2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: アルピコホールディングス株式会社
    • 主要事業分野: 流通事業、運輸事業、観光事業、不動産事業、その他のサービス事業(保険代理店等)。
    • 代表者名: 代表取締役社長 佐藤 裕一
    • (その他に何かあれば追加): 長野県内を中心に事業展開。
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月14日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期 連結)
    • (その他に何かあれば追加): 決算補足説明資料作成有、決算説明会開催無。
  • セグメント:
    • 流通事業: 食品スーパー「デリシア」「業務スーパー・ユーパレット」の運営、移動販売、ネットスーパー、セルフ型無人決済店舗の展開。
    • 運輸事業: バス事業(観光系路線)、タクシー事業、鉄道事業。
    • 観光事業: ホテル・旅館事業、サービスエリア事業、旅行事業、レジャー場事業。
    • 不動産事業: 不動産賃貸、別荘分譲地販売、管理事業。
    • その他のサービス事業: 保険代理店事業。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 71,113,460株(期末発行済株式数、自己株式を含む)
    • (その他に何かあれば追加): 期中平均株式数 63,066,847株。
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2025年6月25日(定時株主総会開催予定日)
    • IRイベント: 2025年5月14日にTDnet及び当社ウェブサイトへ決算補足説明資料を掲載。
    • (その他に何かあれば追加): 配当支払開始予定日 2025年6月26日、有価証券報告書提出予定日 2025年6月26日。

