2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 石原産業株式会社
- 主要事業分野: 有機化学事業(農薬、動物用医薬品、医薬品原薬など)、無機化学事業(機能性材料、導電性材料、酸化チタン)、その他事業
- 代表者名: 大久保浩 (代表取締役社長)、川添泰伸 (取締役財務本部長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年2月12日
- 対象会計期間: 2025年3月期 第3四半期連結累計期間 (2024年4月1日~2024年12月31日)
- セグメント:
- 有機化学事業: 農薬、動物用医薬品、医薬品原薬などが含まれる。
- 無機化学事業: 機能性材料、導電性材料、酸化チタンなどが含まれる。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 40,383,943株 (2025年3月期3Q末時点)
- 期中平均株式数: 38,226,180株 (2025年3月期3Q累計)
- 今後の予定:
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産は2,191億円(前連結会計年度末比51億円減少)。
- 流動資産は1,522億円(同88億円減少)。現金及び預金は33億円増加したが、受取手形・売掛金及び契約資産が71億円、棚卸資産が48億円減少したことによる。
- 固定資産は668億円(同37億円増加)。有形固定資産が39億円、投資有価証券が17億円増加したが、繰延税金資産が27億円減少したことによる。
- 負債は1,138億円(同43億円減少)。支払手形及び買掛金が20億円、長短借入金・社債が18億円減少したことによる。
- 純資産は1,052億円(同8億円減少)。利益剰余金が減少したことによる。
- 損益計算書:
- 売上高: 1,054億円 (前年同期比7.0%増)
- 営業利益: 38億円 (前年同期比54.4%増)
- 経常利益: 56億円 (前年同期比6.6%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 17億円 (前年同期比36.7%減)
- キャッシュフロー計算書:
- 第3四半期連結累計期間における四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
- 減価償却費及びその他の償却費は3,676百万円 (前年同期は4,033百万円)。
- 収益性:
- 売上高: 105,422百万円 (前年同期比7.0%増)
- 営業利益: 3,834百万円 (前年同期比54.4%増)
- 経常利益: 5,631百万円 (前年同期比6.6%増)
- 純利益: 1,799百万円 (前年同期比36.7%減)
- 1株当たり利益: 47.08円 (前年同期は74.44円)
- 包括利益: 1,753百万円 (前年同期比67.1%減)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 48.0% (2025年3月期3Q末時点)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 3.6% (対前年同期比1.5%ポイント改善)
- セグメント別:
- 有機化学事業: 売上高483億円、営業利益43億円
- 無機化学事業: 売上高538億円、営業利益19億円
- その他の事業: 売上高32億円、営業利益5億円
- 財務の解説:
- 売上高は前年同期比で増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益は法人税等調整額の増加により減少した。営業利益と経常利益は改善が見られる。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期 期末配当実績: 70.00円
- 2025年3月期 通期予想: 85.00円
- 直近に公表されている配当予想からの修正は「有」。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 有機化学事業:
- 売上高: 483億円 (前年同期比25億円増)
- 営業利益: 43億円 (前年同期比5億円増)
- 農薬の海外販売(米州での除草剤の販売減少、殺菌剤の販売回復)、欧州での殺虫剤の堅調な推移、アジアでの殺菌剤の販売減少。国内農薬販売は前年同期を下回る。
- ヘルスケア事業の売上高は前年同期を下回る。
- 損益面では、農薬の増収による増益が研究開発費の増加を吸収し、全体として増益。
- 無機化学事業:
- 売上高: 538億円 (前年同期比34億円増)
- 営業利益: 19億円 (前年同期比10億円増)
- 機能性材料は国内販売が低迷したものの、海外販売が好調に推移。
- 導電性材料も海外向けを中心に販売が堅調。
- 酸化チタンでは、国内の建築用途向け需要低迷と海外市況の悪化が継続したが、在庫適正化とアジア向け拡販に注力し海外販売が増加。円安基調の為替影響も寄与。
- その他の事業:
- 売上高: 32億円 (前年同期比9億円増)
- 営業利益: 5億円 (前年同期比3億円増)
- セグメント戦略:
- 長期ビジョン「Vision 2030 独創・加速・グローバル。化学の力で暮らしを変える。」を掲げ、2024年度から2026年度の3か年の中期経営計画「Vision 2030 Stage II」に取り組み、サステナビリティを基盤に据えた事業活動の推進を強化し、企業価値向上を目指している。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 中期経営計画「Vision 2030 Stage II」に基づき事業活動を推進しており、企業価値向上を目指している。現状の業績予想は通期の業績予想の範囲内であると見込んでいる。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済は持ち直しつつあるものの、個人消費は物価上昇の影響、設備投資は慎重姿勢。
- 海外では、欧州での景気減速、中国での不動産市場の低迷や消費回復の鈍化が経済成長を制約。
- 米国大統領選でのトランプ氏当選により、経済政策の不透明感が高まり、為替動向の先行きも見通しづらく、事業環境に不確実性をもたらしている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期通期(予想):
- 売上高: 148,000百万円 (対前期比6.9%増)
- 営業利益: 10,000百万円 (対前期比13.0%増)
- 経常利益: 9,500百万円 (対前期比36.0%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 6,000百万円 (対前期比24.9%増)
- 1株当たり当期純利益: 156.98円
- 直近に公表されている業績予想からの修正は「無」。
- 現時点では、2024年11月8日に公表した通期の業績予想の範囲内で収まるものと見込んでおり、業績予想の変更はされていない。
- リスク要因: 経済状況の不確実性(物価上昇、為替動向、海外市場の変動)、研究開発費の増加、税務上の調整など。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」および「税効果会計に係る会計基準の適用指針」を第1四半期連結会計期間の期首から適用している。
- 上記会計方針の変更は、遡及適用されており、前年四半期及び前連結会計年度についても遡及適用後の連結財務諸表となっているが、四半期連結財務諸表に与える影響はない。
- その他:
- 四半期連結財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは行われていない。
- 業績予想は、現在入手している情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4028 |
企業名 | 石原産業 |
URL | http://www.iskweb.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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