2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: リオン株式会社
- 主要事業分野: 微粒子計測器事業、医療機器事業、環境機器事業
- 代表者名: 代表取締役社長 加藤公規
- 報告概要:
- 提出日: 2025年4月28日
- 対象会計期間: 2024年4月1日から2025年3月31日 (2025年3月期)
- セグメント:
- 微粒子計測器事業: 微粒子計測器の製造販売等
- 医療機器事業: 補聴器、医用検査機器の製造販売等
- 環境機器事業: 音響・振動計測器の製造販売等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む): 12,336,700株
- 期末自己株式数: 17,382株
- 期中平均株式数: 12,316,385株
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月25日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月25日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月26日
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 有 (アナリスト向け)
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産は前期末比で1,991百万円増加し、39,132百万円となりました。主に現金及び預金の増加、棚卸資産の増加によるものです。
- 負債は前期末比で232百万円減少し、7,696百万円となりました。これは主に未払法人税等の増加がある一方で、支払手形及び買掛金、未払消費税等、退職給付に係る負債の減少によるものです。
- 純資産は前期末比で2,224百万円増加し、31,435百万円となりました。主に利益剰余金の増加によるものです。
- 損益計算書:
- 売上高は27,877百万円(前年同期比8.4%増)となりました。
- 営業利益は4,033百万円(前年同期比16.1%増)となりました。
- 経常利益は4,106百万円(前年同期比15.3%増)となりました。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は2,859百万円(前年同期比7.8%増)となりました。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュフローは3,437百万円(前年同期比579百万円増)となりました。主に税金等調整前当期純利益の計上によるものです。
- 投資活動によるキャッシュフローは△1,685百万円(前期比967百万円減少)となりました。主に有形固定資産及び無形固定資産の取得によるものです。
- 財務活動によるキャッシュフローは△748百万円(前期比183百万円増加)となりました。主に配当金の支出によるものです。
- 期末現金及び現金同等物残高は5,848百万円(前期末比988百万円増加)となりました。
- 収益性:
- 売上高: 27,877百万円 (8.4%増)
- 営業利益: 4,033百万円 (16.1%増)
- 経常利益: 4,106百万円 (15.3%増)
- 純利益: 2,859百万円 (7.8%増)
- 1株当たり利益: 232.19円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 80.3% (前期78.7%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 14.5% (前期13.5%)
- セグメント別:
- 微粒子計測器事業が売上高・営業利益の増加に大きく貢献しました。
- 医療機器事業は減収減益となりました。
- 環境機器事業は増収増益となりました。
- 財務の解説:
- 当連結会計年度は、微粒子計測器事業の販売が特に好調であったことから、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも過去最高を更新しました。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期 期末配当: 42.00円(普通配当37円00銭、記念配当5円00銭)年間配当金合計: 70.00円
- 2026年3月期(予想) 年間配当金合計: 70.00円 (中間35.00円、期末35.00円)
- 特別配当の有無: 2025年3月期期末配当に記念配当5円00銭が含まれています。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 微粒子計測器事業:
- 売上高: 9,546百万円 (前年同期比26.3%増)
- 営業利益: 2,779百万円 (前年同期比34.7%増)
- 半導体関連市場での需要継続と設備増強による生産効率向上により、売上高・営業利益ともに過去最高を更新しました。
- 医療機器事業:
- 売上高: 12,530百万円 (前年同期比1.7%減)
- 営業利益: 1,090百万円 (前年同期比16.6%減)
- 補聴器は物価高騰による個人消費の落ち込みなどで減収、医用検査機器も前期の売上高には及ばず、事業全体で減収減益となりました。
- 環境機器事業:
- 売上高: 5,800百万円 (前年同期比7.1%増)
- 営業利益: 163百万円 (前年同期比57.1%増)
- 国内市場での新製品発売による機器更新需要に加え、海外市場での振動計新製品の好調により売上高は増加。新製品の開発費増があるものの増収幅が大きく増益となりました。
- セグメント戦略:
- 微粒子計測器事業: 半導体市場における生成AI関連の新規案件獲得、微細化ニーズへの対応による好調な販売継続。
- 医療機器事業: 補聴器における耳鼻咽喉科との連携強化、新製品投入による拡販。医用検査機器における新製品市場投入と医療機関の設備投資需要の獲得。
- 環境機器事業: 騒音計や新製品を含む振動計の拡販、地震計の機器更新案件の獲得、アジア・欧州等の海外市場における販売強化。
- 全セグメントにおいて、継続的な増収を見込んでいます。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 日本経済は不安定な国際情勢、資源・エネルギー価格の高騰、円安傾向の継続、アメリカの政権交代による政策動向など、先行きは不透明な状況が続いています。
- 半導体市場では、地政学リスクへの対応を背景とした世界各地での半導体製造工場の新設や増強により、微粒子計の需要が継続して高いです。
- 医療機器市場では、物価高騰による個人消費の落ち込みが見られます。
- 環境機器市場では、国内での新製品発売による機器更新需要、海外(欧州、中国)での景気減速影響があるものの、振動計は好調です。
今後の見通し
- 業績予想: 2026年3月期連結業績予想
- 売上高: 28,900百万円 (対前期比3.7%増)
- 営業利益: 4,400百万円 (対前期比9.1%増)
- 経常利益: 4,400百万円 (対前期比7.1%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 3,150百万円 (対前期比10.1%増)
- 1株当たり利益: 255.70円
- 今後3年間の見通し: 全てのセグメントにおいて継続的な増収を見込んでいます。
- 微粒子計測器事業: 売上高18%程度の増収、営業利益8%程度の増加見込み。
- 医療機器事業: 売上高5%程度の増収、営業利益19%程度の増加見込み。
- 環境機器事業: 売上高9%程度の増収、営業利益の利益率改善見込み。
- リスク要因: 本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があるとしています。
重要な注記
- 会計方針: 日本基準を適用しており、IFRSの適用については国内外の諸情勢の変化により、その必要性が高まった際に適切に対応していく方針です。
- その他: 連結範囲の重要な変更や会計方針の重要な変更、修正再表示はありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6823 |
企業名 | リオン |
URL | http://www.rion.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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