決算短信：ウエスコホールディングス（6091）

2024年７月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社ウエスコホールディングス
  • 主要事業分野: 総合建設コンサルタント事業、スポーツ施設運営事業、水族館運営事業、その他事業（純粋持株会社として子会社の株式を保有し、経営管理および付帯業務を行う）
  • 代表者名: 松原利直
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年9月12日
  • 対象会計期間: 2023年8月1日～2024年7月31日
• セグメント:
  • 総合建設コンサルタント事業: 建設コンサルタント、建築設計、補償コンサルタント、環境アセスメント、一般測量、航空測量、地質調査など。
  • スポーツ施設運営事業: スポーツ施設および関連施設の運営など。
  • 水族館運営事業: 水族館の運営・管理など。
  • その他事業: 陽画焼付、図面複写、各種印刷および製本、不動産の分譲、賃貸および関連施設の運営など。
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 14,933,753株（期末自己株式を含む、2024年7月期末）
• 今後の予定:
  • 決算発表: 2024年9月12日（提出日）
  • 株主総会: 2024年10月29日（定時株主総会開催予定日）
  • IRイベント: 決算補足説明資料作成の有無: 有、決算説明会開催の有無: 無
  • 有価証券報告書提出予定日: 2024年10月30日

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表:
  • 総資産は20,759百万円（前連結会計年度比4.1%増）。
  • 純資産は16,177百万円（前連結会計年度比3.1%増）。
  • 負債は4,582百万円（前連結会計年度比7.8%増）。
  • 流動資産合計は13,454百万円、固定資産合計は7,305百万円。
  • 損益計算書:
  • 売上高は15,725百万円（前年同期比0.8%増）。
  • 営業利益は942百万円（前年同期比5.6%増）。
  • 経常利益は1,228百万円（前年同期比8.0%増）。
  • 親会社株主に帰属する当期純利益は768百万円（前年同期比14.2%増）。
  • キャッシュフロー計算書:
  • 営業活動によるキャッシュ・フローは738百万円の増加。
  • 投資活動によるキャッシュ・フローは488百万円の増加。
  • 財務活動によるキャッシュ・フローは619百万円の減少。
  • 期末現金及び現金同等物残高は9,134百万円（前連結会計年度比607百万円増加）。
• 収益性:
  • 売上高: 15,725百万円 (前期比0.8%増)
  • 営業利益: 942百万円 (前期比5.6%増)
  • 経常利益: 1,228百万円 (前期比8.0%増)
  • 純利益: 768百万円 (前期比14.2%増)
  • 1株当たり利益: 52.25円 (前期45.72円)
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 77.9% (前期78.7%)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 6.0% (前期5.7%)
  • 総資産経常利益率: 6.0% (前期5.7%)
  • 自己資本純利益率: 4.8% (前期4.4%)
• セグメント別:
  • 総合建設コンサルタント事業: 売上高13,210百万円（構成比84.0%）
  • スポーツ施設運営事業: 売上高769百万円（構成比4.9%）
  • 水族館運営事業: 売上高1,434百万円（構成比9.1%）
  • その他事業: 売上高311百万円（構成比2.0%）
• 財務の解説:
  • 総資産、純資産、負債がいずれも増加し、事業規模の拡大を示唆しています。
  • 売上高は全体で微増に留まったものの、営業利益、経常利益、純利益は増加しており、収益性が改善したことを示唆しています。
  • 特に、営業利益は総合建設コンサルタント事業の増収と原価率改善によって増加しました。経常利益は保険金収入等の一過性の営業外収益も貢献しました。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年7月期: 期末配当22.00円、年間配当22.00円（総額314百万円、配当性向42.1%、純資産配当率2.0%）
  • 2025年7月期（予想）: 期末配当22.00円、年間配当22.00円
• 特別配当の有無:
  • 2024年7月期は、前回予想から1株当たり2円増額し、22円とされており、株主還元の充実と資本効率の向上を図る方針に基づいています。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 総合建設コンサルタント事業:
  • 売上高: 13,210百万円（前連結会計年度比3.2%増）
  • 営業利益: 1,084百万円（前連結会計年度比8.9%増）
  • 戦略: 政府の国土強靭化を背景に堅調に推移。豊富な繰越業務により生産消化も堅調。設計瑕疵対応に伴う生産性低下や赤字業務解消により原価率が回復し、営業利益が増加。
  • 今後の見通し: 豊富な受注残高とコスト削減努力により増収増益を計画。
  • スポーツ施設運営事業:
  • 売上高: 769百万円（前連結会計年度比9.6%増）
  • 営業利益: 6百万円（前連結会計年度は9百万円の営業損失から回復）- 4期連続の営業赤字から回復。
  • 戦略: コロナ禍からの緩やかな回復傾向。施設料金改定や指定管理事業の増収が貢献。
  • 今後の見通し: コロナ禍からの緩やかな改善を見込み、概ね前年同水準の業績推移を計画。
  • 水族館運営事業:
  • 売上高: 1,434百万円（前連結会計年度比18.5%減）
  • 営業利益: 75百万円（前連結会計年度比1.5%減）
  • 戦略: 四国水族館、兵庫県のアトアを中心に事業展開。インバウンド需要不足、来館者数減少が減収の主要因。
  • 今後の見通し: 来館者数の減衰傾向と近隣競合施設の開業影響により減益見通し。春・秋の行楽シーズンと夏休み期間が売上高の季節的変動要因。
• セグメント戦略:
  • 中期経営計画2024-2026を策定し、事業基盤の再構築、人材・技術・市場戦略に取り組んでいます。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 2024年7月期が中期経営計画「中期経営計画2024-2026」の初年度であり、事業基盤の再構築期間と位置づけています。次期は計画2年目として、最終目標達成に向け引き続き注力する方針です。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: 同業他社との比較は提供された情報にはありません。
• 市場動向:
  • 総合建設コンサルタント事業: 政府の国土強靭化を背景に公共事業関係費が安定的に推移しており、外部環境は堅調。
  • スポーツ施設運営事業: コロナ禍からの回復傾向にあるものの、回復推移は鈍化。
  • 水族館運営事業: インバウンド需要が乏しく、近隣競合施設の開業影響もあり、依然厳しい業績水準。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2025年7月期（通期）連結業績予想:
  • 売上高: 16,024百万円（前期比1.9%増）
  • 営業利益: 943百万円（前期比0.1%増）
  • 経常利益: 1,126百万円（前期比8.4%減）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 675百万円（前期比12.1%減）
  • 1株当たり当期純利益: 47.25円
• リスク要因:
  • 経常利益および純利益は、2024年7月期に発生した保険収入など一過性の営業外収益が次期に計上されないため、減益を見込んでいます。
  • 営業利益は、老朽化した社屋の大規模修繕を予定しているため、前期と同水準の見込みです。

重要な注記

• 会計方針: 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示、および連結範囲の重要な変更はいずれも「無」と記載されており、特筆すべき変更はありません。
• その他:
  • 自己株式の取得および消却: 2024年6月12日取締役会決議に基づき、株主還元の充実と資本効率の向上を図るため、自己株式600,000株（上限450百万円）を取得し、2024年8月13日に取得を終了、同月30日に消却済みです。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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