2025年9月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社インタースペース
- 主要事業分野: インターネット広告事業(パフォーマンスマーケティング、メディア)
- 代表者名: 河端 伸一郎 (代表取締役執行役員社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月13日
- 対象会計期間: 2024年10月1日~2025年3月31日 (2025年9月期第2四半期)
- セグメント:
- パフォーマンスマーケティング: インターネットを活用した成果報酬型広告であるアフィリエイトサービスを主軸とした事業。海外事業(インドネシア中心)でのアフィリエイト広告、迷惑電話防止サービス「ダレカナブロック」やクラウドバックアップサービス「ポケットバックアップ」も含む。
- メディア: ママの情報プラットフォーム「ママスタ」を主軸とした事業。人材系比較メディアや学習塾ポータルサイト「塾シル」も含む。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 6,967,200株 (期末発行済株式数、自己株式を含む)
- 今後の予定:
- IRイベント: 2025年5月14日に機関投資家・アナリスト向けのオンライン決算説明会をWEB会議システムで実施予定。当日使用する決算補足説明資料は開催後速やかに同社ホームページに掲載予定。
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産が前連結会計年度末に比べ347百万円増加し11,580百万円。主に売掛金及び契約資産の増加による。
- 負債合計が前連結会計年度末に比べ396百万円増加し5,987百万円。主に買掛金及び未払金の増加による。
- 純資産が前連結会計年度末に比べ49百万円減少し5,592百万円。親会社株主に帰属する中間純利益134百万円があったものの、剰余金の配当188百万円により減益。
- 損益計算書:
- 売上高: 4,466百万円 (前年同期比11.8%増)
- 営業利益: 292百万円 (前年同期比32.8%減)
- 経常利益: 280百万円 (前年同期比34.0%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 134百万円 (前年同期比46.2%減)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュフロー: 245百万円の資金収入(前年同期は455百万円の収入)。主な増加要因は税金等調整前中間純利益と仕入債務の増加額、減少要因は売上債権及び契約資産の増加額と法人税等の支払額。
- 投資活動によるキャッシュフロー: 155百万円の資金支出(前年同期は179百万円の支出)。主な減少要因は無形固定資産の取得による支出。
- 財務活動によるキャッシュフロー: 187百万円の資金支出(前年同期は156百万円の支出)。主な減少要因は配当金の支払額。
- 現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ105百万円減少し5,848百万円。
- 収益性:
- 売上高: 4,466百万円 (前年同期比11.8%増)
- 営業利益: 292百万円 (前年同期比32.8%減)
- 経常利益: 280百万円 (前年同期比34.0%減)
- 純利益: 134百万円 (前年同期比46.2%減)
- 1株当たり利益: 21.49円 (中間純利益)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 48.3% (前連結会計年度末は50.2%から減少)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 前年同期は10.88% (435百万円/3,996百万円)に対し、当期は6.54% (292百万円/4,466百万円)に減少。
- セグメント別:
- パフォーマンスマーケティング: 売上高2,827百万円、セグメント利益243百万円。
- メディア: 売上高1,639百万円、セグメント利益49百万円。
- 財務の解説:
- 売上高は増加したが、営業利益、経常利益、純利益は減少した。これは、経済環境の不透明性や市場の動向、そして事業セグメントごとの収益性変化が影響していると推測される。特に、パフォーマンスマーケティングおよびメディアセグメントの両方で利益率が低下している。自己資本比率も低下傾向にあるが、財務の安全性は一定の水準を保っている。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年9月期 年間配当: 30.00円 (期末配当)
- 2025年9月期(予想) 年間配当: 30.00円 (期末配当予想)
- 中間配当: 2024年9月期 0.00円、2025年9月期 0.00円
- 特別配当の有無: 特別配当の記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- パフォーマンスマーケティング:
- 売上高: 2,827百万円 (前年同期比14.2%増)
- 収益貢献度: セグメント利益 243百万円 (前年同期比6.5%減)
- アクセストレードがサービス分野中心に堅調に推移し、海外事業も好調に推移。ストック収益も順調に拡大。
- メディア:
- 売上高: 1,639百万円 (前年同期比7.8%増)
- 収益貢献度: セグメント利益 49百万円 (前年同期比71.9%減)
- ママスタがサイト訪問者数堅調に推移したが、広告単価やプラットフォーマー規制により収益が伸び悩む。人材系比較メディアは過去最高の売上高、学習塾ポータルサイト「塾シル」は獲得数が増加。
- セグメント戦略:
- パフォーマンスマーケティング: 日本国内および東南アジアでのアフィリエイト広告市場のさらなる拡大に注力。
- メディア: 比較検討型メディアに対して積極的に成長投資を実施。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 当社グループは中期経営計画達成に向け、「生産性向上と商品力強化」「収益基盤の安定化と投資推進」「海外事業の成長投資の推進」に取り組んでいる。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- インターネット広告市場は継続的な成長が見込まれており、2025年には前年比9.7%増の3兆2,472億円まで拡大すると予想されている。
- 国内経済は個人消費の持ち直しに足踏みが見られるものの、雇用・所得環境の改善で回復基調が続く。しかし、物価上昇や米国の政策動向などにより、先行きは不透明な状況。
今後の見通し
- 業績予想: 2025年9月期の連結業績予想 (2024年10月1日~2025年9月30日)
- 売上高: 9,000百万円 (対前期増減率13.8%)
- 営業利益: 750百万円 (対前期増減率35.0%)
- 経常利益: 750百万円 (対前期増減率52.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 400百万円 (対前期増減率572.0%)
- 1株当たり当期純利益: 63.73円
- 直近に公表されている業績予想からの修正は無い。
- リスク要因: 為替、原材料価格、規制環境などに対する言及は明確にはないものの、広告表示に関するプラットフォーマーの規制がメディアセグメントの収益に影響を与えていることが示唆されている。経済の不透明性、個人消費の下振れ、通商政策の動向が業績に影響を与える可能性がある。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当中間連結会計期間の期首から適用。これにより、法人税等の計上区分に関する会計方針が変更されたが、中間連結財務諸表への影響はない。
- 連結会社間における子会社株式等の売却に関わる税務上の繰り延べに関する会計方針も変更されたが、遡及適用後も中間連結財務諸表への影響はない。
- その他:
- セグメント名称の変更: 前中間連結会計期間より、「インターネット広告」を「パフォーマンスマーケティング」へ、「メディア運営」を「メディア」へ変更。これは名称変更のみで、セグメント情報に与える影響はない。
- 自己株式の期末発行済株式数と期中平均株式数は前年9月期から変更されていない。
- 決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2122 |
企業名 | インタースペース |
URL | http://www.interspace.ne.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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