決算短信：パンチ工業（6165）

2025年３月期 決算短信［日本基準］(連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: パンチ工業株式会社
  • 主要事業分野: 金型部品事業（単一セグメント）
  • 代表者名: 森久保 哲司 (代表取締役 社長執行役員 CEO)
  • (その他に何かあれば追加): 村田 隆夫 (取締役 上席執行役員 CFO)
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年5月13日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2025年3月31日
  • (その他に何かあれば追加):
  • 決算補足説明資料作成の有無: 有
  • 決算説明会開催の有無: 有（機関投資家・アナリスト向け）
• セグメント:
  • 各事業セグメントの名称と概要: 金型部品事業（単一セグメントのため、詳細な記載は省略されています。）
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 27,622,400株 (期末発行済株式数、自己株式を含む)
  • (その他に何かあれば追加):
  • 期末自己株式数: 110,336株
  • 期中平均株式数: 25,809,151株
• 今後の予定:
  • 株主総会: 2025年6月24日
  • IRイベント: 2025年5月23日に機関投資家及びアナリスト向けオンライン説明会を開催予定
  • (その他に何かあれば追加): 配当支払開始予定日: 2025年6月25日

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表（連結）:
  • 総資産は32,970百万円（前期比3,320百万円増加）。主に投資有価証券と売掛金の増加による。
  • 純資産は22,038百万円（前期比3,287百万円増加）。主に当期純利益の計上、新株発行による資本金・資本剰余金の増加、為替換算調整勘定の増加による。
  • 負債は10,931百万円（前期比32百万円増加）。主に支払手形及び買掛金の増加による。
  • 損益計算書（連結）:
  • 売上高: 40,822百万円（前期比6.5%増）
  • 営業利益: 1,685百万円（前期比35.9%増）
  • 経常利益: 1,613百万円（前期比13.5%増）
  • 純利益: 親会社株主に帰属する当期純利益868百万円（前期は△577百万円の当期純損失から黒字転換）
  • キャッシュフロー計算書（連結）:
  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 2,271百万円の収入（前期は1,276百万円の収入）。税金等調整前当期純利益、減損損失、減価償却費等が主な要因。
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △2,415百万円の支出（前期は△680百万円の支出）。投資有価証券や有形固定資産の取得による支出が主な要因。
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: 181百万円の収入（前期は△2百万円の支出）。株式の発行による収入、短期借入金の純増等が主な要因。
  • 現金及び現金同等物の期末残高: 6,450百万円（前期比446百万円増加）。
• 収益性:
  • 売上高: 40,822百万円（前期比6.5%増）
  • 営業利益: 1,685百万円（前期比35.9%増）
  • 経常利益: 1,613百万円（前期比13.5%増）
  • 純利益: 868百万円（前期は△577百万円の純損失から黒字転換）
  • 1株当たり利益: 33.65円（前期は△23.61円の純損失）
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 66.7%（前期63.1%）
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 4.1%（前期3.2%）
  • 投下資本利益率（ROIC）: 6.0%（前期4.5%）となり、前期からは改善したものの目標(10%以上)には届いていない。
• セグメント別:
• 財務の解説:
  • 世界経済は緩やかな回復基調にあるものの、原材料・エネルギーコストの高止まり、物価上昇、地政学的問題、不動産不況など不透明な状況が継続。
  • 中期経営計画「VC 2024 Revival」に基づき、特注品ビジネスへの特化とFA領域での販売拡大を目指した。
  • 国内事業では経営合理化の一方、海外事業では中国での売上増加やインド市場再注力など成長戦略を推進。
  • 2024年10月に株式会社ミスミグループとの資本業務提携契約を締結し、相互補完・強化を目指している。
  • 足元の業績は、原材料・資源価格の高騰や部品不足、協力工場からの仕入れ価格上昇、エネルギーコスト高止まりが継続。日本は前期を下回る一方、中国は自動車関連の不振など低迷からの回復兆しがあるが、東南アジア・欧米地域は前期実績を上回った。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2025年3月期 期末配当実績: 9.76円
  • 2025年3月期 年間配当実績: 19.56円
  • 2026年3月期 年間配当予想: 18.12円 (中間配当9.06円、期末配当9.06円)
• 特別配当の有無: 特別配当の記載は特にありません。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 当社グループは金型部品事業の単一セグメントであるため、セグメント情報については記載を省略。
  • 地域別売上高（連結）:
  • 日本: 11,613百万円（前期比6.6%減）
  • 中国: 23,383百万円（前期比14.4%増）
  • 東南アジア地域: 1,951百万円（前期比2.6%増）
  • 欧米他地域: 3,873百万円（前期比8.8%増）
  • 合計: 40,822百万円（前期比6.5%増）
  • 業種別売上高（連結）:
  • 自動車関連: 17,194百万円（前期比4.0%増）
  • 電子部品・半導体関連: 6,990百万円（前期比0.9%増）
  • 家電・精密機器関連: 3,836百万円（前期比5.2%増）
  • その他: 12,800百万円（前期比14.0%増）
• セグメント戦略:
  • 「VC2024 Revival」に基づき、付加価値の高い特注品ビジネスに特化し、FA領域の特注品販売拡大による持続的利益成長を目指す。
  • 国内事業の再整備（希望退職者募集、連結子会社の解散等による経営合理化）を進める。
  • 海外事業では中国での総合機械部品企業への進化、インド市場への再注力、販売拠点及び代理店の新設検討を継続。
  • 株式会社ミスミグループとの資本業務提携により、精密加工技術と顧客ニーズへの対応力、先進デジタル技術とグローバル供給力を最大活用し、お互いの強みを活かし合う。商品はもちろん、物流インフラも活用し相互に補完・強化。
  • 2025年3月期の創業50周年を機に、新たな10年間を見据えた長期ビジョンを策定中であり、2025年5月中に公表予定。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画:
  • 前年に策定した「VC2024 Revival」において、海外事業は概ね計画通りの成果を収め、業績回復に貢献した。
  • 国内事業は、自動車関連の停滞、経営合理化に伴う生産体制の混乱、営業活動量低下の影響が想定を大きく超え、計画は達成できなかった。
  • ミスミグループとの提携による効果を見込む一方、協議中の案件が多く、2026年3月期は提携による業績寄与の効果を具体的に織り込むことが困難なため、中期経営計画を1年間休止し、その間に次期中期経営計画を策定する予定。
  • 国内事業では、ミスミグループとの提携に沿った生産体制の調整、営業体制の見直しを進め、経営合理化による遅れを取り戻し、将来の成長基盤を固める方針。

