2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 東北電力株式会社
- 主要事業分野: 発電・販売事業、送配電事業、その他(建設業、ガス事業、情報通信事業、電力供給設備等の資機材の製造・販売など)
- 代表者名: 樋口 康二郎
- 報告概要:
- 提出日: 2025年1月31日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2024年12月31日 (2025年3月期 第3四半期)
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 無
- セグメント:
- 発電・販売事業: 電力供給サービスの提供。燃料価格変動に伴う売上高や収益の影響が大きい。
- 送配電事業: 電力送配電網の運営管理、再生可能エネルギー電気卸供給。
- その他: 建設業、ガス事業、情報通信事業、電力供給設備等の資機材の製造・販売など多岐にわたる事業。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 502,882,585株 (2025年3月期 第3四半期末時点)
- 自己株式数: 2,718,100株 (2025年3月期 第3四半期末時点)
- 期中平均株式数: 500,146,375株 (2025年3月期 第3四半期 第3四半期累計)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年3月期の連結業績予想が修正された旨の開示あり。
- IRイベント: 決算補足説明資料は同日に会社ホームページに掲載される。
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産: 5兆4,045億円 (前連結会計年度比158億円増、0.3%増)
- 純資産: 9,665億円 (前連結会計年度比555億円増、6.1%増)
- 負債: 4兆4,379億円 (前連結会計年度比396億円減、0.9%減)
- 損益計算書:
- 売上高: 1兆9,204億円 (前年同四半期比1,358億円減、△6.6%)
- 営業利益: 2,007億円 (前年同四半期比△31.4%)
- 経常利益: 1,835億円 (前年同四半期比△34.2%)
- 純利益: 1,279億円 (親会社株主に帰属する四半期純利益、前年同四半期比△34.8%)
- キャッシュフロー計算書:
- 連結キャッシュ利益: 3,443億円 (2025年3月期 第3四半期連結累計期間)。中期経営計画の財務目標「連結キャッシュ利益3,200億円以上」を達成。
- 減価償却費: 1,503億円 (当第3四半期連結累計期間)
- 収益性:
- 売上高: 1兆9,204億円 (△6.6%)
- 営業利益: 2,007億円 (△31.4%)
- 経常利益: 1,835億円 (△34.2%)
- 純利益: 1,279億円 (△34.8%)
- 1株当たり利益: 255.76円 (前年同期は392.55円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 17.5% (前連結会計年度末比2.1ポイント上昇)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移:
- 2024年3月期第3四半期: 292,418百万円 / 2,056,315百万円 ≒ 14.2%
- 2025年3月期第3四半期: 200,702百万円 / 1,920,436百万円 ≒ 10.4%
- セグメント別:
- 経常利益貢献度:
- 発電・販売事業: 1,822億円 (前年同四半期比△20.9%)
- 送配電事業: 119億円 (前年同四半期比△75.2%)
- その他: 181億円 (前年同四半期比+29.4%)
- 財務の解説:
- 売上高は、燃料価格の低下による燃料費調整額の減少が主因で減収。
- 経常利益は、燃料費調整単価の上限超過解消による収支改善影響があったものの、タイムラグ影響による差益の減少により減益。
- 純資産及び自己資本比率は、四半期純利益の計上により増加。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期年間配当: 15.00円 (期末10.00円、第2四半期末5.00円)
- 2025年3月期年間配当予想: 35.00円 (期末20.00円、第2四半期末15.00円)
- 特別配当の有無: 直近の配当予想からの修正あり。詳細は「業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ」を参照。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 発電・販売事業:
- 売上高: 1兆5,346億円 (前年同四半期比1,344億円減、△8.1%)
- 経常利益: 1,822億円 (前年同四半期比482億円減、△20.9%)
- 販売電力量 (小売): 434億kWh (前年同四半期比△6.1%減)、うち電灯需要は128億kWh (△3.0%)、電力需要は306億kWh (△7.3%)。
- 販売電力量 (卸売): 125億kWh (前年同四半期比+22.1%増)。
- 全体の販売電力量: 558億kWh (前年同四半期比△1.0%減)。
- 送配電事業:
- 売上高: 6,374億円 (前年同四半期比174億円増、+2.8%)
- 経常利益: 119億円 (前年同四半期比362億円減、△75.2%)
- エリア電力需要: 534億kWh (前年同四半期比△1.5%減)。
- その他事業:
- 売上高: 3,135億円 (前年同四半期比649億円減、△17.2%)
- 経常利益: 181億円 (前年同四半期比41億円増、+29.4%)
- セグメント戦略:
- 発電・販売事業: 燃料価格の低下が売上高に影響。燃料費調整制度のタイムラグ影響による差益減少が収益を圧迫するも、上限超過解消による改善もあり。
- 送配電事業: 再生可能エネルギー電気卸供給の増加により増収だが、調整力確保に係る調達費用増加で経常利益が大幅減。
- その他事業: 連結範囲の変更があったものの、建設業における火力関連工事の増加により増益。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: なし。
- 「東北電力グループ中長期ビジョン「よりそうnext」」において、「連結キャッシュ利益」を財務目標として設定しており、2024年度の目標3,200億円以上に対し、当第3四半期連結累計期間で3,443億円を達成。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 情報なし。
- 市場動向:
- 販売電力量は夏季の気温が前年を下回ったことによる冷房需要の減少や、競争の進展による契約切り替えが影響。
- 卸電力市場取引は増加。
- 供給力は、渇水による水力発電電力量の減少があったものの、原子力発電所の再稼働や火力発電所の補修調整等により安定的に確保。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期通期予想 (連結):
- 売上高: 2兆6,300億円 (対前期比△6.7%)
- 営業利益: 2,300億円 (対前期比△28.6%)
- 経常利益: 2,000億円 (対前期比△31.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,400億円 (対前期比△38.1%)
- 1株当たり当期純利益: 279.91円
- 直近の業績予想からの修正あり。詳細は「業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ」を参照。
- リスク要因: 燃料価格変動、為替変動、競争環境、規制環境の変化(原子力発電施設解体引当金に関する省令の廃止等)が挙げられる。
重要な注記
- 会計方針:
- 連結範囲の変更: 株式会社ユアテックの株式譲渡に伴い、同社は連結子会社から持分法適用会社へ変更され、ユアテックの子会社16社が連結範囲から除外された。
- 会計方針の変更: 「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律」の施行に伴い、原子力発電施設解体引当金の会計処理が変更された。これにより、資産除去債務の一部を取崩し、廃炉拠出金として計上。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理が適用されている。
- その他:
- 報告セグメントの変更が行われた。これに伴い、従来の「発電・販売事業」「送配電事業」「建設業」から、「発電・販売事業」と「送配電事業」の2セグメントに変更し、情報開示が行われている。
- 今後に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9506 |
企業名 | 東北電力 |
URL | http://www.tohoku-epco.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電力・ガス – 電気・ガス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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