2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: はごろもフーズ株式会社
- 主要事業分野: 食品事業およびその付帯事業(単一セグメント)
- 代表者名: 後藤佐恵子 (代表取締役社長)
- (その他に何かあれば追加): SDGs担当 (取締役 経営企画本部長 兼 企画部長 越野 勉)
- 報告概要:
- 提出日: 2024年5月13日
- 対象会計期間: 2023年4月1日~2024年3月31日
- (その他に何かあれば追加): 連結決算短信
- セグメント:
- 各事業セグメントの名称と概要: 食品事業およびその付帯事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示を省略。製品群別の販売動向は以下のとおり。
- ツナ等: 主力の油漬缶詰「シーチキンマイルド」、高たんぱく・低脂質・低糖質志向の「オイル不使用シーチキンマイルド」、開けやすいパウチタイプの「シーチキンSmile」シリーズが堅調。
- デザート: パウチタイプのぜんざい・ゆであずき類が好調も、主力の「朝からフルーツ」缶詰シリーズが低調。
- パスタ&ソース: 結束タイプのスパゲッティ「ポポロスパ5分」や「サラスパ」、マカロニ各種、ミートソース缶詰、電子レンジ対応パウチの「ミートソース」、和えるパスタソース「和える七香」シリーズが伸長。
- 惣菜: 主力のスイートコーン缶詰「シャキッと!コーン」シリーズ、パウチタイプの料理素材「ホームクッキング」シリーズが堅調。
- 削りぶし・のり・ふりかけ類: 削りぶし類は低調も、きざみのりや「のり弁慶ふりかけ」「天下無添ふりかけ」シリーズのふりかけ類が好調。
- ギフト・その他食品: 贈答品市場の回復と地方自治体の経済支援政策、電子レンジで簡単に調理可能な包装米飯「パパッとライス」が堅調。
- 業務用食品: コンビニエンスストアや外食産業向けの販売が伸長。
- ペットフード・バイオ他: 新製品投入による品揃え拡充、ペットフード「無一物」シリーズが堅調。
-
発行済株式:
- 発行済株式数: 10,325,365株 (2024年3月期末、自己株式を含む)
- (その他に何かあれば追加): 期末自己株式数 914,804株 (2024年3月期)
期中平均株式数 9,410,561株 (2024年3月期)
– 今後の予定:
– 株主総会: 2024年6月26日 (定時株主総会開催予定日)
– (その他に何かあれば追加): 有価証券報告書提出予定日 2024年6月26日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産は前期末より57億10百万円増加し、663億66百万円。主に投資有価証券の増加と受取手形の増加による。
- 負債合計は前期末より4億51百万円増加し、271億8百万円。繰延税金負債、流動負債のその他、長期借入金、未払法人税等、未払金等の増加による。支払手形及び買掛金は減少。
- 純資産合計は前期末より52億59百万円増加し、392億58百万円。その他有価証券評価差額金、利益剰余金、退職給付に係る調整累計額の増加による。
- 損益計算書:
- 売上高は735億1百万円(前年同期比4.3%増)。
- 営業利益は18億34百万円(前年同期は11億33百万円の営業損失)。
- 経常利益は22億69百万円(前年同期は7億91百万円の経常損失)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は17億49百万円(前年同期は13億20百万円の当期純損失)。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュフローは9億4百万円の増加(前年同期は53百万円の減少)。税金等調整前当期純利益の計上、減価償却費の計上、棚卸資産の減少などによる。
- 投資活動によるキャッシュフローは5億96百万円の減少(前年同期は20億18百万円の減少)。有形固定資産の取得による支出など。
- 財務活動によるキャッシュフローは24百万円の増加(前年同期は9億97百万円の減少)。長期借入れによる収入があったものの、長期借入金の返済による支出や配当金の支払いがあった。
- 期末現金及び現金同等物残高は7億97百万円。
- 収益性:
- 売上高: 73,501百万円 (対前期比 4.3%増)
- 営業利益: 1,834百万円 (対前期は営業損失△1,133百万円から改善)
- 経常利益: 2,269百万円 (対前期は経常損失△791百万円から改善)
- 純利益: 1,749百万円 (対前期は純損失△1,320百万円から改善)
- 1株当たり利益: 185.96円 (対前期は1株当たり損失△140.27円から改善)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 59.2% (前期末56.1%から改善)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 2.5% (前期は売上高営業利益率△1.6%)
- セグメント別:
- 利益貢献度など: 単一セグメントのため、製品群別の売上高で状況を説明。
- 財務の解説:
