2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ナガセ
- 主要事業分野: 教育事業(高校生部門、小・中学生部門、スイミングスクール部門、ビジネススクール部門、その他部門)
- 代表者名: 永瀬昭幸
- (その他に何かあれば追加): 問い合わせ先責任者: 内海昌男 (常務取締役総務本部長)
- 報告概要:
- 提出日: 2024年1月29日
- 対象会計期間: 2023年4月1日~2023年12月31日 (2024年3月期 第3四半期)
- セグメント:
- 高校生部門: 高校生を対象とした教育事業(東進ハイスクール、東進衛星予備校、早稲田塾等)。
- 小・中学生部門: 小学生、中学生を対象とした教育事業(四谷大塚、木村塾、東進四国、東進育英舎等)。
- スイミングスクール部門: 水泳教室、フィットネスクラブの運営(イトマンスイミングスクール、イトマンスポーツスクール)。
- ビジネススクール部門: 大学生、社会人を対象とした教育事業(東進ビジネススクール等)。
- その他部門: 出版事業部門、こども英語塾部門、オンライン学校部門、国際事業部門など。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 30,445,227株(期末発行済株式数(自己株式を含む))、26,326,086株(期中平均株式数)
- 今後の予定:
- IRイベント: 四半期決算補足説明資料は後日ウェブサイトに掲載
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産が前連結会計年度末から1,495百万円減少し、76,609百万円。
- 純資産は1,467百万円増加し、27,914百万円。
- 流動資産の減少(3,404百万円)と固定資産の増加(1,908百万円)が主な要因。
- 現金及び預金が3,119百万円減少。
- 投資有価証券の期末評価に伴う増加2,732百万円などにより投資その他の資産が増加。
- 損益計算書:
- 営業収益: 39,581百万円(前年同期比2.7%増)。
- 営業利益: 3,747百万円(前年同期比24.9%減)。
- 経常利益: 3,613百万円(前年同期比23.7%減)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2,159百万円(前年同期比44.4%減)。
- キャッシュフロー計算書: 要点記載なし。
- 収益性:
- 売上高: 39,581百万円
- 営業利益: 3,747百万円
- 経常利益: 3,613百万円
- 純利益: 2,159百万円
- 1株当たり利益: 82.03円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 36.4%(前連結会計年度末33.9%から増加)
- 効率性:
- 売上高営業利益率:
- 2024年3月期第3四半期: 9.47% (3,747百万円 / 39,581百万円)
- 2023年3月期第3四半期: 12.94% (4,989百万円 / 38,542百万円)
- セグメント別:
- 利益貢献度: 高校生部門がもっとも高い。
- 財務の解説:
- 営業利益、経常利益、純利益が減少したのは、主に前期に計上された研修施設の土地・建物の売却益1,009百万円という特別利益の影響が大きい。
- 費用面では、ヒューマレッジのM&Aによる増加のほか、新規校舎に係る物件費や賃金ベースアップに伴う人件費、全国統一小学生テストのTV広告費用、合宿やセミナー等のイベント再開費用が増加。
- 営業収益の計上は生徒募集期に当たる第3、第4四半期に集中する傾向があり、第1四半期から第2四半期にかけては費用計上が先行する。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年3月期: 期末300.00円、年間300.00円(株式分割前)
- 2024年3月期(予想): 期末100.00円、年間100.00円(株式分割後)
- 特別配当の有無: 特別配当の記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 高校生部門: 売上高20,655百万円(前年同期比5.6%減)、利益3,911百万円(前年同期比29.1%減)。新規入学者数の伸び悩みなどにより減収。
- 小・中学生部門: 売上高9,661百万円(前年同期比20.8%増)、利益1,528百万円(前年同期比15.6%減)。ヒューマレッジ(木村塾等)のM&Aにより増収。
- スイミングスクール部門: 売上高7,470百万円(前年同期比0.1%減)、利益503百万円(前年同期比24.3%増)。
- ビジネススクール部門: 売上高1,274百万円(前年同期比67.6%増)、利益405百万円(前年同期は3百万円の利益)。企業向けIT・DX講座の大口受注により増収。
- その他部門: 売上高1,442百万円(前年同期比5.9%増)、利益209百万円(前年同期は72百万円の損失)。
- セグメント戦略:
- 高校生部門: 志望校別単元ジャンル演習講座、第一志望校対策演習講座、個人別定石問題演習講座などAIを活用した講座の充実。夏期の恒例イベント、教員向けセミナー、大学学部研究会を開催。
- 全体戦略: 「心・知・体」の教育を総合的に行える体制構築を目指し、コンテンツの充実、教育指導方法の深化、受講環境の整備を推進。
- 新たな成長分野としてIT・DX研修への取り組みを積極的に推進。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 連結業績予想についての変更はなし。高校生部門の生徒募集に遅れが見られるものの、他の部門は概ね計画の範囲で推移。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済は新型コロナウイルス感染症の5類移行により社会経済活動の正常化が進み、雇用・所得環境の改善が見られる。
- 教育業界では、小中学校の英語教科化、プログラミング教育導入、大学入学共通テストへの移行、高校の学習指導要領改訂など教育改革が進行。
- AIやIoTの活用による新たな学習形態やコンテンツが求められる。
- 社会人の学び直し、リスキリングとしてのITリテラシー教育需要の高まりにより、民間教育の役割が増大。
- 少子化による市場縮小に加え、事業環境の変化や他業種企業の参入により、企業間競争は激化。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2023年4月1日~2024年3月31日)連結業績予想:
- 売上高: 55,750百万円(前年同期比6.5%増)
- 営業利益: 6,433百万円(前年同期比19.8%増)
- 経常利益: 6,123百万円(前年同期比20.7%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 3,640百万円(前年同期比9.0%減)
- 1株当たり当期純利益: 138.27円
- 直近の公表されている業績予想から修正の有無: 無
- リスク要因:
- ウクライナ戦争の長期化、中東情勢の緊迫化など地政学リスク。
- 世界的な金融引き締めが続く中での為替や金融資本市場の変動。
- 物価上昇などによる家計の消費支出動向への影響。
- 予測は現時点で入手可能な情報に基づき判断されており、今後の様々な要因により結果が異なる可能性。
重要な注記
- 会計方針: 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はなし。
- その他:
- 2023年4月1日付で普通株式1株につき3株の株式分割を実施。
- 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外。
- 新型コロナウイルス感染症対応費用として、除染専門業者によるオフィス・校舎等の消毒費用が発生。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9733 |
企業名 | ナガセ |
URL | http://www.toshin.com/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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