決算短信：小池酸素工業（6137）

2025年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 小池酸素工業株式会社
  • 主要事業分野: 機械装置、高圧ガス、溶接機材、その他（燃焼式排ガス処理装置、ヘリウム液化機の製造・仕入・販売）
  • 代表者名: 代表取締役社長 小池英夫
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年8月7日
  • 対象会計期間: 2025年3月期 第1四半期（2024年4月1日～2024年6月30日）
• セグメント:
  • 機械装置: 新規顧客への営業活動強化による受注増加、DBC（Dual Beam Control）ファイバーレーザー切断機の好調、韓国・中国における造船業界の設備投資回復による売上増加
  • 高圧ガス: 市場環境の停滞、物流コストの高騰に伴う価格改定、深耕拡大、新規拡販活動に注力。医療分野でのCPAPレンタルや院内感染防止対策機器の営業活動強化による売上増加
  • 溶接機材: 労働環境改善、省力化、効率化の提案を通じた付加価値の高い営業活動、ロボット溶接システム、バリ取り装置、バランサー等設備案件の受注、展示会参加による溶接機の拡販
  • その他: 海外向け排ガス処理装置およびヘリウム回収精製装置等の受注低迷による売上減少
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 4,522,933株（期末発行済株式数（自己株式を含む））
• 今後の予定:

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表:
  • 総資産は745億48百万円で、前連結会計年度末比10億71百万円増加。
  • 流動資産は416億56百万円で、現金及び預金、商品及び製品、仕掛品の増加が主な要因。有価証券、受取手形及び売掛金が減少。
  • 固定資産は328億91百万円で、主に投資有価証券の増加が要因。
  • 負債合計は312億73百万円で、前連結会計年度末比1億81百万円増加。
  • 流動負債は243億47百万円で、未払金、短期借入金の増加が主な要因。未払法人税等、支払手形及び買掛金が減少。
  • 固定負債は69億25百万円で、繰延税金負債、リース債務の増加が主な要因。長期借入金が減少。
  • 純資産は432億74百万円で、為替換算調整勘定、非支配株主持分、その他有価証券評価差額金の増加が要因。
  • 損益計算書:
  • 売上高: 11,712百万円（前年同期比4.6%増）
  • 営業利益: 923百万円（前年同期比35.6%増）
  • 経常利益: 1,251百万円（前年同期比35.9%増）
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 768百万円（前年同期比30.1%増）
  • キャッシュフロー計算書: 当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。減価償却費は356百万円、のれんの償却額は2百万円。
• 収益性:
  • 売上高: 11,712百万円（前年同期比4.6%増）
  • 営業利益: 923百万円（前年同期比35.6%増）
  • 経常利益: 1,251百万円（前年同期比35.9%増）
  • 純利益: 768百万円（親会社株主に帰属する四半期純利益、前年同期比30.1%増）
  • 1株当たり利益: 182.78円
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 53.6%（2025年3月期第1四半期末）
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 7.88% (923百万円 ÷ 11,712百万円)
• セグメント別:
  • 機械装置: セグメント利益601百万円（同16.4%増）
  • 高圧ガス: セグメント利益392百万円（同3.7%増）
  • 溶接機材: セグメント利益210百万円（同9.1%増）
  • その他: セグメント利益32百万円（同26.3%減）
• 財務の解説:
  • 売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前年同期と比較して大幅な増益を達成。これは、機械装置部門における新規顧客への営業活動強化と海外市場の回復、高圧ガス部門における価格改定と新規拡販活動、溶接機材部門における付加価値の高い営業活動が寄与した。一方で、その他部門は売上高・利益ともに減少。
  • 自己資本比率は53.6%と健全な財務基盤を維持。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期 期末配当実績: 200.00円
  • 2025年3月期 年間配当予想: 200.00円
• 特別配当の有無: 無

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 機械装置: 売上高47億42百万円（前年同期比13.7%増）、セグメント利益6億1百万円（同16.4%増）。
  • 高圧ガス: 売上高48億45百万円（前年同期比1.6%増）、セグメント利益3億92百万円（同3.7%増）。
  • 溶接機材: 売上高20億20百万円（前年同期比2.5%減）、セグメント利益2億10百万円（同9.1%増）。
  • その他: 売上高1億3百万円（前年同期比44.6%減）、セグメント利益32百万円（同26.3%減）。
• セグメント戦略:
  • 機械装置: DBCファイバーレーザー切断機の好調を維持しつつ、海外市場での設備投資回復を取り込む。新規顧客獲得に注力。
  • 高圧ガス: 物流コスト高騰に対応するための価格改定を継続し、深耕拡大と新規拡販を進める。医療分野での営業活動を強化。
  • 溶接機材: 労働環境改善、省力化、効率化を提案する付加価値の高い営業活動を推進。ロボット溶接システム等の受注獲得と展示会参加による拡販を強化。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 中期経営計画で掲げる「世界市場での顧客満足の実現と収益基盤の強化」に向けた拡販と収益力強化に取り組んでいる。当第1四半期は増収増益となり、計画は順調に進捗している。

競合状況や市場動向

• 市場動向:
  • 世界経済は米国・欧州が堅調に推移する一方、中国経済の停滞や不安定な国際情勢、各国の金融引き締め政策により先行き不透明な状況。
  • 日本経済は円安による物価上昇や個人消費の鈍化、海外景気の下振れリスクが懸念され、予断を許さない状況が継続。
  • 産業機械業界は低調に推移しているが、造船業界は活況。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 第2四半期（累計）予想: 売上高250億円（前年同期比4.5%増）、営業利益20億円（同11.4%増）、経常利益220億円（同0.5%増）、当期純利益120億円（同11.6%増）
  • 通期予想: 売上高520億円（通期比1.2%増）、営業利益44億円（同2.0%増）、経常利益48億円（同6.8%増）、当期純利益27億円（同11.7%増）
  • 2024年5月10日に公表した連結業績予想から変更はない。
• リスク要因: 為替変動、原材料価格の変動、国際情勢の不安定化、中国経済の停滞、国内の物価上昇と個人消費の動向などが業績に影響を与える可能性がある。

重要な注記

• 会計方針: 当四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更、四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用、会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示、いずれも無。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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