2025年3月期 第3四半期決算短信補足説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社テリロジーホールディングス
- 主要事業分野: 情報・通信業(IT/OT/IoT/DXセキュリティ&テクノロジー事業、クラウドセキュリティ事業、ビッグデータマネージメント事業、インバウンドソリューション事業など)
- 代表者名: 代表取締役会長 阿部 昭彦、代表取締役社長 鈴木 達
- 報告概要:
- 提出日: 2025年2月14日
- 対象会計期間: 2025年3月期 第3四半期
- セグメント:
- ネットワーク部門: ネットワーク製品、企業内情報通信システムやインフラの設計・構築などを手掛ける
- セキュリティ部門: サイバー脅威情報サービス、ネットワークセキュリティ製品、セキュリティ認証基盤などを手掛ける
- ソリューションサービス部門: 自社開発ソフトウェアRPAツール「EzAvater」、多言語リアルタイム映像通訳サービスなどを手掛ける
- 発行済株式:
- 証券コード: 5133 (東証スタンダード)
- 今後の予定:
財務指標
- 財務諸表:
- 損益計算書: 売上高、受注残高が増加した一方で、地政学リスクによる資材高騰や円安の影響による輸入商品の仕入価格の上昇、中長期的な経営戦略に向けた人的資本投資に伴う費用増加により、営業利益、経常利益、純利益が減少。
- 収益性:
- 売上高: 5,958百万円 (前年同期比 26.4%増)
- 営業利益: 41百万円 (前年同期比 55.5%減)
- 経常利益: 99百万円 (前年同期比 31.9%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 5百万円 (前年同期比 91.5%減)
- 1株当たり四半期純利益: 0円32銭 (前年同期は3円81銭)
- 財務安全性:
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 2024年3月期第3四半期は93百万円の営業利益に対して、2025年3月期第3四半期は41百万円で減少。売上高は増加しているものの、営業利益率は悪化している。
- 経常利益率の推移: 2025年3月期第3四半期は1.7%(前年同期 5.8%)。
- セグメント別:
- 利益貢献度: 個別のセグメント別利益は提示されていないため、売上高貢献度から利益貢献度を推定することは困難。
- 財務の解説:
- 売上高は全体で26.4%増加し、特にソリューションサービス部門が72.1%増と大きく貢献。しかし、地政学リスクによる仕入価格の上昇や人材投資増により、利益は前年同期比で大幅に減少。為替差益72百万円が経常利益には寄与している。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期 年間配当金実績: 7円00銭
- 2025年3月期 年間配当金予想: 5円00銭
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- ネットワーク部門: 売上高 1,158百万円 (前年同期比 2.6%減)。サイバー脅威への対策製品やクラウド型無線LANシステム等の需要が堅調。
- セキュリティ部門: 売上高 2,379百万円 (前年同期比 12.3%増)。OT/IoTセキュリティやログ管理・分析クラウドセキュリティサービスへの引き合いが増加。
- ソリューションサービス部門: 売上高 2,420百万円 (前年同期比 72.1%増)。インバウンド需要拡大に伴う多言語リアルタイム映像通訳サービスや、中小企業向けセキュリティ対策サービス「Zero-Con SASE」の販売が堅調。
- セグメント戦略:
- ネットワーク部門は、サイバー脅威に対するDDI(DNS、DHCP、IPアドレス管理)のクラウドソリューションモデルの提案活動に注力。RadwareのDDoS対策製品及びWAFの拡販にも注力。
- セキュリティ部門は、OT/IoTセキュリティの提案に注力し、不正アクセスやランサムウェア対策に取り組む。また、独自のセキュリティサービス(偽情報対策など)やログ管理・分析クラウドセキュリティサービスを強化。
- ソリューションサービス部門は、多言語リアルタイム映像通訳サービス「みえる通訳」でインバウンド需要に対応し、RPAツール「EzAvater」や「Zero-Con SASE」の販売、情報システム業務支援などを進める。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2025年3月期を初年度とする新たな3ヵ年の中期経営計画「テリロジーグループ新中期経営計画」を策定。2027年3月期にテリロジーグループ売上高110億円を目指す。
- FY2024目標: 売上高 84億円、経常利益 3.7億円
- FY2025計画: 売上高 97億円、経常利益 5.5億円
- FY2026計画: 売上高 110億円、経常利益 8.0億円
- 自己資本利益率(ROE)の目標を10.0%に設定(FY2023実績 7.6%)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- サイバー攻撃の増加により、社会インフラや企業を保護するサイバーセキュリティ対策の需要が急増。
- インバウンド増加により、多言語リアルタイム映像通訳サービスや訪日外国人向けPRの需要が拡大。
- 中堅中小企業向けネットワークやサーバのリプレース、セキュリティ対策案件が堅調に推移。
- 日本初の「日本サイバーセキュリティファンド」に出資。
今後の見通し
- 業績予想: 2025年3月期の通期業績予想を発表。
- 売上高: 8,455百万円 (2024年3月期実績比 22.9%増)
- 営業利益: 376百万円 (2024年3月期実績比 38.0%増)
- 経常利益: 376百万円 (2024年3月期実績比 5.3%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 262百万円 (2024年3月期実績比 38.8%増)
- 1株当たり当期純利益: 15円98銭 (2024年3月期実績 11円54銭)
- リスク要因: 地政学リスクによる資材高騰、円安の影響による輸入商品の仕入価格の上昇、中長期的な経営戦略の実現に向けた人的資本投資に伴う費用増加が業績に影響を与える可能性がある。
重要な注記
- その他:
- 2022年11月1日に持株会社体制に移行。
- M&A・事業アライアンス戦略を積極的に推進。既存事業の強化・拡大、事業アライアンス、新事業・新市場獲得を目的とした投資活動を実施。投資予算規模は10億円~20億円程度を想定。
- 直近1年間で、アイティーエム株式会社、コンステラセキュリティジャパン(旧テリロジーワークス)、株式会社エフェステップ、ログイット株式会社の株式取得や資本業務提携を発表。日本サイバーセキュリティファンドへの出資、高千穂交易株式会社との資本業務提携も実施。
- 従業員エンゲージメント向上の取り組みとして、賃金引き上げ、従業員持株会への奨励金付与率引き上げ、S研修の実施、エンゲージメント調査の実施・改善策検討を推進。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5133 |
企業名 | テリロジーホールディングス |
URL | https://www.terilogy-hd.com/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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