決算短信：日本碍子（5333）

2025年３月期　第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 日本ガイシ株式会社
  • 主要事業分野: エンバイロメント事業、デジタルソサエティ事業、エネルギー&インダストリー事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 小林 茂
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年10月31日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2024年9月30日（2025年3月期 第2四半期 中間期）
• セグメント:
  • エンバイロメント事業: 自動車関連製品（自動車排ガス浄化用部品、センサーなど）が主。
  • デジタルソサエティ事業: 半導体製造装置用製品、電子部品、金属、HDD用圧電マイクロアクチュエーターなどが主。
  • エネルギー&インダストリー事業: がいし、エナジーストレージ製品（NAS電池など）が主。
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 311,956,996株 (2025年3月期中間期末、自己株式を含む)
  • 自己株式数: 16,838,621株 (2025年3月期中間期末)
  • 期中平均株式数: 297,270,289株 (2025年3月期中間期)
• 今後の予定:
  • 半期報告書提出予定日: 2024年11月8日
  • 配当支払開始予定日: 2024年12月3日
  • 決算補足説明資料作成の有無: 有
  • 決算説明会開催の有無: 有（証券アナリスト、機関投資家向け）

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表:
  • 資産合計: 1兆1,058億47百万円（前期末比217億29百万円減少）。現金及び預金増加の一方、受取手形、売掛金、契約資産、有形固定資産が減少。
  • 負債合計: 4,086億2百万円（前期末比157億48百万円減少）。短期借入金増加の一方、長期借入金、固定負債、繰延税金負債が減少。
  • 純資産合計: 6,972億44百万円（前期末比59億81百万円減少）。為替換算調整勘定の減少が影響。
  • 損益計算書:
  • 売上高: 2,983億52百万円（前年中間期比5.5%増）
  • 売上総利益: 855億95百万円
  • 営業利益: 397億円（前年中間期比22.2%増）
  • 経常利益: 383億67百万円（前年中間期比32.6%増）
  • 親会社株主に帰属する中間純利益: 258億69百万円（前年中間期比42.3%増）
• 収益性:
  • 売上高: 298,352百万円 (前年中間期比+5.5%)
  • 営業利益: 39,700百万円 (前年中間期比+22.2%)
  • 経常利益: 38,367百万円 (前年中間期比+32.6%)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益: 25,869百万円 (前年中間期比+42.3%)
  • 1株当たり中間純利益: 87.02円
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 62.4% (2025年3月期中間期)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 13.3% (2025年3月期中間期)
• セグメント別:
  • 各セグメントの売上高、営業利益はセグメント別情報で詳述。
• 財務の解説:
  • 当中間期において、為替の円安と売上高の増加により、連結売上高は前年中間期比5.5%増の2,983億52百万円を記録し、過去最高を更新。
  • 利益面では、売上増と円安効果が寄与し、営業利益は22.2%増、経常利益は32.6%増、親会社株主に帰属する中間純利益は42.3%増と大幅な増益。
  • 資産合計は減少したが、負債合計も減少。純資産合計は為替換算調整勘定の減少により減少。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期: 中間配当 25.00円、期末配当 25.00円、年間合計 50.00円
  • 2025年3月期（予想）: 中間配当 30.00円、期末配当 30.00円、年間合計 60.00円
• 特別配当の有無: 無

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • エンバイロメント事業:
  • 売上高: 1,925億30百万円（前年中間期比0.4%減）
  • 営業利益: 353億10百万円（前年中間期比9.4%増）
  • 状況: 中国や東南アジア市場における自動車需要の減速に伴う出荷減少があったものの、為替の円安と費用発生の遅れにより増益。
  • デジタルソサエティ事業:
  • 売上高: 791億42百万円（前年中間期比19.8%増）
  • 営業利益: 52億50百万円（前年中間期比614.2%増）
  • 状況: 半導体製造装置用製品の一部出荷集中とデータセンター投資に伴うHDD用圧電マイクロアクチュエーターの出荷増により増収増益。一方で、パッケージ事業の赤字拡大や絶縁放熱回路基板の生産能力増強による費用計上で一部相殺。
  • エネルギー&インダストリー事業:
  • 売上高: 272億42百万円（前年中間期比14.4%増）
  • 営業利益: 営業損失8億65百万円（前年中間期は営業損失5億23百万円）
  • 状況: 国内外の送配電投資が堅調に推移し、がいし製品の出荷が好調で増収増益。海外案件の出荷も増収に寄与したが、素材調達コスト上昇により営業損失が拡大。
• セグメント戦略:
  • 2025年3月期中間連結会計期間より、報告セグメントの変更を実施。「エネルギー&インダストリー事業」に含まれていた産業機器関連製品を「エンバイロメント事業」へ変更。

競合状況や市場動向

• 市場動向:
  • 世界経済: 米国・欧州経済は緩やかな推移、中国は不動産不況や雇用情勢を背景に停滞。
  • 外部環境: 地政学的な緊張、物価やエネルギー価格上昇懸念など不確実性が継続。
  • 自動車市場: 中国や東南アジア市場での減速に伴う在庫調整の影響。
  • データセンター市場: 旺盛な投資が継続し、HDD用圧電マイクロアクチュエーターの需要が増加。
  • 送配電市場: 国内外で投資が堅調に推移。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 通期売上高: 620,000百万円（前期対比+7.1%）
  • 通期営業利益: 78,000百万円（前期対比+17.5%、4月公表値より3,000百万円上方修正）
  • 通期経常利益: 74,000百万円（前期対比+17.4%、4月公表値より3,000百万円上方修正）
  • 通期親会社株主に帰属する当期純利益: 53,000百万円（前期対比+30.7%、4月公表値から据え置き）
  • 1株当たり当期純利益: 179.41円
• リスク要因:
  • 為替レート: 下期の連結業績予想の前提となる為替レートは、1米ドル140円、1ユーロ155円。
  • エネルギー&インダストリー事業: NAS電池の大型プロジェクトの一部出荷が翌期へずれ込む見通し。
  • デジタルソサエティ事業: 半導体製造装置用製品の出荷前倒しやHDD用圧電マイクロアクチュエーターの好調継続を見込む。パッケージ事業の需要回復遅延により、事業用資産に対する減損損失を計上。
  • その他: 業績予想は現時点で入手可能な情報に基づいており、実際の数値は今後様々な要因により異なる可能性がある。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」および「グローバル・ミニマム課税制度に係る法人税等の会計処理及び開示に関する取扱い」を当中間連結会計期間の期首から適用。
  • 当中間連結会計期間において、これらの会計方針変更が中間連結財務諸表に与える影響はない。
• その他:
  • 株主資本の変動: 2024年7月29日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得により、自己株式が5,200百万円増加し、中間連結会計期間末で30,355百万円。
  • 継続企業の前提に関する注記: 該当事項なし。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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