2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: センコーグループホールディングス株式会社
- 主要事業分野: 物流事業、商事・貿易事業、ライフサポート事業、ビジネスサポート事業、プロダクト事業
- 代表者名: 福田泰久 (代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月12日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
- 会計基準: 日本基準 (連結)
- セグメント:
- 物流事業: 貨物自動車運送、鉄道利用運送、海上運送、国際運送取扱、倉庫業、荷主の構内における原材料及び製品の包装・移動等の作業、物流センター運営など
- 商事・貿易事業: 石油販売、商事販売、紙製品・日用雑貨品販売および貿易事業など
- ライフサポート事業: 総合卸売および小売店事業、介護事業および高齢者向け施設運営事業、スポーツ施設の経営など
- ビジネスサポート事業: 情報処理受託業、事務処理に関する受託代行業務、コールセンター事業など
- プロダクト事業: 合成樹脂およびその他素材を原材料とする食品用・貯蔵用・輸送用・医療用等の容器、包装用フィルム・シート等の製造販売など
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 175,692,457株(2025年3月期末、自己株式を含む)
- 自己株式数: 4,951,738株(2025年3月期末)
- 期中平均株式数: 156,523,547株(2025年3月期)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月26日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月25日
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 有 (アナリスト向け)
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産: 718,739百万円 (前連結会計年度比32,603百万円増)
- 流動資産: 229,227百万円 (前連結会計年度比10,639百万円減)
- 固定資産: 489,410百万円 (前連結会計年度比43,141百万円増)
- 純資産: 243,216百万円 (前連結会計年度比38,655百万円増)
- 負債合計: 475,523百万円 (前連結会計年度比6,052百万円減)
- 損益計算書:
- 営業収益: 854,550百万円 (対前期比9.8%増)
- 営業利益: 34,946百万円 (対前期比16.9%増)
- 経常利益: 33,767百万円 (対前期比10.7%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 18,610百万円 (対前期比16.7%増)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 44,722百万円 (収入)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △58,024百万円 (支出)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: 454百万円 (収入)
- 現金及び現金同等物期末残高: 67,306百万円 (対前期末比11,977百万円減)
- 収益性:
- 売上高: 854,550百万円
- 営業利益: 34,946百万円
- 経常利益: 33,767百万円
- 純利益: 18,610百万円(親会社株主に帰属)
- 1株当たり利益: 118円90銭
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 30.2% (前連結会計年度26.1%より4.1ポイント上昇)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 4.1%
- セグメント別:
- 物流事業: 売上高550,510百万円 (寄与度: 高)、セグメント利益32,364百万円 (寄与度: 高)
- 商事・貿易事業: 売上高177,984百万円、セグメント利益2,905百万円
- ライフサポート事業: 売上高63,013百万円、セグメント利益1,161百万円 (減益)
- ビジネスサポート事業: 売上高15,504百万円、セグメント利益2,843百万円 (増益)
- プロダクト事業: 売上高47,109百万円、セグメント利益307百万円 (減益)
- 財務の解説:
- 継続的な物価・人件費上昇、不安定な事業環境が続く中で、拡販および料金・価格改定、M&Aの収益寄与により、営業収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益すべてが前期を上回る結果となった。
- 総資産は増加し、特に固定資産が増加。負債合計は減少。純資産は増加し、自己資本比率が改善。
- 営業活動によるキャッシュフローは収入を確保したが、投資活動による支出がそれを上回り、現金および現金同等物は減少した。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期 期末配当: 23円00銭 (年間配当: 46円00銭)
- 2025年3月期 期末配当予想: 23円00銭 (年間配当予想: 46円00銭)
- 2026年3月期 年間配当予想: 50円00銭 (中間配当25円、期末配当25円)
- 特別配当の有無: 特別配当の記載はなし。将来の配当は、中期経営計画に基づき配当性向40%を目指す方針。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 物流事業: 営業収益550,510百万円 (対前期比11.1%増)、セグメント利益32,364百万円 (対前期比21.4%増)。拡販および料金改定、M&Aの収益寄与により大幅増収増益。
- 商事・貿易事業: 営業収益177,984百万円 (対前期比3.8%増)、セグメント利益2,905百万円 (対前期比23.2%増)。仕入価格上昇影響があったが、拡販および価格改定、M&Aの収益寄与により増収増益。
- ライフサポート事業: 営業収益63,013百万円 (対前期比25.4%増)、セグメント利益1,161百万円 (対前期比1.5%減)。M&Aの収益寄与や新規出店効果による利用者増で増収となったが、人手不足による人件費増加などで減益。
- ビジネスサポート事業: 営業収益15,504百万円 (対前期比13.7%増)、セグメント利益2,843百万円 (対前期比47.1%増)。拡販およびホテル事業の回復、M&Aの収益寄与により増収増益。
- プロダクト事業: 営業収益47,109百万円 (対前期比0.0%増)、セグメント利益307百万円 (対前期比15.8%減)。物価上昇による消費行動の変化や原料仕入価格上昇影響があったが、価格改定や拡販に努め減益にとどめた。
- セグメント戦略:
- 物流事業: 大容量蓄電池設置、複合型センター、危険物倉庫併設多機能倉庫、トラック中継輸送専用施設などの新規開設・稼働。株式会社オプラスをグループに迎え、全国ネットの輸配送網と量販・小売物流を強化。
- 商事・貿易事業: 業務用の内装事業拡大のため、株式会社七彩をグループに迎える。
- ライフサポート事業: 寺内株式会社大阪本店ビル「ファンビタウン2ビル」の建て替え完成、売場面積拡大と品揃え強化。介護事業を営む株式会社アルファケアをグループに迎え、健康分野の提供サービスも拡大。
- ビジネスサポート事業: 株式会社日東テクノブレーンをグループに迎え、BPOニーズへの対応を強化。
- 環境負荷低減の取り組みとして、日本物流団体連合会からの賞や国土交通省からの表彰を受賞。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 当グループは中期経営5ヵ年計画(2022年4月~2027年3月)の3年目として、業績のさらなる伸長に努めており、目標達成に向け引き続き業績向上に取り組む方針。配当性向40%を目指す。
競合状況や市場動向
- 市場動向: 経済環境は緩やかな回復基調が期待される一方で、ウクライナや中東情勢などの地政学リスク、中国経済の減速、物価上昇による節約志向、アメリカの通商政策の影響による景気下振れリスク、消費者マインドの下振れによる個人消費への影響が懸念される。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期 通期予想 (対前期比):
- 営業収益: 910,000百万円 (6.5%増)
- 営業利益: 40,000百万円 (14.5%増)
- 経常利益: 38,000百万円 (12.5%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 21,600百万円 (16.1%増)
- 1株当たり当期純利益: 126円51銭
- リスク要因: 為替変動、原材料価格高騰、規制環境の変化などは明確に述べられていないが、不安定な経済環境や物価上昇、人件費上昇といった外部要因が業績に影響を与える可能性があることを認識している。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正に伴う会計方針の変更を当連結会計期間の期首から適用しているが、連結財務諸表への影響はない。
- 「グローバル・ミニマム課税制度に係る法人税等の会計処理及び開示に関する取扱い」の適用についても、連結財務諸表への影響はない。
- 退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異の費用処理年数を8年に変更。これにより、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益はそれぞれ265百万円増加。
- その他:
- 2025年6月26日付で役員の異動(新任取締役、新任監査役、退任取締役、退任監査役)の予定が記載されている。
- 企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、一部前期数値に反映済み。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9069 |
企業名 | センコーグループホールディングス |
URL | http://www.senkogrouphd.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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