2024年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社白洋舍
- 主要事業分野: クリーニング、レンタル、不動産、物品販売
- 代表者名: 代表取締役社長執行役員 五十嵐瑛一
- 報告概要:
- 提出日: 2025年2月14日
- 対象会計期間: 2024年1月1日〜2024年12月31日
- セグメント:
- クリーニング: 主に個人顧客を対象とし、衣服、ふとん、じゅうたん、カーテンなどのクリーニングサービスを提供。直営店、フランチャイズ、集配サービスを展開。
- レンタル: 主に法人顧客を対象とし、リネン品やユニフォームのクリーニングとレンタルサービスを提供。ホテル・レストラン向けとコンビニエンスストア・食品工場向けに分かれる。
- 不動産: 不動産の賃貸および管理。
- 物品販売: クリーニング業務用の機械・資材などの販売。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 3,900,000株 (2024年12月期末)
- 自己株式数: 112,078株 (2024年12月期末)
- 期中平均株式数: 3,789,142株 (2024年12月期)
- 時価総額: — (記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年3月26日
- 配当支払開始予定日: 2025年3月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年3月27日
- 決算補足説明資料作成の有無: 無
- 決算説明会開催の有無: 無
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表: 総資産は32,753百万円(前年比1.2%減)、純資産は10,545百万円(前年比26.0%増)。純資産は利益剰余金の増加により大きく増加。流動資産は棚卸資産の増加と現金預金の減少により微増、固定資産は繰延税金資産の減少により減少。流動負債は短期借入金の減少により減少。
- 損益計算書: 売上高は43,580百万円(前年比0.7%増)、営業利益は2,295百万円(前年比26.4%増)、経常利益は2,501百万円(前年比16.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,215百万円(前年比13.9%増)。投資有価証券売却益の計上が純利益増加に貢献。
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュフローは2,922百万円の収入(前年比86.6%増)、投資活動によるキャッシュフローは89百万円の支出(前年比85.1%減)、財務活動によるキャッシュフローは2,875百万円の支出(前年比337.4%増)。結果として現金及び現金同等物の期末残高は1,315百万円(前年比8.0%減)。
- 収益性:
- 売上高: 43,580百万円(前年比0.7%増)
- 営業利益: 2,295百万円(前年比26.4%増)
- 経常利益: 2,501百万円(前年比16.4%増)
- 純利益: 2,215百万円(前年比13.9%増)
- 1株当たり利益: 584.76円(前年比13.6%増)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 31.9%(前年25.1%から7.8ポイント改善)
- 流動比率:– (記載なし)
- 負債比率:– (記載なし)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 5.3%(前年4.2%から1.1ポイント改善)
- 総資産回転率:– (記載なし)
- セグメント別:
- 利益貢献度: クリーニング部門は売上高減少ながら構造改革によりセグメント利益が増加。レンタル部門は売上高、セグメント利益ともに増加。
- 財務の解説:
- 全体として、当期は主要事業であるレンタル事業の好調、およびクリーニング事業の構造改革の進展により、売上高は微増ながら、営業利益、経常利益、純利益は大幅に増加した。特に、投資有価証券売却益の計上が純利益に寄与した。財務安全性も自己資本比率の向上により改善した。キャッシュフローは営業活動によるものが大幅に増加したものの、財務活動における支出増により、現金及び現金同等物は減少した。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年12月期実績: 年間40.00円(中間15.00円、期末25.00円)
- 2024年12月期実績: 年間60.00円(中間25.00円、期末35.00円)
- 2025年12月期予想: 年間60.00円(中間30.00円、期末30.00円)
- 特別配当の有無: 特別配当の記載はなし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- クリーニング: 売上高16,581百万円(前年比3.1%減)。セグメント利益1,807百万円(前年比8.0%増)。売上高は天候不順等の影響で減少したが、不採算店舗の閉鎖など構造改革の進捗により利益は増加。
- レンタル: 売上高25,885百万円(前年比3.1%増)。セグメント利益2,135百万円(前年比15.0%増)。ホテル等の稼働堅調と取引価格改定により売上高・利益ともに増加。
- 不動産: 売上高487百万円(前年比1.2%増)。セグメント利益363百万円(前年比1.9%増)。変動は軽微。
- 物品販売: 売上高625百万円(前年比8.9%増)。セグメント利益44百万円(前年比43.3%減)。商品在庫圧縮を進めた結果、利益は減少。
- セグメント戦略:
- クリーニング: 収益性向上に向けた構造改革として、不採算店舗の閉鎖や拠点統合による業務効率改善を進めている。
- レンタル: 営業体制・生産体制の整備、地域ごとの事業ポートフォリオ最適化を進め、インバウンド需要の拡大や安全衛生意識の高まりによる需要増を取り込む。
- 全体: 2024年より中期経営計画(2026年まで)をスタートさせ、「構造改革の完遂」「オペレーションの磨き上げ」「マーケティングによる収益力向上」「事業ポートフォリオの最適化」を基本方針に掲げて、持続的な成長を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2026年までの連結経常利益27億円達成を目標としており、各施策を着実に遂行していく。ホテル稼働の堅調さやクリーニング料金改定など、目標達成に向けた施策を進めている。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:– (記載なし)
- 市場動向:
- クリーニング市場: ファッションのカジュアル化、家庭用洗濯機の高性能化、リモートワークの普及といった社会的要因を背景に縮小傾向にあり、中長期的にも大幅な回復は見込まれない。
- レンタル市場: 政府の観光立国化政策によるインバウンド需要の拡大や、食品工場等における安全衛生意識の高まりを背景に堅調な需要が見込まれる。
- 全体: 雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大が見られる一方、物価上昇や為替変動、国際情勢の不透明さが継続。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年12月期連結業績予想: 売上高44,000百万円(前年比1.0%増)、営業利益2,350百万円(前年比2.4%増)、経常利益2,570百万円(前年比2.7%増)、純利益1,950百万円(前年比12.0%減)。
- 純利益の減少は、今期計上された投資有価証券売却益の反動減を見込んでいるため。
- リスク要因: 人件費、物流費、資材等原材料価格の上昇が長期的に続く見込み。為替変動や規制環境など外部要因についても、実際の業績に影響を与える可能性がある。
重要な注記
- 会計方針: 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更の記載なし。
- 会計上の見積り: 店舗等の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として計上している資産除去債務について、見積額の変更を実施。これにより、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益がそれぞれ11百万円減少。
- その他: 連結範囲の重要な変更に関する記載なし。重要な後発事象に関する記載なし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9731 |
企業名 | 白洋舎 |
URL | http://www.hakuyosha.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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