決算短信：メディネット（2370）

2024年９月期 決算短信〔日本基準〕（非連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社メディネット
  • 主要事業分野: 細胞加工業、再生医療等製品事業
  • 代表者名: 久布白 兼直 (代表取締役社長)、落合 雅三 (取締役経営管理部長)
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年11月13日
  • 対象会計期間: 2023年10月1日～2024年9月30日 (2024年9月期)
• セグメント:
  • 細胞加工業: 医療機関向けの特定細胞加工物の製造、企業・大学・研究機関等からの臨床用・治験用細胞加工の受託、細胞培養加工施設の運営受託および関連サービスを主たる事業としています。
  • 再生医療等製品事業: 再生医療等製品の製造・販売承認の取得のための研究開発を主たる事業としています。
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 264,515,306株 (2024年9月期末、自己株式含む)
• 今後の予定:
  • 決算発表: 2024年11月28日に機関投資家および証券アナリスト向け決算説明会開催予定。
  • 株主総会: 2024年12月18日 (定時株主総会開催予定)
  • IRイベント: 決算説明会の資料は、当日使用するものを含め、開催後速やかに自社ウェブサイトおよび東京証券取引所ウェブサイトに掲載予定。

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表:
  • 総資産: 5,700百万円（前年度比65百万円増加）
  • 流動資産: 5,013百万円（前年度比244百万円増加、現金及び預金、売掛金が増加）
  • 固定資産: 686百万円（前年度比178百万円減少、投資有価証券、建物が減少）
  • 負債: 509百万円（前年度比80百万円減少）
  • 流動負債: 268百万円（前年度比77百万円減少、契約負債が減少）
  • 固定負債: 240百万円（前年度比3百万円減少、株式報酬引当金が増加、繰延税金負債が減少）
  • 純資産: 5,190百万円（前年度比146百万円増加、新株予約権の行使等による資本金・資本剰余金の増加、当期純損失計上による利益剰余金の減少、その他有価証券評価差額金の減少）
  • 損益計算書:
  • 売上高: 768百万円（前年同期比16.2%増）
  • 売上総利益: 112百万円（前年同期比14.7%増）
  • 営業損失: △1,384百万円（前年同期△1,425百万円の損失から改善）
  • 経常損失: △1,261百万円（前年同期△1,419百万円の損失から改善）
  • 当期純損失: △1,276百万円（前年同期△1,437百万円の損失から改善）
  • キャッシュフロー計算書:
  • 営業活動によるキャッシュフロー: △1,271百万円（前年同期△1,263百万円の使用）
  • 投資活動によるキャッシュフロー: 65百万円の獲得（前年同期3百万円の獲得）
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 1,460百万円の獲得（前年同期1,157百万円の獲得）
  • 期末現金及び現金同等物: 4,651百万円（前年度末比254百万円増加）
• 収益性:
  • 売上高: 768百万円（前年同期比16.2%増）
  • 営業利益: △1,384百万円
  • 経常利益: △1,261百万円
  • 純利益: △1,276百万円
  • 1株当たり利益: △5.04円
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 91.1%（前年度末89.2%から上昇）
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: △180.2%
• セグメント別:
  • 細胞加工業: 売上高768百万円、セグメント損失△373百万円
  • 再生医療等製品事業: 売上高0百万円、セグメント損失△434百万円
• 財務の解説:
  • 業績の背景: 雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大により景気は緩やかな回復基調にある一方、不安定な国際情勢や円安による物価上昇が継続し、先行き不透明な状況。
  • 主な特記事項: 特定細胞加工物の受託拡大やCDMO事業の基盤強化に注力。売上高は増加したが、先行投資や販売費の増加により細胞加工業のセグメント損失は拡大。再生医療等製品事業は、研究開発費の減少によりセグメント損失は改善。

配当

• 配当実績と予想:
  • 中間配当: 0.00円
  • 期末配当: 0.00円
  • 年間配当予想: 0.00円 (2025年9月期予想)
• 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 細胞加工業:
  • 売上高: 768百万円（前期比16.2%増）。一部取引先との価格改定、製造受託に向けた技術移転による一時金収入、製造受託料の価格改定を伴う安定受注により増加。
  • 収益貢献度: セグメント損失△373百万円（前期は△346百万円）。細胞加工受託拡大に向けた体制整備に係る先行投資や販売費等が増加した。
  • 再生医療等製品事業:
  • 売上高: 0百万円（前期比47.5%減）。
  • 収益貢献度: セグメント損失△434百万円（前期は△496百万円）。研究開発費の減少等により改善。
• セグメント戦略:
  • 細胞加工業: 3つのビジネス領域（特定細胞加工物製造業、CDMO事業、バリューチェーン事業）の拡大に向けた積極的な活動。将来的には、売上高930百万円（前期比21.0%増）を見込む。
  • 再生医療等製品事業: 再生医療等製品の早期収益化を目指し、国内外の開発動向に注目。パイプライン取得、拡充を視野に入れた活動。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 2018年4月に開始した事業構造改革を着実に実行中。細胞加工業セグメントでは製造体制適正化と早期黒字回復を目指し、再生医療等製品事業セグメントでは有望なシーズ優先開発と機動的な資金調達を実施。当面の資金繰りに懸念はないと判断。

競合状況や市場動向

• 市場動向: がん免疫療法市場の環境変化、不安定な国際情勢、円安の進行に伴う物価上昇。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2025年9月期通期予想:
  • 売上高: 930百万円（対前期比21.0%増）
  • 営業損失: △1,491百万円
  • 経常損失: △1,485百万円
  • 当期純損失: △1,489百万円
  • 1株当たり利益: △5.63円
• リスク要因:
  • 継続的な営業損失とマイナスの営業キャッシュフロー発生による継続企業の前提に関する疑義。
  • 資金調達の状況（新株予約権の発行による資金確保により、安定的なキャッシュポジションを維持）。

重要な注記

• 会計方針:
  • 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更: 無
  • 会計上の見積りの変更: 無
  • 修正再表示: 無
• その他:
  • 継続企業の前提に関する注記: 2024年9月期末時点の資金残高を総合的に検討した結果、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断。
  • 主要な顧客: 医療法人社団滉志会、ヤンセンファーマ株式会社、株式会社資生堂。
  • 潜在株式調整後1株当たり当期純利益: 潜在株式は存在するものの、当期純損失のため記載していない。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。