2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日本ラッド株式会社
- 主要事業分野: エンタープライズソリューション事業、IoTインテグレーション事業
- 代表者名: 大塚 隆之
- 報告概要:
- 提出日: 2024年8月5日
- 対象会計期間: 2025年3月期 第1四半期(2024年4月1日~2024年6月30日)
- セグメント:
- エンタープライズソリューション事業: ソフトウェア面での顧客の競争力強化ニーズに対応し、派遣常駐型システム開発、受託請負型システム開発案件、BI事業などを展開。既存大型顧客からの増員要望や開発案件の増加が継続し、受注増となっている。
- IoTインテグレーション事業: インダストリアルIoT分野及び医療IoT分野で、既存顧客及び新規顧客の受注が増加。同社オリジナルブランドと基幹システムを連携したDX事業を展開。エンベデッド事業では自動車搭載セキュリティシステムや船舶搭載用ソリューションが安定成長を継続。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 5,355,390 株
- 自己株式数: 67,022 株
- 期中平均株式数: 5,239,620 株
- 今後の予定:
- 決算補足説明資料作成の有無: 無
- 決算説明会開催の有無: 無
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産: 4,380百万円(前年度末比84百万円増加)
- 純資産: 3,055百万円(前年度末比129百万円増加)
- 主な変動要因: 現金及び預金の増加(1億71百万円)、受取手形、売掛金及び契約資産の減少(1億61百万円)、有形固定資産の増加(3百万円)、投資有価証券の増加(28百万円)。
- 損益計算書:
- 売上高: 943百万円(前年同期比0.7%増)
- 営業利益: 53百万円(前年同期比33.0%減)
- 経常利益: 118百万円(前年同期比10.9%減)
- 四半期純利益: 78百万円(前年同期比28.5%減)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 214百万円の増加(前年同期比19.0%減)
- 主な要因: 売上債権及び契約資産の減少による収入(1億61百万円)、仕入債務の減少による支出(54百万円)、賞与引当金の減少による支出(83百万円)。
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: 21百万円の支出(前年同期比32.9%増)
- 主な要因: 有形固定資産の取得による支出(12百万円)、無形固定資産取得による支出(8百万円)。
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: 20百万円の支出(前年同期比67.2%減)
- 主な要因: 配当金の支払いによる支出(20百万円)。
- 現金及び現金同等物の四半期末残高: 2,426百万円(前年度末比1億71百万円増加)
- 収益性:
- 売上高: 943百万円
- 営業利益: 53百万円
- 経常利益: 118百万円
- 純利益: 78百万円
- 1株当たり四半期純利益: 15.00円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 69.8%(前年度末68.1%から上昇)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 5.6%(2025年3月期1Q)から比較すると、前年同期の8.6%から減少している
- セグメント別:
- エンタープライズソリューション事業: 売上高5億98百万円、セグメント利益110百万円
- IoTインテグレーション事業: 売上高3億44百万円、セグメント利益57百万円
- 財務の解説:
- 売上高は微増となったものの、営業利益、経常利益、四半期純利益はそれぞれ減少。これは主に営業費用の増加によるものと推察される。自己資本比率は改善しており、財務安全性は向上している。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期 期末配当: 5.00円
- 2024年3月期 年間配当: 10.00円
- 2025年3月期(予想) 年間配当: 10.00円(期末10.00円)
- 特別配当の有無: 現時点での特別配当の記載は無い。配当予想からの修正も無い。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- エンタープライズソリューション事業:
- 売上高: 5億98百万円(前年同期比3.4%増)
- 収益構成: 顧客の競争力強化ニーズに対応し、派遣常駐型システム開発及び受託請負型システム開発案件、BI事業が堅調。既存大型顧客からの増員要望や開発案件の増加が継続。
- IoTインテグレーション事業:
- 売上高: 3億44百万円(前年同期比3.8%減)
- 収益構成: インダストリアルIoT分野及び医療IoT分野では受注増加。オリジナルブランドと基幹システムを連携したDX事業の展開が好調。一方、映像情報システム関連は前年同期を下回る。
- セグメント戦略:
- DXソリューション展開としてIoTとERPノウハウを融合したソリューションスイート化を推進。
- CPM&BIツール「Board」「Tagetik」、Konekti、Wise-PaaS等のコアプラットフォームを活用したプロモーションが軌道に乗る。
- 大手企業向けレガシーシステム継承・刷新へのAIソリューション「JANUS Studio®」、新規AIDプロジェクトにおけるエッジAIプロダクトの開発に注力。
- 幅広い業種・業態へのリーチを活かし、生成型AIやエッジAIといった最先端AI技術の応用と更なる開発投資及び実案件拡大によりAI事業領域の拡大を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2024年5月に3年間の中期経営計画を発表しており、当期がその初年度。過去10年で最高の売上・利益を達成した前事業年度に続き、各セグメントでのサービス掘り下げに重点を置き、DXソリューション展開を推進している。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社との比較に関する具体的な記載は無い。
- 市場動向:
- 国内経済は円安と人材採用難が続くものの、インフレ傾向と春闘での賃金増により景気・消費は緩やかに回復基調を継続。
- ソフトウェア市場では顧客の競争力強化ニーズが非常に強く、特にAIやDX関連の需要が高まっている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期 通期(予想):
- 売上高: 3,863百万円(対前期比3.0%減)
- 営業利益: 150百万円(対前期比43.7%減)
- 経常利益: 200百万円(対前期比37.9%減)
- 当期純利益: 317百万円(対前期比3.3%減)
- 1株当たり当期純利益: 60.91円
- 2024年5月13日に公表された通期業績予想に変更は無い。
- リスク要因: 業績見通しは現状入手可能な情報に基づく判断であり、不確実な要素を含むため、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる可能性があると注記されている。為替や原材料価格、規制環境などの具体的な外部要因に関する記載は無い。
重要な注記
- 会計方針: 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理として、税金費用については、当第1四半期を含む事業年度の税引前純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を見積もり、これに乗じて計算している。
- その他:
- 2024年2月5日開催の取締役会決議に基づき、従業員に対する譲渡制限付株式報酬として自己株式83,700株の処分を行った結果、自己株式処分差益が21,176千円発生し、自己株式が39,590千円減少。これにより資本剰余金が増加し、自己株式が減少している。
- 四半期財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは行われていない。
- 継続企業の前提に関する注記は該当事項なし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4736 |
企業名 | 日本ラッド |
URL | http://www.nippon-rad.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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