2025年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社カナモト
- 主要事業分野: 建設機械レンタルの中核事業を主軸とする建設関連事業、鉄鋼関連事業、情報機器関連事業、福祉関連事業など。
- 代表者名: 金本 哲男
- 報告概要:
- 提出日: 2025年3月6日
- 対象会計期間: 2024年11月1日~2025年1月31日(2025年10月期 第1四半期)
- セグメント:
- 建設関連事業: 建設機械のレンタル、中古建機の販売が主力。災害復興工事やインフラ整備、各種大型プロジェクトに対応。
- その他事業: 鉄鋼関連、情報機器関連、福祉関連。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 38,742,241株(自己株式を含む、2025年10月期1Q末時点)
- 今後の予定:
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表: 総資産は3,249億1百万円と前連結会計年度末から20億47百万円増加。現金及び預金が増加する一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が減少。負債合計は9億16百万円増加。電子記録債務、短期借入金が増加する一方で、支払手形及び買掛金、未払法人税等が減少。純資産合計は11億31百万円増加。自己株式の取得により減少。
- 損益計算書: 売上高536億73百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益49億93百万円(同67.2%増)、経常利益52億12百万円(同62.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益32億38百万円(同82.1%増)と大幅な増益。
- キャッシュフロー計算書: 当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。減価償却費は8,687百万円、のれんの償却額は162百万円。
- 収益性:
- 売上高: 53,673百万円(前年同期比 +7.1%)
- 営業利益: 4,993百万円(前年同期比 +67.2%)
- 経常利益: 5,212百万円(前年同期比 +62.9%)
- 純利益(親会社株主に帰属する四半期純利益): 3,238百万円(前年同期比 +82.1%)
- 1株当たり利益(1株当たり四半期純利益): 91.77円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 43.4%(前連結会計年度末と同率)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 前年同期の約5.95%から約9.30%に改善(記載の数値より算出)。
- セグメント別:
- 建設関連事業: 売上高481億10百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益46億32百万円(同75.9%増)。
- その他事業: 売上高55億62百万円(前年同期比15.8%増)、営業利益2億19百万円(同0.4%増)。
- 財務の解説:
- 当第1四半期は、国内経済の緩やかな回復基調を背景に、売上高が堅調に推移。利益面では、資産効率の改善が継続し、営業利益、経常利益、純利益ともに大幅な増益を達成。建設関連事業が全体の業績を牽引している。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年10月期 実績: 年間80.00円(中間35.00円、期末45.00円)
- 2025年10月期 予想: 年間80.00円(中間40.00円、期末40.00円)
- 特別配当の有無: 特別配当の記載はなし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 建設関連事業:
- 売上高: 48,110百万円
- 収益貢献度: 売上高の大部分を占め、営業利益の約92.77%(4,632百万円 / 4,993百万円)を貢献。
- 中古建機販売の売上高は前年同期比28.6%増。
- その他事業:
- 売上高: 5,562百万円
- 収益貢献度: 営業利益の約4.39%(219百万円 / 4,993百万円)を貢献。
- 鉄鋼関連、情報機器関連、福祉関連ともに好調に推移。
- セグメント戦略:
- 建設関連事業は、レンタル単価の適正化による収益構造の改善や資産稼働率の向上に注力。建設業界の生産性向上に貢献する施策にも取り組むことで、持続可能な成長基盤の構築を目指す。
- 中古建機販売は、レンタル用資産の運用期間の延長を図りつつ、適正な資産構成の維持に向けた売却を進めている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 新中期経営計画(2025~2029年度)「Progress 65 ~成長と効率化の実現に向けて~」をスタート。3つの重点施策「成長戦略と資本効率の改善」「DX戦略の強化」「サステナビリティへの取り組み」を掲げ、真のゼネラルレンタルカンパニーに向けた戦略を推進している。人的資本投資の拡充(第2四半期から給与水準の引き上げを実施)も行っている。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済は経済活動の正常化が進み、雇用・所得環境も改善され、緩やかな回復が続いている。
- 公共建設投資は堅調に推移し、民間設備投資も持ち直しの動きが見られる。
- 建設資材の価格高騰や労働者賃金の上昇、労働者不足の問題による影響が懸念されている。
- アメリカの政策動向や中東情勢の悪化、不安定な為替の動向、金融政策などによる景気への影響も引き続き注視する必要がある。
今後の見通し
- 業績予想: 2024年12月6日開示の業績予想からの変更はなし。
- 2025年10月期 通期予想:
- 売上高: 211,100百万円(対前期比 +1.9%)
- 営業利益: 15,100百万円(対前期比 +3.6%)
- 経常利益: 15,300百万円(対前期比 +0.5%)
- 純利益(親会社株主に帰属する当期純利益): 9,300百万円(対前期比 +3.2%)
- 1株当たり当期純利益: 265.94円
- リスク要因:
- 経済情勢(アメリカの政策動向や中東情勢の悪化、為替動向、金融政策など)
- 建設資材の価格高騰
- 労働者賃金の上昇および労働者不足
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正が当第1四半期連結会計期間の期首から適用されている。
- 連結会社間の子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益の税務上の繰り延べに関する取扱いの見直しに伴う改正も期首から適用されている。
- これらの会計方針変更による四半期連結財務諸表への影響はない。
- その他:
- 2024年12月6日開催の取締役会決議に基づき自己株式を取得。自己株式が1,079百万円増加し、当第1四半期連結会計期間末において自己株式が8,749百万円となっている。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9678 |
企業名 | カナモト |
URL | http://www.kanamoto.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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