2024年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: リオン株式会社
- 主要事業分野:微粒子計測器事業、医療機器事業、環境機器事業
- 代表者名: 代表取締役社長 岩橋清勝
- 報告概要:
- 提出日: 2024年4月26日
- 対象会計期間: 2023年4月1日から2024年3月31日 (2024年3月期)
- セグメント:
- 微粒子計測器事業: 微粒子計測器の製造販売等
- 医療機器事業: 補聴器、医用検査機器の製造販売等
- 環境機器事業: 音響・振動計測器の製造販売等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む): 12,327,900株
- 期末自己株式数: 17,382株
- 期中平均株式数: 12,307,595株
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2024年6月25日
- 有価証券報告書提出予定日: 2024年6月25日
- 配当支払開始予定日: 2024年6月26日
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 有 (アナリスト向け)
財務指標
- 財務諸表:
- 連結貸借対照表:
- 総資産: 37,140百万円 (前期比2,583百万円増加)。棚卸資産、建物及び構築物の増加が主要因。
- 負債: 7,929百万円 (前期比15百万円減少)。未払法人税等、未払消費税等、賞与引当金の増加と退職給付に係る負債の減少。
- 純資産: 29,211百万円 (前期比2,599百万円増加)。利益剰余金の増加が主要因。
- 連結損益計算書:
- 売上高: 25,726百万円 (前期比7.8%増)。各事業セグメント（微粒子計測器、医療機器、環境機器）の販売好調。
- 営業利益: 3,474百万円 (前期比22.2%増)。売上高増加と生産効率向上。
- 経常利益: 3,562百万円 (前期比18.5%増)。営業利益の増加。
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,652百万円 (前期比47.4%増)。過去最高を更新。
- 連結キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュフロー: 2,857百万円 (前期比1,073百万円増加)。税金等調整前当期純利益の計上が主要因。
- 投資活動によるキャッシュフロー: △2,652百万円 (前期比593百万円減少)。有形固定資産、無形固定資産の取得に伴う支出。
- 財務活動によるキャッシュフロー: △565百万円 (前期比11百万円減少)。配当金の支出が主要因。
- 現金及び現金同等物の期末残高: 4,860百万円 (前期比346百万円減少)。
- 収益性:
- 売上高: 25,726百万円 (前期比7.8%増)
- 営業利益: 3,474百万円 (前期比22.2%増)
- 経常利益: 3,562百万円 (前期比18.5%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,652百万円 (前期比47.4%増)
- 1株当たり当期純利益: 215.51円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 78.7% (前期77.0%から上昇)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 13.5% (前期11.9%から改善)
- セグメント別:
- 微粒子計測器事業: 営業利益2,062百万円 (前期比34.1%増)。
- 医療機器事業: 営業利益1,308百万円 (前期比30.0%増)。
- 環境機器事業: 営業利益104百万円 (前期比65.2%減)。
- 財務の解説:
- 売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高を更新。特に親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上したソフトウエアの減損損失や建屋の解体費用などの特別損失の影響が減少し、大幅な増益を達成。
- 総資産は棚卸資産、建物及び構築物が増加し、負債は減少、純資産は利益剰余金の増加により増加。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期 期末配当: 32.00円
- 2024年3月期 年間配当: 55.00円
- 2025年3月期（予想） 年間配当: 55.00円
- 特別配当の有無: 特段の記載なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 微粒子計測器事業:
- 売上高: 7,559百万円 (前年同期比14.2%増)。半導体関連市場での需要継続と生産効率向上により過去最高を更新。
- 営業利益: 2,062百万円 (前年同期比34.1%増)。
- 医療機器事業:
- 売上高: 12,749百万円 (前年同期比4.7%増)。高付加価値製品「リオネット2」や社会活動の回復に伴う来店客数の増加、医療検査機器の販売好調。
- 営業利益: 1,308百万円 (前年同期比30.0%増)。
- 環境機器事業:
- 売上高: 5,417百万円 (前年同期比6.8%増)。海外市場での騒音計新製品販売やNorsonic社の業績貢献。
- 営業利益: 104百万円 (前年同期比65.2%減)。新製品発売に伴う費用発生により減益。
- セグメント戦略:
- 微粒子計測器事業: 設備増強による生産力向上、半導体微細化に伴う最先端機種への対応。
- 医療機器事業: 耳鼻科との連携強化による補聴器の普及、新製品投入によるラインナップ充実、医用検査機器の設備投資需要への対応。
- 環境機器事業: 新製品の市場投入、アジア・欧州等の海外市場における販売強化。
- 報告セグメントの記載順序を、微粒子計測器事業の伸長に鑑み、当連結会計年度より変更。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 報告書内には中期経営計画の具体的な進捗状況や目標達成度に関する詳細な情報はありません。ただし、今後の見通しとしてすべてのセグメントで継続的な増収を見込んでいる旨の記載あり。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 特段の記載なし。
- 市場動向:
- 国内経済: ロシア・ウクライナ情勢の長期化による資源価格高騰、中東情勢の緊迫化、不安定な為替相場の影響により不透明な状況が続く。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響緩和により社会・経済活動の平常化が進んだ。
- 半導体関連市場: 地政学リスクに対応した世界各地での半導体製造工場の新設・増強により、微粒子計の需要が高い状況。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期（通期）連結業績予想:
- 売上高: 26,900百万円 (前期比4.6%増)
- 営業利益: 3,700百万円 (前期比6.5%増)
- 経常利益: 3,700百万円 (前期比3.8%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,700百万円 (前期比1.8%増)
- 2026年3月期（予想）連結業績予想:
- 売上高: 28,000百万円
- 営業利益: 4,000百万円
- 経常利益: 4,000百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,900百万円
- 2027年3月期（予想）連結業績予想:
- 売上高: 29,400百万円
- 営業利益: 4,400百万円
- 経常利益: 4,400百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 3,200百万円
- リスク要因: 為替、原材料価格、規制環境などに関する具体的な記載はなく、「実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります」と一般的なディスクレーマーが記載されています。
重要な注記
- 会計方針: 日本基準を適用。IFRSの適用については、国内外の諸情勢の変化により、その必要性が高まった際に適切に対応していく方針。
- その他: 期中における重要な子会社の異動はなし。会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示もなし。Norsonic ASの全株式取得により、環境機器事業セグメントにおいて855,951千円ののれんが発生。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6823 |
| 企業名 | リオン |
| URL | http://www.rion.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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