- 自己資本当期純利益率: 12.0%(前期9.1%)
- 総資産経常利益率: 13.4%(前期10.5%)
- 売上高営業利益率: 20.1%(前期14.7%)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 79.6% (前期80.8%)
- 流動比率:– (流動資産24,141百万円、流動負債6,806百万円)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 14.7%(2022年12月期)から20.1%(2023年12月期)に増加。
- セグメント別:
- ヨウ素及び天然ガス事業が堅調な国際市況と円安により売上・利益に貢献。
- 金属化合物事業は販売数量減少と原燃材料高騰により営業損失を計上。
- 財務の解説:
- グループ全体として、ヨウ素国際市況の堅調な推移と円安が売上高増加に寄与。
- 営業利益、経常利益、純利益ともに大幅な増益を達成。これは主にヨウ素需要の堅調さと為替の影響による。
- 金属化合物事業は販売数量の減少と原燃材料価格の上昇、操業度の低下により厳しい状況。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年12月期:
- 第2四半期末配当: 110.00円
- 期末配当: 160.00円
- 年間配当合計: 270.00円
- 2024年12月期(予想):
- 第2四半期末配当(予想): 160.00円
- 期末配当(予想): 160.00円
- 年間配当合計(予想): 320.00円
- 特別配当の有無:
- 特別配当に関する具体的な記載はなし。安定的な配当維持を基本としつつ、業績や中期経営計画を総合的に勘案して配当を実施する方針。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- ヨウ素及び天然ガス事業:
- 売上高: 227億8千4百万円(前期比20.0%増)
- 営業利益: 55億6千5百万円(前期比67.5%増)
- 概要: ヨウ素製品の販売数量は前期を下回ったものの、堅調な国際市況と円安により売上高が増加。原燃材料価格上昇による減益要因があったが、売上高増加により利益は大幅増。
- 金属化合物事業:
- 売上高: 36億2千8百万円(前期比44.8%減)
- 営業損失: 2億6千9百万円(前期は営業利益4億3千3百万円)
- 概要: 主要製品である塩化ニッケルの販売価格は前期を上回ったものの、販売数量が大幅に減少。販売数量減、原燃材料価格上昇、操業度低下により営業損失を計上。棚卸資産評価損も含まれる。
- セグメント戦略:
- ヨウ素及び天然ガス事業では、安定した供給力確保のため坑井の開発や生産設備の更新に投資を実施。
- 全体として、積極的な国内外の販売活動と安全安定生産強化、生産性向上に注力。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 当期業績は、中期経営計画の目標達成に向けた順調な進捗を示唆。
- 2024年12月期の業績予想は売上高及び利益の増加を見込む。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:
- 同業他社との比較に関する具体的な記載はなし。
- 市場動向:
- 全体: 国内景気は緩やかな回復基調だが、中国景気減速、世界的な物価高止まり、金融引き締め継続、ウクライナ情勢の長期化、中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格影響など、世界経済の成長下振れリスクが高く、先行きは不透明な状況が継続。
- ヨウ素製品: ヨウ素の国際市況は引き続き堅調に推移。販売先における製品在庫調整の影響により、販売数量は一部減少する見込みだが、国際市況は堅調を維持する見込み。
- 金属化合物: 塩化ニッケルは販売数量の回復により売上高増加を見込む。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2024年12月期(通期予想):
- 売上高: 330億円(前期比24.9%増)
- 営業利益: 68億円(前期比28.4%増)
- 経常利益: 66億円(前期比29.0%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 46億円(前期比25.3%増)
- 1株当たり当期純利益: 902.54円
- 現状の差異: 2023年12月期の実績は予想を上回り、2024年12月期も増収増益を予想。
- リスク要因:
- 需要動向の変化、為替相場の変動、原燃材料価格の変動など、不確定な要素による業績変動の可能性。
- 国際市況の変動、世界経済の成長下振れリスク、エネルギー価格の変動などの外部要因が業績に影響を与える可能性。
重要な注記
- 会計方針:
- 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更あり。時価算定会計基準適用指針を適用。連結財務諸表への影響は軽微。
- 会計上の見積りの変更あり。環境対策引当金に関する見積りを変更し、特別利益に200百万円増加。
- 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項は維持。
- その他:
- 継続企業の前提に関する注記なし。
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外。
- 決算補足説明資料はTDnetで同日開示済み。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4107 |
企業名 | 伊勢化学工業 |
URL | http://www.isechem.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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