競合状況や市場動向

• 市場動向:
  • 中国では精密機器や電気自動車の輸出は好調だが、不動産不況と対中直接投資の減少により国内需要が低迷し、景気停滞が継続。
  • 米州では通商政策の影響による景気の下振れリスクが存在。
  • 国内では経営合理化後に早期希望退職対象外の退職者が想定外に発生し、受注拡大のための体制整備に遅れが生じている。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2026年3月期（予想）:
  • 売上高: 39,880百万円（前期比△2.3%減）
  • 営業利益: 1,150百万円（前期比△31.8%減）
  • 経常利益: 1,130百万円（前期比△30.0%減）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 180百万円（前期比△79.3%減）
  • 1株当たり当期純利益: 6.54円
• リスク要因:
  • 中国事業における価格競争による製品の原価率上昇、米州の通商政策による景気下振れリスク。
  • 国内事業における人財採用及び育成、体制整備の遅れ。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正が当連結会計年度の期首から適用されている。当該会計方針の変更による連結財務諸表への影響はない。
  • 連結会社間の株式売却に伴う売却損益の税務上繰延べに関する改正も当連結会計年度の期首から適用されており、遡及適用されているが、前連結会計年度の連結財務諸表への影響はない。
• その他:
  • 継続企業の前提に関する注記: 該当事項なし
  • 重要な後発事象: 該当事項なし

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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