2024年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社富士山マガジンサービス
- 主要事業分野: 雑誌販売支援、デジタル雑誌関連事業(「第2の矢」事業)、雑誌購読者情報を用いた事業(「第3の矢」事業)、EdTech事業
- 代表者名: 西野 伸一郎(代表取締役会長CEO)、佐藤 鉄平(取締役CFO兼経営管理グループ長)
- 報告概要:
- 提出日: 2024年11月14日
- 対象会計期間: 2024年1月1日〜2024年9月30日(第3四半期連結累計期間)
- セグメント:
- 当社グループは雑誌販売支援事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しています。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 3,315,620株(2024年9月30日現在)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2024年12月期通期の連結業績予想は据え置き
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表(2024年9月30日現在):
- 総資産: 5,504,051千円(前連結会計年度末比319,716千円減)
- 流動資産: 4,756,151千円(同207,892千円減)
- 現金及び預金が70,185千円増加、未収入金が306,462千円減少。
- 固定資産: 747,899千円(同111,824千円減)
- 投資有価証券が261,592千円減少、ソフトウェアが73,226千円増加、のれんが66,591千円増加。
- 負債合計: 3,055,319千円(前連結会計年度末比419,569千円減)
- 買掛金が15,570千円減少、未払金が334,286千円減少、未払法人税等が31,491千円減少、契約負債が27,834千円減少。
- 純資産合計: 2,448,732千円(前連結会計年度末比99,852千円増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益117,537千円計上による利益剰余金増加、新株予約権行使による自己株式処分等。
- 損益計算書(2024年1月1日〜2024年9月30日):
- 売上高: 4,133,583千円(前年同期比4.2%減)
- 営業利益: 213,483千円(同10.4%減)
- 経常利益: 207,671千円(同12.3%減)
- 税金等調整前四半期純利益: 209,019千円
- 四半期純利益: 131,440千円(同15.8%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 117,537千円(同17.6%減)
- 収益性:
- 1株当たり四半期純利益: 35.85円(2024年12月期第3四半期)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 42.4%(2024年12月期第3四半期)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 5.16%(213,483千円 ÷ 4,133,583千円)
- 財務の解説:
- 雑誌出版市場の縮小、休刊増加によるコミッション収益・配送請負売上の減少が見られたものの、デジタル雑誌関連事業(「第2の矢」事業)が成長し、売上高の37.6%を占めるまでになった。
- 新たに開始したEdTech事業において、株式会社Create Education Onlineの株式取得及び株式会社虔十社の学習塾事業譲受があり、これに伴う一過性の費用(アドバイザリー費用40百万円)が発生した。
- マーケティングコストの抑制等により販売費及び一般管理費は前年同期比で減少。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年12月期: 期末配当16.00円、年間合計16.00円
- 2024年12月期(予想): 期末配当16.00円、年間合計16.00円
- 特別配当の有無:
- 直近に公表されている配当予想からの修正の有無は「無」である。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 当社グループは単一セグメントである雑誌販売支援事業を主要事業としているが、デジタル雑誌関連事業(「第2の矢」事業)が成長し、売上高の37.6%を占めるまでに成長している。
- 雑誌購読者情報を用いた事業(「第3の矢」事業)も営業黒字化している。
- セグメント戦略:
- 雑誌の定期購読者の囲い込み、新規読者の獲得のため、マーケティングチャネルの充実、SEO対策、リテンション対策を実施。
- Fujisan VCS (Fujisan Value Chain Support)の展開及び法人顧客開拓を継続して注力。
- デジタル雑誌関連事業では、株式会社magaportの事業開始に伴い、デジタル雑誌販売に加え、電子書店向けのデジタル雑誌取次分野及び派生サービス領域事業に注力。
- 新たな事業の柱としてEdTech事業を開始。株式会社しょうわ出版を通じて株式会社Create Education Online(オンライン学習塾運営)の株式を取得し、株式会社虔十社より学習塾事業を譲受。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 当連結累計期間においては、EdTech事業開始に伴うM&Aのための一過性の費用の計上等により、2024年12月期連結業績予想の親会社株主に帰属する当期純利益に対し52.9%の進捗に留まっている。
- しかし、法人需要の回復、雑誌購読需要、配送関連請負事業の引き合い継続、電子図書館向け取組みの好調、EdTech事業の業容拡大見込み等から、通期業績予想は据え置いている。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 日本経済は旅行者回復により個人消費が明るい兆しを見せるが、国際情勢の不安定化やインフレにより不透明な状況が継続。
- インターネット及びブロードバンド関連の環境は引き続き拡大基調(固定系超高速ブロードバンド契約、第5世代携帯電話契約ともに増加)。
- 一方で、雑誌市場全体は前年比で約7.2%減であり、返品率も悪化傾向。
- 当社グループの総登録ユーザー数は増加しているが、個人ユーザーのアクティブユーザー数は休刊雑誌増加の影響で減少傾向。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2024年12月期通期の連結業績予想は、売上高5,771百万円、営業利益357百万円、経常利益355百万円、親会社株主に帰属する当期純利益222百万円、1株当たり当期純利益68.98円と据え置き。
- リスク要因:
- 為替変動、原材料価格、規制環境など外部要因については記載なし。
- 雑誌出版市場の縮小傾向、休刊雑誌の増加は業績に影響を与える可能性がある。
- EdTech事業におけるM&Aに伴う一過性の費用発生や、今後の事業展開の進捗が業績に影響を与える可能性がある。
重要な注記
- 会計方針:
- 四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更として、株式会社ちょこっとワークとCrearte Education Online株式会社の2社が新規に連結対象に追加されている。
- 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示は「無」。
- その他:
- 2024年7月2日付で株式会社しょうわ出版を通じてCreate Education Online株式会社の株式を取得し連結子会社化。
- 2024年7月26日付で株式会社しょうわ出版を通じて株式会社虔十社の翔進予備校事業、アカデミア事業及び塾事業の譲受を実施。
- 監査法人による四半期連結財務諸表に対する期中レビューは実施済み。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3138 |
企業名 | 富士山マガジンサービス |
URL | http://www.fujisan.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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