EPSとBPSに基づく評価
- 基本EPS: -375.29円（2024年3月期）
- BPS: 負の数値であることから、現在の株価はEPSを大きく下回っていると評価できる。
P/E比率
- 業界平均P/E比率: 7.0
- 現在のP/E比率: 株価571円に対して、基本EPSが-375.29円のため、P/E比率は負の数値となる。これは市場が将来の収益を期待していないことを示唆する。
株価推移
- 直近10日間の株価推移:
- 2024-12-20: 571円（安値569円、高値578円）
- 2024-12-19: 570円（安値570円、高値592円）
- 2024-12-18: 602円（安値596円、高値611円）
- 2024-12-17: 608円（安値603円、高値620円）
- 2024-12-16: 605円（安値604円、高値615円）
- 2024-12-13: 616円（安値613円、高値621円）
- 2024-12-12: 619円（安値617円、高値631円）
- 2024-12-11: 612円（安値605円、高値629円）
- 2024-12-10: 629円（安値625円、高値635円）
- 2024-12-09: 617円（安値611円、高値623円）
- 分析: 直近10日間の株価は、600円前後で推移しており、高値圏にあり、上昇傾向にある。
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標
- 売上高: 過去12か月で244,977百万円（前年同期比-23.40%減）
- 営業利益: -19,851百万円（前年同期比大幅減少）
- 純利益: -22,257百万円
- ROE（過去12か月）: -12.94%
- ROA（過去12か月）: -1.67%
- キャッシュフロー: 1.65B円（過去12か月）
- 負債/資産比率: 69.31%
過去数年分の傾向
- 売上高: 減少傾向
- 利益: 赤字が続いている
- ROE: 低下傾向
競争優位性と課題
- 競争優位性: 代理店を通じた電力小売りの主力、再エネ電力の拡販に注力
- 課題: 売上高と利益の減少、ROEとROAの低下
経営陣のビジョンと戦略
- 中期経営計画: 再エネ電力の拡販、海外進出、自社バイオマス発電の強化
- 具体的な施策: 再エネ事業への投資、市場ニーズに合わせた製品開発
収益モデルと市場ニーズへの適応力
- 持続可能性: 再エネ事業へのシフト、市場ニーズへの適応力が高い
技術開発の動向と独自性
- 技術革新: 再エネ技術の開発に注力
- 主力製品: 再エネ電力、バイオマス発電
配当利回りと配当性向
- 配当利回り: 0.00%
- 配当性向: 0.00%
- 自社株買い: 情報なし
株価の直近変動傾向
- 直近変動: 上昇傾向にある
各分析結果のまとめ
- 株価評価: 現在の株価はEPSを下回っており、市場の将来収益期待が低いことを示唆。
- テクニカル分析: 直近10日間で上昇傾向。
- 財務分析: 売上高と利益の減少、ROEとROAの低下が続いている。
- 業界ポジション: 再エネ事業に注力、競争優位性はあるが課題も。
- 経営戦略: 再エネ事業拡大、海外進出、自社バイオマス発電の強化。
- 持続可能性: 再エネ市場へのシフトが持続可能性を高める。
- 技術革新: 再エネ技術の開発に注力。
- 株主還元: 配当性向0%、配当利回り0%。
- モメンタム: 株価は上昇傾向。
全体的な見解
イーレックスは再エネ事業に注力し、市場ニーズへの適応力は高いものの、財務面では課題を抱えている。株価は上昇傾向にあり、再エネ市場の成長が見込まれる中、投資判断には慎重を期す必要がある。
企業情報
| 銘柄コード | 9517 |
| 企業名 | イーレックス |
| URL | http://www.erex.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電力・ガス – 電気・ガス業 |
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