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表:
    • 総資産:58,346,903千円(前連結会計年度比 775,940千円増加)
    • 流動資産:14,683,841千円(前連結会計年度比 690,142千円増加)。現金及び預金は減少したが、有価証券が増加。
    • 固定資産:43,663,062千円(前連結会計年度比 85,798千円増加)。有形固定資産が増加。
    • 負債合計:43,828,710千円(前連結会計年度比 3,208,727千円減少)。流動負債が減少(特に買掛金)。
    • 純資産合計:14,518,193千円(前連結会計年度比 3,984,668千円増加)。公募増資による資本金・資本剰余金の増加、当期純利益の計上が主な要因。
    • 損益計算書:
    • 営業収益:103,836,216千円(対前期比 4.2%増)
    • 営業利益:3,412,421千円(対前期比 39.4%増)
    • 経常利益:3,060,406千円(対前期比 44.1%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,292,471千円(対前期比 153.5%増)
    • キャッシュフロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 2,503,694千円の増加(前年同期比 75.7%減)。税金等調整前当期純利益の増加があったものの、仕入債務の減少が影響。
    • 投資活動によるキャッシュ・フロー: 1,955,649千円の減少(前年同期比 36.1%減)。有形固定資産の取得による支出が主な要因。
    • 財務活動によるキャッシュ・フロー: 181,535千円の増加。株式の発行による収入と長期借入れによる収入があった一方、長期借入金の返済やリース債務の返済による支出があった。
    • 現金及び現金同等物期末残高:6,151,793千円(前連結会計年度末比 729,581千円増加)。
  • 収益性:
    • 売上高: 103,836百万円(2025年3月期)
    • 営業利益: 3,412百万円(2025年3月期)
    • 経常利益: 3,060百万円(2025年3月期)
    • 純利益: 2,292百万円(2025年3月期)
    • 1株当たり利益: 35.43円(2025年3月期)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 24.9%(2025年3月期、前連結会計年度18.3%から改善)。
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率の推移: 2.5%(2024年3月期)から 3.3%(2025年3月期)へ改善。
  • セグメント別:
    • 利益貢献度: 営業利益は全セグメントで増加。流通事業1,619百万円、運輸事業1,590百万円、観光事業499百万円、不動産事業160百万円、その他69百万円。
  • 財務の解説:
    • 今期は、日本経済の持ち直し、特にサービス消費やインバウンド需要の回復が業績に貢献し、増収増益を達成しました。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に増加。
    • 自己資本比率も公募増資により大きく改善し、財務基盤が強化されました。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期 年間配当金: 3.00円(期末配当3.00円)
    • 2025年3月期 年間配当金: 5.00円(期末配当5.00円、うち上場記念配当2円を含む)
    • 2026年3月期(予想)年間配当金: 5.00円(期末配当5.00円)
    • 種類株式Bの配当: 2024年3月期、2025年3月期、2026年3月期(予想)ともに20.00円。
  • 特別配当の有無:
    • 2025年3月期期末配当に、東京証券取引所スタンダード市場上場記念配当2円が含まれています。
    • 将来の配当可能性への影響: 経営基盤の強化及び企業価値向上を図り、財務体質を強化し、安定した配当維持の方針。内部留保資金は財務体質強化と将来の事業展開への投資に活用する方針。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 流通事業: 営業収益 76,739百万円(対前期比2.5%増)。商品価格見直しによる単価上昇で増収。仕入原価や人件費増加が利益を圧迫し、営業利益は1,619百万円(対前期比1.0%減)。
    • 運輸事業: 営業収益 13,301百万円(対前期比9.1%増)。観光系路線の需要回復やタクシー運賃改定で増収。労働力不足が課題。営業利益は1,590百万円(対前期比80.1%増)。
    • 観光事業: 営業収益 12,062百万円(対前期比8.0%増)。ホテル・旅館事業の宿泊回復、インバウンド増加により増収。営業利益は499百万円(対前期比33.9%増)。
    • 不動産事業: 営業収益 1,396百万円(対前期比6.4%増)。分譲区画販売とテナント賃貸が好調。営業利益は160百万円(対前期比74.7%増)。
    • その他のサービス事業: 営業収益 618百万円(対前期比68.6%増)。人件費等経費増加が利益を圧迫。営業利益は69百万円(対前期比8千円増)。
  • セグメント戦略:
    • 各セグメント共通して、コスト削減と生産性向上による収益改善に注力。
    • 流通事業では「デリシアミールズ」などの新コンセプト店舗展開で顧客基盤拡大。
    • 運輸・観光事業はインバウンド需要回復を取り込み、引き続き増収を目指す。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 『中期経営計画2024-2026』に基づき、「成長戦略」「構造改革」「サステナビリティ経営」に取り組んでいます。
    • 成長戦略として、既存事業の成長、M&A推進、事業エリアの深耕・拡大、新規事業の創出。
    • 構造改革として、組織再編・事業集約、不採算・低収益事業のてこ入れ、DX・ICT技術活用による省力化・効率化。
    • サステナビリティ経営として、人的資本経営、環境経営、地域活性化への貢献。
    • 今期の業績はこれらの計画に沿って推移しています。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 日本経済は物価高要因がありながらも、個人消費は名目賃金増加で持ち直し傾向。
    • サービス消費は、新型感染症の影響解消とインバウンド増加により増加基調。
    • 運輸・観光業界では労働力不足が継続的な課題。
    • 企業物価は農産物中心に上昇。
    • 今後の日本経済は、物流費や人件費等のコスト増、金利上昇、為替動向により不透明な状況。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期 連結業績予想:
    • 営業収益: 105,500百万円(対前期比1.6%増)
    • 営業利益: 3,100百万円(対前期比9.2%減)
    • 経常利益: 2,600百万円(対前期比15.0%減)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,500百万円(対前期比34.6%減)
    • 今後も人件費や原材料・エネルギー価格の高止まりが想定されるため、価格見直しとコスト削減、生産性向上に注力。
  • リスク要因:
    • 人件費の増加、原材料価格高騰、エネルギー価格高止まり。
    • 為替動向、規制環境(トランプ関税)等の外部要因。

重要な注記

  • 会計方針: 日本基準を適用。
  • その他:
    • 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はなし。
    • 期中における連結範囲の重要な変更はなし。
    • 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外。
    • 業績予想は現在入手している情報と合理的判断に基づくものであり、約束するものではなく、実際の業績は様々な要因により異なる可能性がある。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 297A
企業名 アルピコホールディングス
URL https://www.alpico.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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