2024年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日本新薬株式会社
- 主要事業分野: 医薬品事業、機能食品事業
- 代表者名: 中井 亨
- 報告概要:
- 提出日: 2024年5月10日
- 対象会計期間: 2023年4月1日~2024年3月31日
- 会計基準: IFRS(国際財務報告基準)
- セグメント:
- 医薬品事業: 主に泌尿器科系治療剤、血液がん治療剤、難病・希少疾患治療剤、婦人科系治療剤の生産・販売
- 機能食品事業: 主に健康食品素材、品質安定保存剤、プロテイン製剤、サプリメントの生産・販売
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 70,251,484株 (2024年3月31日時点、自己株式を含む)
- 自己株式数: 2,898,726株 (2024年3月31日時点)
- 期中平均株式数: 67,352,808株 (2023年4月1日~2024年3月31日)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2024年6月27日
- 配当支払開始予定日: 2024年6月28日
- 有価証券報告書提出予定日: 2024年6月28日
- 決算説明会開催の有無: 有 (機関投資家・証券アナリスト向け、2024年5月14日(火)16時30分より開催予定)
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表 (2024年3月31日時点):
- 資産合計: 263,404百万円 (前期比25,953百万円増加)
- 負債合計: 42,870百万円 (前期比1,352百万円増加)
- 資本合計: 220,534百万円 (前期比24,601百万円増加)
- 親会社の所有者に帰属する持分比率: 83.6% (前期比1.2ポイント増加)
- 損益計算書 (2023年4月1日~2024年3月31日):
- 売上収益: 148,255百万円 (前期比2.8%増)
- 営業利益: 33,295百万円 (前期比10.8%増)
- 税引前利益: 33,616百万円 (前期比10.3%増)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 25,851百万円 (前期比13.3%増)
- キャッシュフロー計算書 (2023年4月1日~2024年3月31日):
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 16,289百万円の収入 (前期は26,170百万円の収入)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △9,921百万円の支出 (前期は△17,631百万円の支出)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △9,719百万円の支出 (前期は△9,605百万円の支出)
- 現金及び現金同等物期末残高: 58,094百万円 (前期比△1,953百万円減少)
- 収益性:
- 売上収益: 148,255百万円
- 営業利益: 33,295百万円
- 純利益: 25,853百万円 (当期利益)
- 1株当たり利益 (基本的1株当たり当期利益): 383.82円
- 財務安全性:
- 自己資本比率 (親会社所有者帰属持分比率): 83.6% (2024年3月期)
- 流動比率: 流動資産164,285百万円 / 流動負債37,336百万円 = 4.40倍
- 効率性:
- 売上収益営業利益率: 22.5% (2024年3月期、前期は20.8%)
- セグメント別: (売上収益に対する利益貢献度)
- 医薬品事業: 売上収益 125,105百万円、セグメント利益 30,638百万円
- 機能食品事業: 売上収益 23,150百万円、セグメント利益 1,393百万円
- 財務の解説:
- 2024年3月期は、主力製品の売上伸長に加え、売上構成の変化による売上原価率の低下により、増収増益を達成。
- 資産合計、資本合計ともに増加し、親会社の所有者に帰属する持分比率も上昇、財務基盤が強化されている。
- キャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローは減少したものの、投資活動によるキャッシュフローの支出が減少しており、全体のキャッシュフローは改善傾向にある。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 中間配当62.00円、期末配当62.00円、年間配当124.00円 (予想通り)
- 2025年3月期 (予想): 中間配当62.00円、期末配当62.00円、年間配当124.00円
- 特別配当の有無: 特別配当の記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 医薬品事業:
- 売上高125,105百万円 (前期比2.6%増)。
- 「ウプトラビ」、「ビルテプソ」等が伸長。
- 海外売上高はロイヤリティ収入を含めて大きく貢献。
- 機能食品事業:
- 売上高23,150百万円 (前期比4.3%増)。
- サプリメント、プロテイン製剤等の売上が増加。
- セグメント戦略:
- 医薬品事業: 薬価改定や後発品の影響がある中でも、新製品群や海外売上によるロイヤリティ収入の伸長により増収を見込む。骨髄異形成症候群・急性骨髄性白血病治療剤「ビダーザ」、がん疼痛・慢性疼痛治療剤「トラマール」については後発品の影響を見込んでいる。
- 機能食品事業: 新製品開発・投入に一層注力し、重点品目への取り組みを強化する方針。一部製品での販売価格低下の影響も予測。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 企業価値の最大化を目指し研究開発体制を強化し、開発パイプラインの充実に取り組みつつ、安定した配当を維持する方針。DOE(株主資本配当率)を勘案した適切な利益還元を行う。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社との比較に関する具体的な記載はなし。
- 市場動向:
- 医薬品業界: 後発品の使用促進策、薬価の毎年改定等の医療費抑制策により厳しい環境が継続。
- 機能食品事業: 健康志向の高まりによるニーズは高いが、運送コストや原材料価格の高騰による厳しい事業環境が継続。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期連結予想:
- 売上収益: 150,000百万円 (対前期比1.2%増)
- 営業利益: 31,000百万円 (対前期比△6.9%減)
- 税引前利益: 31,500百万円 (対前期比△6.3%減)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 24,500百万円 (対前期比△5.2%減)
- 基本的1株当たり当期利益: 363.76円
- リスク要因:
- 世界経済の不透明性、地政学リスク、エネルギー資源・原材料価格の高騰、円安による物価上昇。
- 医薬品業界における薬価改定、後発品の使用促進策等による医療費抑制策。
- 知的財産権侵害、訴訟、研究開発の中止、予期せぬ副作用、サプライチェーンの寸断、金融市況・為替変動、ITセキュリティ及び情報管理、環境規制、大規模災害、製品品質問題、人財確保・育成に関するリスク。
重要な注記
- 会計方針: 国際会計基準(IFRS)を任意適用している。
- その他:
- 決算補足説明資料は決算説明会開催に合わせてウェブサイトで開示予定。
- 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)、会計方針の変更・会計上の見積りの変更、重要な後発事象については該当なし。
このレポートは、提供された決算短信の公開情報に基づいて作成されており、日本新薬株式会社の過去の実績および将来の見通しに関する客観的な情報提供のみを目的としています。
将来の見通しに関する記述は、作成時点での仮定や見込みに基づいており、実際の業績は様々な要因によって大きく異なる可能性があります。
本レポートに含まれる情報は、正確性には万全を期しておりますが、その完全性や正確性を保証するものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4516 |
企業名 | 日本新薬 |
URL | http://www.nippon-shinyaku.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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