2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: アルフレッサ ホールディングス株式会社
- 主要事業分野: 医療用医薬品、検査試薬、医療機器・材料・用具、一般用医薬品の卸売、これらの製造販売、調剤薬局事業の運営
- 代表者名: 荒川 隆治(代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期 連結)
- セグメント:
- 医療用医薬品等卸売事業: 医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料等の卸売
- セルフメディケーション卸売事業: 一般用医薬品等の卸売
- 医薬品等製造事業: 医薬品、医療用検査試薬、医薬品原薬、医療機器・用具等の製造販売
- 医療関連事業: 主に調剤薬局の経営
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 191,300,000株(2025年3月期末、自己株式を含む)
- 今後の予定:
- 株主総会: 2025年6月25日
- IRイベント: 決算説明会開催(機関投資家・アナリスト向け)
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月24日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月3日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産が前期末比77億40百万円減少し、1兆4,398億85百万円となった。
- 流動資産は267億36百万円減少し、1兆944億96百万円。現金及び預金、未収入金の減少が主因。
- 固定資産は189億95百万円増加し、3,453億88百万円。有形固定資産の増加、投資有価証券の増加が主因。
- 純資産は23億88百万円増加し、4,822億47百万円。利益剰余金の増加と自己株式の取得・消却による影響。
- 損益計算書:
- 売上高は前期比3.6%増の2兆9,610億51百万円。
- 営業利益は前期比1.0%減の380億80百万円。
- 経常利益は前期比1.2%増の404億85百万円。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は前期比7.3%減の273億89百万円。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュフローは56億39百万円の増加。
- 投資活動によるキャッシュフローは249億17百万円の減少(設備投資増と投資有価証券売却収入増が相殺)。
- 財務活動によるキャッシュフローは235億34百万円の減少(自己株式取得による支出減と社債・長期借入による収入減が影響)。
- 期末現金及び現金同等物は1,748億13百万円。
- 収益性:
- 売上高: 2兆9,610億51百万円 (対前期比3.6%増)
- 営業利益: 380億80百万円 (対前期比1.0%減)
- 経常利益: 404億85百万円 (対前期比1.2%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 273億89百万円 (対前期比7.3%減)
- 1株当たり当期純利益: 147.54円 (前期: 154.13円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 33.5% (前期: 33.1%)
- 効率性:
- 総資産回転率: — (記載なし)
- 売上高営業利益率: 1.3% (前期: 1.3%)
- セグメント別:
- 医療用医薬品等卸売事業: 売上高2兆6,400億48百万円(前期比3.9%増)、営業利益330億55百万円(同0.1%減)。
- セルフメディケーション卸売事業: 売上高2,657億48百万円(前期比1.1%増)、営業利益29億50百万円(同10.0%増)。
- 医薬品等製造事業: 売上高540億65百万円(前期比2.5%増)、営業利益12億94百万円(同31.6%減)。
- 医療関連事業: 売上高370億23百万円(前期比1.0%増)、営業利益5億96百万円(同16.3%減)。
- 財務の解説:
- 売上高は市場の伸長と特許品・新薬創出加算品の販売増加、売上総利益率改善により増加。
- 営業利益は薬価改定の影響、仕入価格の上昇、人件費、物流費、減価償却費等のコスト増により減少。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は、自己株式取得・消却による資本剰余金・利益剰余金の減少等の影響を受けた。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期末: 70.00円 (中間34.00円、期末36.00円、記念配当各5円含む)
- 2025年3月期末: 63.00円 (中間31.00円、期末32.00円)
- 2026年3月期(予想): 68.00円 (中間34.00円、期末34.00円)
- 特別配当の有無: 2024年3月期に含まれていたが、2025年3月期は含まれていない。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 医療用医薬品等卸売事業: リソース集中とDXによる事業変革を推進。市場伸長、特許品・新薬創出加算品販売増、売上総利益率改善が寄与。薬価改定や製造コスト増が課題。
- セルフメディケーション卸売事業: 高収益化と成長領域への挑戦を推進。インバウンド需要回復、適正価格販売、販管費抑制により増収増益。
- 医薬品等製造事業: 次代の基盤創りを推進。原薬・受託製造・医療機器の売上伸長に加えて販管費抑制に取り組む。薬価改定、製造原価上昇により減益。
- 医療関連事業: 「かかりつけ薬局」を目指し、在宅医療、DX、未病予防を推進。市場伸長で増収も、薬価改定、仕入原価上昇、租税公課増により減益。
- セグメント戦略:
- 医療用医薬品等卸売事業: 「再生医療サプライチェーン」強化、取扱製品拡充、ワクチン供給最適化プラットフォーム構築、地方拠点再編など。
- セルフメディケーション卸売事業: 九州物流センターの最適化、willbase株式会社との資本業務提携による販促・マーケティング支援強化。
- 医薬品等製造事業: アドレナリン点鼻液の開発および販売ライセンス契約、生産体制強化。
- 医療関連事業: アポクリート株式会社による調剤薬局事業の運営強化。
- その他事業: 再生医療関連事業として、マスターセルの製造と保管、CMO・CDMO事業の推進。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 中期経営計画「22-24 中期経営計画 未来への躍進 ~進化するヘルスケアコンソーシアム®~」の最終年度目標に対する実績は以下の通り。
- 売上高目標: 2兆7,000億円に対し、実績2兆9,610億円(達成)。
- 営業利益率目標: 1.5%以上に対し、実績1.3%(未達成)。
- 投資計画(3年間累計)目標: 1,200億円に対し、実績960億円(未達成)。
- 株主還元(DOE)目標: 2.4%以上に対し、実績2.4%(達成)。
競合状況や市場動向
- 市場動向: 我が国経済は一部に足踏みが残るものの緩やかに回復している一方で、物価上昇の継続や通商政策など米国の政策動向による影響が景気を下押しするリスクとなっている。
今後の見通し
- 業績予想: 2026年3月期の連結業績予想
- 売上高: 3兆1,070億円 (対前期比4.9%増)
- 営業利益: 371億円 (対前期比2.6%減)
- 経常利益: 397億円 (対前期比1.9%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 250億円 (対前期比8.7%減)
- 1株当たり当期純利益: 137.52円
- リスク要因: 2025年4月の薬価改定、新規連結対象の再生医療関連事業に係る基盤整備等の開発投資増やベースアップ等の人的資本への投資によるコスト増。
重要な注記
- 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を当連結会計年度の期首から適用しているが、連結財務諸表に与える影響はない。
- その他:
- 2024年11月に自己株式取得を決議し、2025年2月に取得を完了(5,113千株・109億99百万円)。
- 2025年3月には11,540千株の自己株式消却を実施。
- 中期経営計画「25-27 中期経営計画 Vision2032 Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~」を策定。これにより、少子高齢化・労働人口減少、物流費・人件費・エネルギー価格の高騰、医薬品の供給不安、テクノロジーの進化等の社会課題および経営環境の変化に対応する。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2784 |
企業名 | アルフレッサ ホールディングス |
URL | http://www.alfresa.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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