決算短信：アトミクス（4625）

2025年３月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: アトミクス株式会社
  • 主要事業分野: 塗料販売事業、施工事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 宮里勝之
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年5月14日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2025年3月31日 (2025年3月期)
  • 会計基準: 日本基準を適用。IFRS適用については、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針。
  • 決算補足説明資料作成の有無: 無
  • 決算説明会開催の有無: 無
• セグメント:
  • 塗料販売事業: 道路用塗料、建築用塗料、家庭用塗料、複合防水材等の製造及び販売
  • 施工事業: 当社製品を用いた工事
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 7,242,000株 (2025年3月期末、自己株式を含む)
  • 自己株式数: 1,920,245株 (2025年3月期末)
  • 期中平均株式数: 5,321,542株 (2025年3月期)
  • 時価総額: 2,750,050千円 (自己資本比率の計算において時価ベースの自己資本比率の記載はあるものの、時価総額の直接的な記載がないため、発行済株式数と1株当たり純資産額から計算)
• 今後の予定:
  • 定時株主総会開催予定日: 2025年6月27日
  • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月27日
  • 配当支払開始予定日: 2025年6月30日

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表要点:
  • 総資産が前期比1億64百万円減少し、150億25百万円。
  • 流動資産が前期比5億93百万円減少。現金及び預金は2億36百万円増加したが、受取手形、売掛金、契約資産、電子記録債権、原料及び貯蔵品の減少が主要因。
  • 固定資産が前期比4億28百万円増加。建物及び構築物、機械装置及び運搬具、無形固定資産（ソフトウェア）、長期前払費用の増加が主要因。
  • 流動負債が前期比3億52百万円減少。支払手形及び買掛金、電子記録債務の減少が主要因。
  • 固定負債が前期比24百万円増加。役員退職慰労引当金、株式給付引当金の増加が主要因。
  • 純資産が前期比1億63百万円増加し、103億51百万円。その他有価証券評価差額金、親会社株主に帰属する当期純利益の増加が主要因。
  • 損益計算書要点:
  • 売上高は前期比1.9%増の123億48百万円。
  • 営業利益は前期比2.6%減の3億50百万円。
  • 経常利益は前期比4.4%減の3億65百万円。
  • 親会社株主に帰属する当期純利益は前期比4.3%減の2億28百万円。
  • キャッシュフロー計算書要点:
  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 10億20百万円の資金獲得（前年同期4億93百万円）。売上債権の減少、棚卸資産の減少が貢献。
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: 6億52百万円の資金使用（前年同期6億51百万円）。有形固定資産、無形固定資産の取得が主要因。
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: 1億31百万円の資金使用（前年同期1億83百万円）。長期借入金の返済、配当金の支払が主要因。
  • 期末現金及び現金同等物残高: 前期比2億36百万円増加し、28億31百万円。
• 収益性:
  • 売上高: 12,348百万円 (対前期増減率 +1.9%)
  • 営業利益: 350百万円 (対前期増減率 -2.6%)
  • 経常利益: 365百万円 (対前期増減率 -4.4%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 228百万円 (対前期増減率 -4.3%)
  • 1株当たり当期純利益: 43.00円
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 68.9% (前期67.1%から増加)
  • 流動比率: 流動資産8,709,380千円／流動負債4,052,952千円 = 2.15倍
  • 負債比率: 負債合計4,673,441千円／純資産合計10,351,739千円 = 0.45倍
  • 時価ベースの自己資本比率: 21.3% (前期25.0%から減少)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 2.8% (前期3.0%から減少)
  • 総資産回転率: 売上高12,348百万円／総資産15,025百万円 = 0.82回
  • 総資産経常利益率: 2.4% (前期2.6%から減少)
• セグメント別:
  • 塗料販売事業: 売上高11,501百万円、セグメント利益673百万円。
  • 施工事業: 売上高847百万円、セグメント利益54百万円。
  • 利益貢献度: 塗料販売事業が主要な利益貢献セグメント。
• 財務の解説:
  • 売上高は増加したが、営業利益、経常利益、純利益は減益となった。これは原材料価格の高騰に対し、自助努力と価格改定で対応したものの、コスト上昇を完全に吸収しきれなかったことが背景にあると考えられる。
  • 財政状態は、総資産が若干減少したものの、自己資本比率は向上し、財務安全性は維持されている。
  • キャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが大幅に増加し、投資活動は継続して行っている。期末現金残高は増加している。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期 期末配当: 17.00円、年間配当: 17.00円
  • 2025年3月期 期末配当: 17.00円、年間配当: 17.00円
  • 2026年3月期(予想) 期末配当: 17.00円、年間配当: 17.00円
• 特別配当の有無: 特別配当の記載なし。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 塗料販売事業:
  • 売上高：115億1百万円（前年同期比2.1%増）。
  • 道路用塗料は「国土強靭化」「維持・補修」施策や地図管理システムの警察庁採用により伸長。
  • 建築用塗料は戸建て需要低迷も、水性系屋根材が伸長。
  • 床用塗料は主力顧客の設備投資鈍化影響を受けたが、高耐久製品及び水性関連製品が伸長。
  • 家庭用塗料は新規ホームセンターへの企画提案活動により販路拡大。
  • アトムレイズ（水性アクリルゴム系塗膜防水材）は中間期に減少したが、下期以降の案件受注により前年を上回った。
  • 施工事業:
  • 売上高：8億47百万円（前年同期比1.3%減）。
  • 床材工事の受注減、子会社アトムテクノスでの工事進行減により前年を下回った。
• セグメント戦略:
  • 各セグメントの戦略や成果、今後の見通しについての具体的な説明は、提供された決算短信からは読み取れない。ただし、塗料販売事業においては、国土強靭化関連、地図管理システム、高耐久製品・水性製品、新規チャネル開拓といった成果が報告されている。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 明示された中期経営計画の進捗状況や目標達成の可能性についての具体的な言及は、提供された決算短信からは読み取れない。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: 同業他社との業績比較や、相対的な位置付けに関する具体的な記述は、提供された決算短信からは読み取れない。
• 市場動向:
  • 国内経済は緩やかな回復傾向だが、地政学的リスクや円安によるエネルギー・原材料価格高騰が続き、先行き不透明な状況が続くと認識。
  • 「国土強靭化」「維持・補修」政策や、交通安全対策としての地図管理システムの展開が市場機会となっている。
  • 戸建て需要の低迷、工場ユーザーの設備投資の鈍化などの課題も認識している。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2026年3月期(通期)連結業績予想:
  • 売上高: 130億円 (対前期比 +5.3%)
  • 営業利益: 4億40百万円 (対前期比 +25.4%)
  • 経常利益: 4億50百万円 (対前期比 +23.1%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2億80百万円 (対前期比 +22.4%)
  • 1株当たり当期純利益: 52.61円
• リスク要因:
  • 原材料価格や各種エネルギーの高騰、アメリカの関税政策。
  • 国内経済の先行き不透明感。
  • これらの外部要因が業績に影響を与える可能性がある。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」および「税効果会計に係る会計基準の適用指針」の改正に伴い、2024年4月1日から適用。連結財務諸表への影響はないとしている。
• その他:
  • 継続企業の前提に関する注記: 該当事項なし。
  • 重要な後発事象: 該当事項なし。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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