2025年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社クラシコム
- 主要事業分野: ライフカルチャープラットフォーム事業(「北欧、暮らしの道具店」と「foufou」の2つのセグメントを展開)
- 代表者名: 青木 耕平
- (その他に何かあれば追加): –
- 報告概要:
- 提出日: 2025年6月13日
- 対象会計期間: 2024年8月1日~2025年4月30日(2025年7月期 第3四半期連結累計期間)
- (その他に何かあれば追加): –
- セグメント:
- 北欧、暮らしの道具店: 暮らしにフィットする商品を販売(D2Cドメイン)およびクライアント企業のブランディングを支援(ブランドソリューションドメイン)する事業。自社サイトやSNS等を通じて記事や動画等のコンテンツも配信する。
- foufou: デザイナーのマール・コウサカ氏が設立したファッションD2Cブランド。洋服だけでなく時計や革製品などのファッション雑貨も取り扱う。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 7,370,400株(2025年7月期第3四半期末、自己株式を含む)
- (その他に何かあれば追加): 自己株式数46株、期中平均株式数7,370,354株
- 今後の予定:
- IRイベント: 2025年6月13日に機関投資家・アナリスト・個人投資家向け会社説明会を開催予定。
- (その他に何かあれば追加): –
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 資産総額: 6,213,613千円 (前連結会計年度比616,823千円増加)
- 負債総額: 1,042,836千円 (前連結会計年度比172,890千円増加)
- 純資産総額: 5,170,776千円 (前連結会計年度比443,932千円増加)
- 損益計算書:
- 売上高: 6,485,134千円
- 営業利益: 871,145千円
- 経常利益: 886,908千円
- 四半期純利益: 569,228千円(親会社株主に帰属する四半期純利益)
- キャッシュフロー計算書: 当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
- 収益性:
- 売上高: 6,485百万円 (前年同期比20.1%増)
- 営業利益: 871百万円 (前年同期比12.7%減)
- 経常利益: 886百万円 (前年同期比16.4%減)
- 純利益: 569百万円 (親会社株主に帰属する四半期純利益、前年同期比17.8%減)
- 1株当たり利益: 77.23円 (潜在株式調整後1株当たり四半期純利益は潜在株式がないため記載なし)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 83.2% (前連結会計年度 84.5%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 前年同期18.49%から当期13.43%へ減少
- セグメント別:
- 北欧、暮らしの道具店: 売上高6,316百万円、セグメント利益897百万円
- foufou: 売上高175百万円、セグメント損失△24百万円
- 財務の解説:
- 資産総額は、現金及び預金、売掛金、商品増加が主な要因で増加。
- 負債総額は、未払法人税等減少があったものの、買掛金増加が主な要因で増加。
- 純資産総額は、剰余金の配当を実施しつつも、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことによって利益剰余金が増加し、全体として増加した。
- 自己資本比率は83.2%と財務的な健全性を維持している。
- 売上高は増加したものの、EBITDA、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は減少している。これはマーケティング投資の拡大などが影響していると推測される。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年7月期実績: 期末配当17.00円、年間配当17.00円
- 2025年7月期予想: 期末配当37.00円、年間配当37.00円 (直近の配当予想からの修正あり)
- 特別配当の有無: 特別配当の記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
北欧、暮らしの道具店
: 第3四半期連結累計期間の売上高は6,316,227千円(前年同期比23.0%増)、EBITDAは934,726千円(前年同期比6.9%減)。foufou
: 第3四半期連結累計期間の売上高は175,334千円(前年同期比33.7%減)、EBITDAは△7,689千円(前年同期は39,754千円のプラス)。
- セグメント戦略:
北欧、暮らしの道具店
:- 3ヵ年の中期成長戦略に基づき、マーケティング投資を拡大。アプリダウンロードを訴求するオンライン広告等に投資し、新規アプリダウンロードユーザーの購入転換が進んだことで新規会員数・購入者数が増加。売上高は過去最高を連続で記録。
- カテゴリの花束戦略として他ブランドとのコラボレーションや初のオリジナル基礎スキンケアの好調により、コスメカテゴリの売上高構成比が5%程度に成長。
- エンゲージメントアカウント数は順調に増加し、公式スマートフォンアプリの累計ダウンロード数は約468万。アプリ経由の注文が全体売上の約72%を占める。
foufou
:- PMIによる健全な運営体制構築が完了し、中長期的な成長に向けた取り組みを進めている。
- 価格戦略の見直し、商品ラインナップの戦略的計画を推進。
- 新規顧客獲得のためポップアップショップを複数回開催し、伊勢丹新宿店でのポップアップは盛況。インスタグラムフォロワー数も増加。
- 「北欧、暮らしの道具店」と初のグループ内コラボ商品が半日で完売し、シナジー効果を模索。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2025年7月期より売上成長率の再加速を目指す3ヵ年の中期成長戦略を掲げ、マーケティング投資の拡大を推進中。現状、売上高は想定を上回る進捗で推移している。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内消費環境は依然として先行き不透明な状況。食料や光熱費の物価上昇が続き、実質賃金は伸び悩んでおり、家計の購買力回復には至っていないと判断。
- 消費支出は前年同月を下回って推移しているものの、2024年12月には2.7%増となるなど変化あり。
- 「家具・家事用品」「被服及び履物」カテゴリは厳しい状況が続いており、海外情勢や為替相場の見通しも不透明。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期連結業績予想を修正し、売上高8,420百万円(対前期比20.1%増)、EBITDA1,050百万円(対前期比8.6%増)、営業利益980百万円(対前期比19.6%増)、経常利益1,000百万円(対前期比13.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益650百万円(対前期比17.3%増)、1株当たり当期純利益88.19円。
- 第3四半期累計期間の売上高が公表した修正業績予想を上回って進捗しているため、通期予想を修正。
- リスク要因:
- 国内消費動向や海外情勢、為替相場などの外部要因による経済状況の変動。
- 業績予想は現時点で入手可能な情報と合理的判断に基づいているが、実際の業績が異なる可能性あり。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用。これにより四半期連結財務諸表への影響はない。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理として、税金費用は税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積もり計算。
- その他:
- 決算補足説明資料はTDnetおよび当社ホームページに掲載予定。
- 株主還元方針として、TSR(株主総利回り)を重視し、成長投資と株主還元のバランスを考慮したダイナミックな株主還元を目指す。
- 配当原資はFCF(フリーキャッシュフロー)を基準とし、当面はその50%を上限とする。期末ネットキャッシュが目標水準を上回る場合に還元可能と判断。
- 株主還元方針は状況変化や期待する効果に対する今後の評価により適宜見直し、変更があった場合は適時開示。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7110 |
企業名 | クラシコム |
URL | https://kurashi.com |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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