2025年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: トレイダーズホールディングス株式会社
- 主要事業分野: 金融商品取引事業、システム開発・システムコンサルティング事業
- 代表者名: 金丸 貴行（代表取締役会長兼社長）
- 報告概要:
- 提出日: 2025年4月30日
- 対象会計期間: 2024年4月1日から2025年3月31日 (2025年3月期 連結)
- セグメント:
- 金融商品取引事業: 主にFX（外国為替証拠金取引）や暗号資産証拠金取引のサービスを提供
- システム開発・システムコンサルティング事業: FX取引システム開発・保守運用や外部顧客向けコンサルティングを実施
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 29,538,647株
- (その他に何かあれば追加): 自己株式数 2,280,464株、期中平均株式数 27,627,770株
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年4月30日発表（決算補足説明資料作成の有無、決算説明会開催の有無）
- 株主総会: 2025年6月25日開催予定
- IRイベント: 2025年5月9日に機関投資家・証券アナリスト向けに決算説明会をライブ配信予定
- (その他に何かあれば追加): 配当支払開始予定日 2025年6月26日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表（2025年3月期末）
- 総資産: 125,048百万円 (前連結会計年度末比 +6,855百万円)
- 純資産: 17,415百万円 (前連結会計年度末比 +3,294百万円)
- 負債: 107,633百万円 (前連結会計年度末比 +3,561百万円)
- 主な増減要因: 現金及び預金、顧客分別金信託、外国為替差入証拠金の増加が資産増加の主因。負債は外国為替受入証拠金と未払法人税等の増加が主因。純資産は当期純利益の計上等により増加。
- 損益計算書（2024年4月1日～2025年3月31日）
- 営業収益: 13,429百万円 (前年同期比 +32.9%)
- 純営業収益: 13,299百万円 (前年同期比 +34.2%)
- 営業利益: 6,634百万円 (前年同期比 +50.4%)
- 経常利益: 6,650百万円 (前年同期比 +51.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,547百万円 (前年同期比 +36.4%)
- キャッシュフロー計算書（2024年4月1日～2025年3月31日）
- 営業活動によるキャッシュフロー: 6,473百万円の収入超過 (前年同期は5,168百万円の収入超過)。主に税金等調整前当期純利益やトレーディング商品の増減による資金増加。
- 投資活動によるキャッシュフロー: 607百万円の支出超過。主に無形固定資産や投資有価証券の取得による資金減少。
- 財務活動によるキャッシュフロー: 2,582百万円の支出超過。主に社債償還、配当支払、自己株式の取得による資金減少。
- 現金及び現金同等物の期末残高: 12,090百万円 (前連結会計年度末比 +3,270百万円)
- 収益性:
- 売上高: 13,429百万円 (前年同期比32.9%増)
- 営業利益: 6,634百万円 (前年同期比50.4%増)
- 経常利益: 6,650百万円 (前年同期比51.5%増)
- 純利益: 4,547百万円 (前年同期比36.4%増)
- 1株当たり利益: 164.58円 (前年同期比 +47.19円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 13.8% (前連結会計年度末11.9%から改善)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 2025年3月期 49.4% (2024年3月期 43.7%)
- セグメント別:
- 金融商品取引事業: 営業収益13,302百万円、セグメント利益6,109百万円。
- システム開発・システムコンサルティング事業: 営業収益2,960百万円、セグメント利益585百万円。
- 財務の解説:
- 為替市場のボラティリティが高い中、FX取引事業が好調に推移。顧客預り資産の増加が収益に貢献。
- 販売費及び一般管理費は増加したが、これを上回る営業収益の伸びにより、増益を達成。
- 会計上の見積りの変更（譲渡制限付株式報酬の費用処理期間の見直し）により、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益がそれぞれ360百万円減少。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 中間配当 8.00円、期末配当 16.00円、年間配当 24.00円
- 2025年3月期: 中間配当 12.00円、期末配当 20.00円、年間配当 32.00円
- 2026年3月期(予想): 期末配当 16.00円 (期末配当予想は現時点では未定)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 金融商品取引事業:
- 売上高: 13,302百万円 (前年同期比3,433百万円増、34.8%増)
- 収益貢献度: セグメント利益6,109百万円 (前年同期比2,215百万円増、56.9%増)
- 顧客口座数: 606,029口座 (前連結会計年度末比55,206口座増)
- 預り資産: 112,271百万円 (前連結会計年度末比11,253百万円増)
- システム開発・システムコンサルティング事業:
- 売上高: 2,960百万円 (前年同期比351百万円増、13.5%増)
- 収益構成: グループ会社であるトレイダーズ証券に対する内部売上が2,833百万円（前年同期比19.3%増）、外部顧客に対する売上が127百万円（前年同期比45.8%減）
- 収益貢献度: セグメント利益585百万円 (前年同期比32百万円増、5.9%増)
- セグメント戦略:
- 金融商品取引事業: 顧客預り資産の増加施策を継続し、トレーディング損益の向上を目指す。商品性の向上や効率的な広告戦略により、顧客ニーズに応える。人件費やシステム関連費用を増加させつつ収益を拡大する見込み。
- システム開発・システムコンサルティング事業: FX取引システムや暗号資産証拠金取引システムの性能向上、機能強化、新規金融商品システム開発への対応を進める。BCP体制の強化、開発したシステムの保守・運用による安定収益に加え、グループ外金融事業者へのサービス提供を強化し、収益基盤の拡大を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 連結業績見通しは、翌連結会計年度において顧客預り資産の増加に伴い、営業収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の増加を見込んでいる。これは継続的な事業成長を示す。
競合状況や市場動向
- 市場動向: FX市場は年間を通して高いボラティリティに見舞われたが、日米金利差や政府・日銀の為替介入、日銀の追加利上げ観測など様々な要因により変動。FRBの利下げ観測やトランプ氏の大統領選挙勝利による景気刺激策への期待により円安が進む局面もあった。当連結会計年度末は1米ドル=149円98銭で取引を終了。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期(予想):
- 営業収益: 14,700百万円 (対前期増減率 +9.5%)
- 営業利益: 7,000百万円 (対前期増減率 +5.5%)
- 経常利益: 7,000百万円 (対前期増減率 +5.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,800百万円 (対前期増減率 +5.6%)
- 1株当たり当期純利益: 176.09円
- リスク要因: 業績予想は本資料発表日現在の情報に基づいているため、実際の業績は様々な要因により異なる可能性がある。特に為替市場の動向が事業収益に影響を与える。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当連結会計年度の期首から適用。これにより連結財務諸表への影響はない。
- 「税効果会計に係る会計基準の適用指針」の改正に伴う取扱いの変更についても影響はない。
- その他:
- 重要な後発事象として、2025年4月17日の取締役会で、従業員に対してストックオプションとして新株予約権を発行することを決議。これは人的資本経営推進と企業価値向上を目的としている。
- 決算補足説明資料はTDnetおよび当社ウェブサイトに掲載。
- 決算説明会の動画は、開催後速やかにウェブサイトに掲載予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8704 |
| 企業名 | トレイダーズホールディングス |
| URL | http://www.tradershd.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 金融（除く銀行） – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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