2025年3月期 決算説明会資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 太陽誘電株式会社
- 主要事業分野: 電子部品製造(コンデンサ、インダクタ、複合デバイスなど)
- 代表者名: 福田 智光 (経営企画本部長)
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月9日
- 説明者: 福田 智光 (経営企画本部長)
- 発言概要: 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比6%増、営業利益が同15%増と好調に推移。これは幅広い用途分野での増加と、インダクタ需要の想定以上の伸び、操業度効果、円安による為替影響が要因。2026年3月期は、売上高3,400億円(前期比微減)、営業利益160億円(同53%増)を計画しており、配当金は1株当たり90円を予定。新たな株主還元指標として株主資本配当率(DOE)を追加する。
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年3月期
- セグメント:
- 製品別分類(事業セグメントの詳細は不明)
- コンデンサ: ノートPC、タブレット端末などの情報機器、自動車、サーバーなどの情報インフラ・産業機器向けが増加。
- インダクタ: ゲーム、ワイヤレスイヤフォンなどの民生機器、メモリモジュールなどの情報機器、情報インフラ・産業機器向けが増加。
- 複合デバイス: 中国系スマートフォン向けの通信用デバイス(FBAR/SAW)、回路モジュールが減少。
- その他: アルミニウム電解コンデンサが減少。
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上高: 341,438百万円 (前年同期比 5.8%増)
- 営業利益: 10,459百万円 (前年同期比 15.2%増)
- 経常利益: 10,517百万円 (前年同期比 △23.6%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,328百万円 (前年同期比 △72.0%減)
- セグメント別状況 (製品別):
- コンデンサ: 売上高 232,066百万円 (構成比 68.0%)。前期比+12.7%増。
- インダクタ: 売上高 61,546百万円 (構成比 18.0%)。前期比+10.8%増。
- 複合デバイス: 売上高 22,986百万円 (構成比 6.7%)。前期比△34.2%減。
- その他: 売上高 24,838百万円 (構成比 7.3%)。前期比△5.6%減。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 2025年3月期は、売上高が前期比6%増、営業利益が同15%増と増収増益。
- インダクタの需要が想定以上だったこと、操業度効果、円安による為替影響が寄与。
- 売上高、営業利益ともに2月時点の想定を上回った。
- 増減要因:
- 営業利益の増加要因: 操業度効果(+355億円)、原価低減効果(+20億円)、為替変動(+89億円)。
- 営業利益の減少要因: 販売価格影響(△260億円)、固定費増減(△176億円)、その他(△14億円)。
- 経常利益、純利益の減少要因: 後述の「重要な注記」を参照。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- AIサーバーや自動車向けを中心とした電子部品の需要拡大に対応するため、コンデンサの高信頼性品や大型形状品の能力増強を継続し、供給量を増加させる。
- 進行中の施策:
- 通信用デバイスの構造改革などによる費用削減。
将来予測と見通し
- 業績予想 (2026年3月期):
- 売上高: 340,000百万円 (前期比△0.4%減)
- 営業利益: 16,000百万円 (前期比53.0%増)
- 経常利益: 15,000百万円 (前期比42.6%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 8,000百万円 (前期比243.6%増)
- 根拠:
- 需要: AIサーバーや自動車向けを中心に電子部品の需要拡大を見込み、コンデンサの能力増強を継続。
- 売上: 各国の関税措置による直接的影響は軽微と想定。間接的影響は不透明だが、最終製品への価格転嫁に伴う需要減をリスクと想定し、売上への影響を△90億円と試算済。
- 生産: 今期末の全社棚卸資産は前期末比約60億円増加を見込む。
- 費用: 通信用デバイスの構造改革による費用削減に取り組むが、固定費全体では減価償却費を中心に前期比増加を見込む。
- マクロ経済の影響:
- 為替: 対米ドル期中平均レートは2025年3月期の152.61円に対し、2026年3月期予想は140.00円と12.61円の円高を見込む。
- 関税措置: 各国の関税措置による直接的影響は軽微と想定されるが、最終製品への価格転嫁に伴う需要減がリスク要因。
配当と株主還元
- 配当方針:
- 従来の配当性向30%に加え、新たに株主資本配当率(DOE)3.5%を株主還元の指標として追加。
- 配当実績:
- 1株当たり配当金 (2025年3月期): 90円
- 1株当たり配当金 (2026年3月期予想): 90円 (前期と同額)
製品やサービス
- 製品:
- コンデンサ、インダクタ、複合デバイスが主要製品。
- コンデンサ・インダクタは情報機器、自動車、情報インフラ・産業機器向けに販売増加。
- 複合デバイスは中国系スマートフォン向け通信用デバイスの減少により売上減少。
重要な注記
- リスク要因:
- 各国の関税措置による間接的な影響、特に最終製品への価格転嫁に伴う需要減。
- エレクトロニクス市場は変動性が激しい。
- その他:
- 決算説明資料に記載されている計画、業績見通し、戦略、確信等は、現状入手している情報に基づいた予測・想定であり、実際の業績は様々な要素によって見通しと異なる可能性がある旨の免責事項が記載されている。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6976 |
企業名 | 太陽誘電 |
URL | http://www.ty-top.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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