2024年3月期 決算短信日本基準
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 兼松エンジニアリング株式会社
- 主要事業分野: 環境整備機器関連事業並びにこれらの付帯業務
- 代表者名: 山本琴一(代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2024年5月13日
- 対象会計期間: 2023年4月1日~2024年3月31日 (2024年3月期)
- 決算補足説明資料作成の有無: 無
- 決算説明会開催の有無: 無
- セグメント:
- 各事業セグメントの名称と概要: 環境整備機器関連事業並びにこれらの付帯業務の単一事業であるため、セグメントごとの記載は省略されている。主な製品としては強力吸引作業車、高圧洗浄車、粉粒体吸引・圧送車、部品売上、その他がある。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 5,564,000株 (2024年3月期末、自己株式を含む)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年3月期(予想)
- 株主総会: 2024年6月19日 (定時株主総会開催予定日)
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産: 13,383百万円 (前事業年度比 371百万円減少)。売上債権、棚卸資産の増加があったものの、現金及び預金の減少、有形固定資産の減少等により総資産は減少した。
- 純資産: 6,641百万円 (前事業年度比 353百万円増加)。当期純利益の計上により増加した。
- 損益計算書:
- 売上高: 12,403百万円 (前期比 9.4%増)。主に強力吸引作業車、粉粒体吸引・圧送車、その他特殊製品の売上増による。
- 営業利益: 808百万円 (前期比 14.0%増)。売上総利益は増加したが、人件費、減価償却費等の増加により、増益幅は限定的。
- 経常利益: 829百万円 (前期比 13.2%増)。営業外収益の受取賃貸料の貢献あり。
- 当期純利益: 618百万円 (前期比 18.0%減)。前事業年度は補助金収入があったため、その反動で減益。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュフロー: △111百万円 (資金融出)。売上債権、棚卸資産の増加、法人税等の支払いによりマイナス。
- 投資活動によるキャッシュフロー: △150百万円 (資金融出)。主に固定資産の取得による。
- 財務活動によるキャッシュフロー: △615百万円 (資金融出)。長期借入金の返済、配当金の支払いによる。
- 収益性:
- 売上高: 12,403百万円 (対前期増減率 9.4%増)
- 営業利益: 808百万円 (対前期増減率 14.0%増)
- 経常利益: 829百万円 (対前期増減率 13.2%増)
- 純利益: 618百万円 (対前期増減率 △18.0%減)
- 1株当たり利益: 126.79円 (2024年3月期)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 49.6% (2024年3月期)。前事業年度の45.7%から改善。
- 効率性:
- 総資産経常利益率: 6.1% (2024年3月期)。前事業年度の5.5%から改善。
- 売上高営業利益率: 6.5% (2024年3月期)。前事業年度の6.3%から改善。
- セグメント別:
- 利益貢献度など: 単一セグメントのため記載なし。
- 財務の解説:
- 当事業年度の経済状況は、コロナ禍の収束、個人消費やインバウンド需要の拡大、半導体関連の設備投資需要により生産の持ち直しが見られたが、物価高や能登半島地震の影響、自動車メーカーの不正問題によるマイナス要因も存在。都市開発や金融市場の安定は景気を下支えした。
- 経営成績は、シャシの入庫進捗により大型機種の販売が増加。部材高騰の影響、基幹システムの償却負担、譲渡制限付株式の費用化、前事業年度の補助金収入計上終了により、増収減益の結果となった。受注環境は引き続き好調で、受注残高は高水準で推移。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 期末配当 44.00円、年間配当 44.00円。配当性向 34.7%。
- 2025年3月期 (予想): 期末配当 40.00円、年間配当 40.00円。配当性向 33.1% (予想)。
- 特別配当の有無:
- 2024年3月期: 普通配当12円00銭、特別配当32円00銭。
- 2025年3月期 (予想): 普通配当12円00銭、特別配当28円00銭。
セグメント別情報
- セグメント別状況: (単一セグメントであるため、詳細なセグメント別データは提供されていませんが、製品別の売上高情報が提供されています)
- 強力吸引作業車: 売上高 8,590百万円 (前期比 20.3%増)。大型機種販売増加、インフラ整備・都市再開発・レンタル業からの安定需要。受注高・受注残高とも増加。
- 高圧洗浄車: 売上高 1,323百万円 (前期比 43.7%減)。下水道関連のインフラ整備需要は安定的だが、売上高・受注高は減少。受注残高は増加。
- 粉粒体吸引・圧送車: 売上高 241百万円 (前期比 508.3%増)。工場関係向け需要が継続し、売上高は大幅増加。受注高は増加したが、受注残高は減少。
- 部品売上: 売上高 1,168百万円 (前期比 5.6%増)。高水準で堅調に販売。
- その他: 売上高 1,080百万円 (前期比 55.0%増)。「トンネル壁面清掃車」等の特殊製品の売上計上。
- セグメント戦略:
- 各セグメントの戦略や成果、今後の見通しなどの説明: 単一セグメントであるため、特定の戦略は明記されていませんが、各製品分野での需要動向と販売実績から、市場ニーズに応じた製品供給と技術開発に注力していることが示唆されます。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: — (本短信では中期経営計画の進捗について具体的な記述なし)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: — (本短信内での直接的な競合他社との比較はなし)
- 市場動向:
- 国内経済は雇用や所得環境の改善が見込まれるものの、物価高や海外景気下振れリスクに留意が必要。
- 部材高騰の影響はあるものの、受注環境は好調。市場シェアや競争優位性に関する具体的な記述はなし。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期 (予想):
- 売上高: 12,500百万円 (対前期比 0.8%増)
- 営業利益: 830百万円 (対前期比 2.7%増)
- 経常利益: 850百万円 (対前期比 2.5%増)
- 純利益: 590百万円 (対前期比 △4.5%減)
- 増益予想の背景: 部材高騰の影響はあるものの、受注環境が好調であり、当事業年度に比べ増益となる見込み。
- リスク要因:
- 業績に影響を与える外部要因: 物価高の影響、海外景気の下振れ、為替変動、原材料価格など。規制環境に関する記述はなし。
重要な注記
- 会計方針:
- 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更: 無
- ①以外の会計方針の変更: 無
- 会計上の見積りの変更: 無
- 修正再表示: 無
- 会計基準については、国内の株主、債権者、取引先が多く、海外からの資金調達の必要性が乏しいため、日本基準を適用している。
- その他: 重要な告知や今後のイベントに関する記述は特になし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6402 |
企業名 | 兼松エンジニアリング |
URL | http://www.kanematsu-eng.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。