- 原材料やエネルギー価格高騰、為替変動が続く厳しい経営環境の中、製品価格改定を実施。家庭用食品は買い控えの影響があったものの、新価格の定着や健康志向・機能性追求製品が支持され増加。業務用食品も価格改定や給食向け伸長により増加。
- 売上総利益の増加、物流費等の減少により営業利益・経常利益・純利益が改善し、黒字転換した。持分法投資利益も増加に貢献。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 25.00円 (2024年3月期実績、2025年3月期予想)
- 期末配当: 25.00円 (2024年3月期実績、2025年3月期予想)
- 年間配当予想: 50.00円 (2024年3月期実績、2025年3月期予想)
- 特別配当の有無: 特別配当の記載はなし。安定した配当を継続することを基本とし、財務体質強化と生産合理化のための内部留保を重視。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- ツナ等: 売上高 33,452,567千円 (対前期比4.7%増)
- デザート: 売上高 5,385,199千円 (対前期比6.5%減)
- パスタ&ソース: 売上高 6,344,959千円 (対前期比4.0%増)
- 惣菜: 売上高 7,117,403千円 (対前期比4.8%増)
- 削りぶし・のり・ふりかけ類: 売上高 3,376,318千円 (対前期比5.9%増)
- ギフト・その他食品: 売上高 2,904,165千円 (対前期比8.9%増)
- 業務用食品: 売上高 12,624,746千円 (対前期比6.8%増)
- ペットフード・バイオ他: 売上高 1,954,941千円 (対前期比9.6%増)
- セグメント戦略:
- 「シーチキン食堂」テレビCMや「朝たん」等のメニュー提案で需要喚起とブランド価値訴求に努めた。
- 健康志向や簡便性、利便性を追求した製品販売に注力し、新製品開発を積極的に推進。
- 主要製品であるシーチキンにおいて、健康面やたんぱく質を訴求する取り組みによりブランド価値向上を図る。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 2024年4月1日から2024~2026年度の新中期経営計画『Challenge & Change for 100th!』がスタート。
- 目標①: 信頼感・安心感のある「はごろも」ブランド確立(キッチンで最も愛されるブランド、缶詰・レトルトパウチ分野でシェアNo.1獲得)。安全・安心な製品の安定供給、環境保全、社会貢献。
- 目標②: 自信・働き甲斐・生き甲斐をより一層確信できる会社を実現(従業員の成長と魅力ある生活実感、多様な従業員の協力・協業による新たな価値創造)。
- 目標③: 次世代に向けて新たな事業基盤を創出(既存事業の強化と100周年以降の新たな柱となる事業の開発・育成)。
- 中期経営計画におけるサステナビリティ重点課題として、マグロ・カツオ等の海洋資源持続可能性、持続可能な容器包装資材の使用推進、食品ロス削減、エネルギー・水リスク対策などを掲げ、各々具体的な取り組みを進める。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済は新型コロナウイルス感染症の第5類移行による人流増加やインバウンド需要増加により緩やかな回復。しかし、原材料やエネルギー価格の上昇、為替相場の変動により先行き不透明な状況が継続。
- 食品業界では、製品価格改定により消費者の生活防衛意識が高まり、高付加価値商品と値ごろ感のある商品への消費二極化が顕著。
- 今後も原材料価格やエネルギー価格、物流費の上昇、為替変動、人材不足による人件費上昇が懸念され、厳しい経営環境が続くことが予想される。
今後の見通し
- 業績予想: (2025年3月期連結業績予想)
- 売上高: 73,100百万円 (対前期比0.5%減)
- 営業利益: 1,900百万円 (対前期比3.6%増)
- 経常利益: 2,500百万円 (対前期比10.1%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,700百万円 (対前期比2.9%減)
- 1株当たり純利益: 180.65円
- リスク要因:
- 原材料・エネルギー価格・物流費等の上昇
- 為替相場の変動
- 製造・物流業における人材不足による人件費等の上昇
重要な注記
- 会計方針:
- 会計基準は日本基準を適用。期間比較可能性を考慮。
- 前連結会計年度の連結損益計算書において、営業外費用の「棚卸資産廃棄損」は「その他」に組み替えて表示方法を変更。
- その他:
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外。
- 業績予想は現在入手している情報および合理的判断に基づいたものであり、実現を約束するものではない。実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2831 |
企業名 | はごろもフーズ |
URL | http://www.hagoromofoods.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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